横浜市立大学は2018年に首都圏初のデータサイエンス学部を設置しました。大学機関でデータサイエンスをキーワードとした教育プログラムが次々と誕生している中、それらに先駆ける形でデータサイエンス教育と研究および社会実装に精力的に取り組んでいます。
データビークルはこれまで「データサイエンスの民主化」をミッションに掲げ、従来のツールとは一線を画す新たなプロダクト群の開発とデータ活用人材の育成に関わるサービスを展開し、社会貢献してまいりました。横浜市立大学が2019年度から2022年度に開講した履修証明プログラム『YOKOHAMA D-STEP』では、最高製品責任者である西内啓が講義を行うなど、横浜市立大学とはデータサイエンス人材の養成に連携して取り組んできました。
本協定の継続により、データビークルと横浜市立大学がデータサイエンスにおける産学連携をさらに加速させ、人材育成や共同研究などを通して社会の一層発展に貢献していきます。
■横浜市立大学 データサイエンス学部/研究科について
《データサイエンス学部》
2018年4月設置。首都圏初のデータサイエンス学部として、データから新たな社会的価値を創造できる人材を育成しています。現場重視を特色に掲げ、データが生まれる企業や自治体などの「現場」における実践的な学びの機会を数多く提供しています。
《データサイエンス研究科》
2020年4月設置。データサイエンス専攻、ヘルスデータサイエンス専攻の2専攻からなり、データから新たな価値を創出し、社会実装できる高度なデータサイエンス人材を育成しています。データサイエンス専攻では、従来のデータ解析における、現場の知識の重要性に対する認識不足を解消し、PBLを中心とした実践的データサイエンス力を涵養する学びを提供しています。ヘルスデータサイエンス専攻では、データによって予防・医療・介護といったヘルス領域の課題を解決できる人材の育成を行っています。
《YOKOHAMA D-STEP》
「文理融合・実課題解決型データサイエンティスト育成」プログラム(D-STEPはData Scientist Educational Programの略)は、2019年度から2022年度まで開講した横浜市立大学を中心に、国内初の官民データ活用推進基本条例を制定した横浜市、首都経済圏に集積する民間企業が三位一体となり、これからの産業や地域・自治体のイノベーション創出を担うデータサイエンティストの育成を推進する「履修証明プログラム」です。
社会・行政・企業の“現場”と同じ状況(データ・プロセス・課題)を創り上げることで、座学に終始しがちなプログラムとは一線を画した内容で、現場で独り立ちし、活躍できるデータサイエンティストを養成してきました。2023年度からは、データサイエンス分野のリカレントプログラムとして、大学院科目等履修生制度を準用した新たな履修証明プログラム「DSリカレントプログラム」を開始しています。
■株式会社データビークルについて
2014年11月にデータサイエンスツール専門会社として設立されたデータビークルは、「データサイエンスの民主化」をキーワードにプログラム知識なしで使えるデータサイエンスツールを開発、販売しています。また、多くの企業へのデータサイエンス支援の経験から、データ分析で成果を生み出すためのデータリテラシーを教育するDX人材育成研修プログラムの開発・提供、顧客解像度を引き上げるインサイト調査サ―ビスのオルタナインサイトの提供も行っています。
・会社名:株式会社データビークル
・代表者:代表取締役CEO 油野 達也
・設立:2014年11月
・所在地:東京都港区東新橋2-9-1 CIRCLES 汐留 8F
・事業内容:ビックデータの取得、解析、分析に関する事業 等