Liquitous、欧州スタディツアー報告書発行にあわせて、「デジタル市民参画プラットフォーム海外事例報告イベント」を開催

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株式会社Liquitous(本社:神奈川県横浜市、代表取締役CEO:栗本 拓幸)は、2023年7月14日(金) に、昨年12月に実施した欧州スタディツアー及びその報告書の発行にあたって、「デジタル市民参画プラットフォーム海外事例報告イベント」を開催します。
本イベントでは、弊社から報告書をもとに、欧州スタディツアーを通して把握した海外事例の現状を紹介するとともに、ゲスト登壇者として、国内自治体職員や、政策デザインの専門家をお招きし、国内の先進事例紹介やパネルディスカッションも合わせて実施します。

  • 企画概要・企画背景

昨今、市民の声を聞き、政策に反映するツールとして、デジタル市民参画プラットフォームを活用する取り組みが始まっています。市民参画プラットフォームとは、市民自らまちづくりや政策に対するアイデアを提案し、行政や他の市民と議論できる仕組みです。既に北欧諸国をはじめとする欧州では、プラットフォームを活用した参加型予算などの市民参画の取り組みが実施されています。そして、弊社は、独自の市民参加型合意形成プラットフォーム「Liqlid」を開発し、神奈川県鎌倉市などをはじめとした国内自治体において、取り組みを進めています。

令和4年度に、株式会社Liquitousは兵庫県及び神戸市による「SDGs CHALLENGE 2022」に採択され、その支援を受けて、デジタルプラットフォームを活用した市民参画の取り組みを実施する欧州諸国内の自治体・プラットフォームを開発するスタートアップ等と直接対話し、双方の事例紹介や、問題意識の共有などを行う欧州スタディツアーを行いました。

7月14日(金)に開催する本イベントでは、欧州スタディツアーの報告書及び、各自治体や事業者とのパネルディスカッションを通して得た知見を報告するとともに、日本国内の自治体の新しい取り組み事例に触れながら、デジタル市民参画プラットフォームの今後について展望を考えます。なお、ご参加いただいた皆様には、報告書データを共有いたします。

  • 「デジタル市民参画プラットフォーム海外事例報告イベント」開催概要

〇 主催:株式会社Liquitous
〇 開催日時:7月14日(金) 15:30〜17:00
〇 オンライン配信:Zoom(予定)を介して配信予定。

お申し込み方法

〇 ご参加お申し込み: https://forms.gle/eMVNz72qoWsceqE17 

※本イベントは、オンライン参加に限定したイベントといたします。また、ご参加いただいた皆様には、報告書データを共有いたします。

  • 本イベントのプログラムおよび登壇者

■【報告】欧州スタディツアーの概要と報告 / 報告者:株式会社Liquitous 藤井 海

デジタル市民参画プラットフォームを導入している欧州の各自治体及びプラットフォーム開発事業者の取り組み内容や、国連機関とのディスカッションを通して得た知見などをご報告します。

※報告する視察先は以下の通りです。

・ヘルシンキ市(フィンランド)

・オスロ市(ノルウェー)

・Citizen lab(ベルギー)

・国連開発計画(UNDP Oslo Governance Center)

■【プレゼンテーション】デジタルプラットフォームを活用した新しい取り組み / 報告者:石本 玲子さん(高砂市政策部経営企画室企画課主幹)

日本国内で、デジタル市民参画プラットフォームを活用した新しい取り組みとして、高砂市「たかさご未来資産を貯めようプロジェクト」を推進している、兵庫県高砂市政策部経営企画室企画課主幹 石本 玲子さんから、高砂市で進めている事業の狙いやデジタルプラットフォームへの期待などをプレゼンテーションいただきます。

■【パネルディスカッション】海外の知見などをもとに国内で取り組みを進めるには?

日本国内においてデジタル市民参画プラットフォームを活用した取り組みはどのように受容されうるのか。また、デジタル技術を活用した市民参画を展開する上で必要な要素は何か。デザイン思考を用いた政策形成プロセス(政策デザイン)にも詳しい、株式会社Re:public(リ・パブリック)共同代表の市川 文子様、そして高砂市・石本 玲子様をパネリストに迎え、海外視察で得た知見や、高砂市の事例をもとに、市民参画の”デザイン”や”デジタルプラットフォームの展望”を考えます。

【パネリスト】

・石本 玲子さん(高砂市政策部経営企画室企画課主幹)

・市川 文子さん(株式会社Re:public(リ・パブリック) 共同代表)

・栗本 拓幸 (株式会社Liquitous 代表取締役CEO)

・藤井 海(株式会社Liquitous 取締役)

  • 株式会社Liquitous 代表取締役CEO 栗本拓幸のメッセージ

昨年度弊社は、兵庫県・神戸市・国連プロジェクトサービス機関(UNOPS)によるプログラム「SDGs CHALLENGE2022」への採択・支援を受けて、欧州におけるデジタル市民参画プラットフォームに関する欧州スタディツアーを実施することができました。今回のイベントは、この欧州スタディツアーから弊社が得られた知見について、まずはイベント参加者の皆様に共有し、デジタルプラットフォームを用いた市民参画のあり方について、一緒に考えることを目的にしています。

ぜひ、皆様にもご参加をいただけますと幸いです。お申し込みのほどお待ちしております。

  • 株式会社Liquitousについて

Liquitousは「一人ひとりの影響力を発揮できる社会」を目指し、テクノロジーで政策形成プロセスの包摂性・透明性・対応性をより向上させるため、市民参加型合意形成プラットフォーム「Liqlid」の開発と、導入・運用・定着支援や効果分析を通した社会実装を一気通貫で行う「市民と行政の間のコミュニケーション・エージェント」です。

神奈川県鎌倉市や千葉県木更津市、大阪府豊中市など全国の自治体の皆様や、柏の葉スマートシティをはじめとしたまちづくりにおいて、計画・構想策定や行政ニーズ把握の仕組みや、スマートシティの基盤として「Liqlid」を活用した取り組みを進めています。

〇 社名:株式会社Liquitous(代表取締役・CEO:栗本 拓幸)
〇 ホームページ: https://liquitous.com
〇 Twitter: https://twitter.com/liquitous
〇 Facebookページ:https://www.facebook.com/Liquitous/ 

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