日本初の中高年齢層向け社会派のNFTコレクションを線維筋痛症(せんいきんつうしょう)疑いの身体障害者が画像生成AIを用いて制作し「日本経済の失われた30年」を振り返り今後のweb3社会実装を応援します

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線維筋痛症(せんいきんつうしょう)疑いの身体障害者でもある個人投資家・兼業主夫・NFT制作者、MayuCausalDigger(NFT制作者としての通名)が、40歳代以下のありきたりなキャラクターものNFTに飽き足らず、50歳代の自らが所有したいと考える日本初の中高年齢層向けで社会派のNFTコレクション”Japanese Nostalgia”(和名「日本の追憶」)を制作し、「日本経済の失われた30年」を中心とした、厳しい時代の渦中にありながら生まれた日本の誇るべきプロダクト22点を、画像AI生成を用いて擬似的にカメラアングルに立体感のある動きをつけたGIF形式画像に、各プロダクトの歴史、逸話を調査した結果を解説としてまとめた文章付きのNFTとして発表いたします。各解説文の最後には、今後の日本のweb3立国戦略と生成AI技術の社会実装を応援する内容をなるべく含めました。本NFTコレクションは、世界最大のNFTマーケットプレイスOpenSea上で、現時点で22点全てが既にリスティングされており、売出し価格として0.01ETH(イーサ)で購入することができます。

(*)「日本初」につきましては、2023年(令和5年)7月4日 16時00分、日本語によるOpenSea内にてNFT制作者自身による調査結果です。

NFTコレクションの概要:

世界最大のNFTマーケットプレイスOpenSeaにおける、本NFTコレクションの正式名は、OpenSea(オープンシー)で名付けられるコレクション名が現状半角のみで日本語の全角(及びあらゆる言語圏の2バイト文字)に非対応であるため、英名として”Japanese Nostalgia”とすることにいたしました。和名として「日本の追憶」といたします。各作品の画像の上や左にある赤と白の帯は、目立ち過ぎないよう意図的に掠れた加工を施しました。日本の国旗の色を意識して、日本の作ってきたプロダクトに対する敬意と誇りを示しました。

https://opensea.io/collection/japanese-nostalgia

我々中高年層の間で話題になりがちな「日本経済の失われた30年」は、1989年から2019年頃までの経済成長が停滞した期間でした。この間に、バブル崩壊、金融危機、デフレーション、少子高齢化などの問題が生じました。これらは日本経済が弱体化したために現在もより一層深刻化を続けています。これに対して岸田文雄総理大臣は英国訪問時の日本としてのweb3推進表明を皮切りに、日本経済を再活性化するためweb3関連産業を含むスタートアップを応援しようとしています。

「ギルドホールにおける岸田総理基調講演」令和4年(西暦2022年)5月5日

令和4年5月5日 ギルドホールにおける岸田総理基調講演 | 総理の演説・記者会見など | 首相官邸ホームページ
総理の演説や記者会見などを、ノーカットの動画やテキストでご覧になれます。

“デジタルサービスは、新しい付加価値を生み出す源泉であり、日本の地方が直面する少子高齢化や、過疎化といった課題を解決するための鍵でもあります。ブロックチェーンや、NFT(ノン・ファンジブル・トークン)、メタバースなど、web3.0の推進のための環境整備を含め、新たなサービスが生まれやすい社会を実現いたします”

2023年7月現在では、web3産業に加えて、画像、文章、ひいては音楽を人工的に生成することができる、LLM(Large Language Model)を採用した生成AI技術の、実に爆発的なオープンソース化と興隆がこの1年ほどの短期間で起こりました。これら2つの技術基盤をゲームチェンジャーとして導入する方向で、今再び、日本は一丸となって動き出そうとしています。

本NFTコレクションは、私自身が日本のキャラクターもののNFTコレクションにそれほど魅力を感じていないため、むしろ50歳代となった私自身が欲しいと思える社会性の強いNFTコレクションを作りたいと考えて、この3~4ヶ月、試行錯誤しながらチャレンジしてきたものです。結果的に日本の「中高年層」に訴求し、NFT市場全体の拡大に寄与することを目指す新たなコンセプトを含むものになりました。チャレンジのリスクを伴うため、画像につきましては過度な演出は避けました。画像生成AIを用いて静止画に対して擬似的にカメラアングルとしての動きをつけ、短いながらも立体感を感じられるものを採用いたしました。各作品の解説文の最後に記載しました英文は、加工に用いた画像生成AIのライセンス表記で、マサチューセッツ工科大学の策定したものに準拠しています。

各作品の解説文につきましては、生成AIによる画像の加工同様に時間をかけ、短時間で各プロダクトが由来する歴史や逸話が把握できるよう練り直しました。各プロダクトの関係者のご氏名につきましては、冗長かとも思いましたが、逆に若手の方は読めない場合があるかと思い、なるべくふりがなを入れさせていただきました。これら解説も作品の重要な一部とお考えいただければ幸いです。ただ逆にNFTは唯一無二かつ半永久性に価値があるため、万が一間違った記述があっても、コレクションの説明欄とツイッターでアナウンスすることしかできません。この部分については、より詳しく記したくても、URLを含んでまで記すと読みにくくなるため、記述が正しいかどうか検証しにくくなってしまった点について、申し訳なく思っております。

世界最大のNFTマーケットプレイスOpenSeaの共有コントラクトを使い、中高年層向けのNFTを試みるリスクを下げたため、申し訳ございませんが現行の仕様のOpenSeaから他のマーケットプレイスに送ると何らかの不具合を生じると思われます。しかし結果的にハッキングによる盗難のリスクも低下します。各作品はフリーズを施しましたのでOpenSeaが閉鎖しても不変です。ご理解のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。

本NFTコレクションはOpenSea上で、現時点で22点全てが既にリスティングされており、売出し価格の暗号資産にして、切りのいいところをとって0.01ETHとさせていただきました。暗号資産の常として、価格は刻々と日本円に対して変動していますが、現時点では約2800円です。転売の際に制作者にも還元されるロイヤリティとして典型的な値の10%を設定させていただきました。ETHはイーサと呼ばれ、最近ビットコインでNFTを実現したBRC-20を例外とすれば、従来の一般的なやり方でNFT取引ができるブロックチェーンの中で預かり資産(いわゆるTVL)規模最大のEthereumメインネットにおける基軸通貨です。

残念ながら日本円から直接のOpenSeaでのNFT購入はできず、ETHは国内のどの暗号資産取引所でも取り扱いがあるため、国内のいずれかの暗号資産取引所に口座を開いていただいて、銀行から暗号資産取引所へ日本円をクイック入金(または即時入金とも呼ばれ、たいてい月に何時間かのメンテナンス時以外は、24時間いつでも手数料無料で、入金自体は数秒で行われるが提携銀行に限られ、操作は各銀行により異なる)または銀行振込(国内の全銀行が対象の従来の方法)で入金していただく必要があります。ETHを暗号資産取引所内の販売(操作は簡単ですが何%か高い)または取引(操作は複雑ですが各自の知識と経験次第で安くできる)で入手できます。このときに先述のNFTそのものの価格の約2800円相当以外に、ブロックチェーンの利用にかかる手数料として2000円程度はかかると見込んでおくのがベストです。実際にはブロックチェーンは米国を含む世界レベルで利用が混み合う時間帯だと、この手数料(通称、ガス代(がすだい))が高くなり、基本的には取引量の特に大きい米国でのブロックチェーンの利用が少ない時間帯だと安くなるため、日本時間では平日だと午後から夜にかけてが比較的安いと言われています。なお、稀なケースと思われますが、既にETH以外の暗号資産をお持ちの場合、0.01ETHと同等の価値のWETH、DAI、USDC、APEでご購入いただけるようコレクションを設定しました。

それでは第一弾の中高年齢層向けNFTコレクションがうまくいけば、それを経験にして、別のプロダクトらを選定し、改良をほどこした第二弾を続けていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

2023年7月4日、MayuCausalDigger

NFTコレクションの制作者について:

兼業主夫、個人投資家です。兼業主夫の割合は、寒い季節に体調が悪化するため、夏場が主に兼業主婦といった方が正確かもしれません。体を動かすと痛みが憎悪するため、冬は家の自室に籠もりきりになり、パソコンとスマホでほぼ投資と調査、著作だけをしています。現行の制度の下では軽度と判定されている身体障害者でもあり、40歳代で知ることになった「線維筋痛症」(せんいきんつうしょう)に近い極めて診断されにくい痛みの病を幼少の頃から自覚しました。

しかし両親とも小学校の教諭であったにも関わらず、かえって同業の小中学校の教諭の手前、自分たちの子に身体あるいは精神の問題があることを認めると都合が悪いと考えたようで、痛みを訴えて中学校への7キロメールの自転車通学ができないと言ったところ、仮病、成長痛といった言葉を投げかけられ、病院につれていかれることは一度もなく、逆に「根性」の問題として今日では虐待と言われている扱いを受けました。一人悩みをかかえたまま誰にも相談できないため自閉症の傾向もあり、当時はそういった扱いが普通だったようです。

大学に入ってようやくドクターショッピングを始めました。日本でIRUDという新生児から小児を主に対象にした未診断の病の問題に対処する制度が立ち上がったのはここ5年ほどの話で、それ以前は海外の方が進んでいたため米国の筋疾患の患者会に入ったり、ドイツに血液検体を送って遺伝子解析をしてもらったり、米国の遺伝子検査会社にエクソームシーケンシングおよびミトコンドリアDNAシーケンシングをしてもらいましたが、全て徒労に終わりました。

大学時代から始まったドクターショッピングの初めには障害年金の知識がなく通院の記録が残っていないため、初診日証明できないという理由だけで、現行の不公平な制度の下では、冬にどんなに体調が悪化しようとも障害年金が出る見込みはありません。また、幼少発症のため、成人発症とされている線維筋痛症にも該当せず、言わばマイノリティの中のマイノリティとして生まれて約50年間、病を自覚して約40年間を過ごしてきました。

かつては、特定非営利活動法人 希少難病ネットつながる(RDneT/アールディネット)の創設者にして理事長をされていた同年代の香取 久之(かとり ひさゆき)氏と、同じように痛みや痺れを抱えながら未診断のまま放置されている境遇に共感し、ある線維筋痛症の啓発・陳情のイベントを私が主催した際には宣伝のためのご支援をいただきました。しかし、ステージ4の内臓のガンが見つかり、志半ばにして、約1歳になる娘さんを残して香取氏は先立たれました。スマホゲームに溺れた時期があったきっかけも、多少はこの酷い現実があったかと、今にして思われます。香取氏が運営してくださっていた、様々な病気をかかえる患者同士のSNSであるRD‐Oasisも閉鎖されてしまいました。

現在は和組DAO、RULEMAKERS DAO等に出会い、孤独感と生きてても無駄と思われる考えはかなり払拭されました。日本の複雑怪奇な障害者行政、希少難病制度でも、今後日本でも本格化するweb3の産業革命に乗れば、まだ何かが変えられる余地が存在するような気がするようになりました。また、私はもう十分身体的・精神的なリスクに晒されているため、経済的にもハイリスク・ハイリターン戦略を取ることにしました。今は暗号資産投資を小さな失敗を重ねて学びながら、徐々に規模を拡大していっております。幸いにして、現時点に限っては日本の方が欧米よりもweb3と生成AIが有利に展開しているとも言える状況となり、web3方面の活動の一つとして社会性のある中高年齢層向けNFTコレクションを制作いたしました。

投資の経歴は浅いけれども長く、保守的な投資信託は20歳代で始めていました。しかし、インフレに追従できる利回りがでないことに気づき、利回り20%程度と言われる築古戸建て不動産投資を調べるも、自分の体力でDIY等無理でなおかつ木造建築をDIY的に安く見かけよく修繕できたとしても基礎部分が放置されたままだと震災があった場合に賠償問題になりうることを知りました。仕方がないので、低リスクの不動産クラウドファンディングを調べる内に、COZUCHIという想定利回り以上利益が上がった場合にそれを小口投資家に還元してくださる興味深いサービスと、リクルート創業者であられた江副 浩正(えぞえ ひろまさ)氏直伝のCOZUCHI販売会社の武藤 弥(むとう わたる)CEOの不動産投資のリスクコントロールの手法(特に自己信託スキーム)を開発する姿勢に影響され、投資リスクが高ければリスクを下げる方法を新たに自ら開発するという発想法を知りました。そこからブロックチェーンによる透明性が保証された不動産ST(セキュリティトークン)、暗号資産、web3関係の投資へと至りました。

MayuCausalDiggerというNFT制作者名の由来は、大変恥ずかしいのですが、近所の猫に勝手に、まゆ、という名前をつけておりましたところ、当時、自分の病気についての海外からの医学情報収集も兼ねておこなっていた英日の医療機器関係の技術文書の翻訳業が、AI翻訳のGoogleのBERT(通称、Google翻訳)に市場を奪われつつあり、著しくフリーランスへの払いが安くなったため働いても私のTOEIC800を下回る英語力では翻訳業界では東京か大阪でプロジェクトマネージャにでも転職しない限り儲からず、しかし居住地において妻が正社員として大企業の子会社にて働いてくれて家計と息子の教育費をまかなってくれていたため居住地を変えることが妻と家庭にとってリスクともなり、DeepL翻訳が登場していよいよ翻訳業がAI翻訳訂正業へと変わって翻訳業を廃業するに決断するまで、板挟み状態の葛藤が長く続きました。TOEICに関しては、自閉症傾向が関係しているのか、リーディングに比べると、著しくリスニングとスピーキングが弱く、結果的に英語全般の学習効率が悪かったのです。

この時期に精神的にまいってしまって、ほぼ無課金でスマホゲームばかりしていたため、Twitterにゲームアカウントを作りゲームの情報交換とコミュニティ参加をするにあたり、近所の猫にちなんで「まゆ」をアカウント名として名付けたのが発端です。その後、投資中心に何かで収入を得るべく勉強を開始し、AI技術に仕事を奪われたのなら、逆にそのAI技術を使う側に回ろうと決めて、深層学習を応用したシステムトレードの調査もはじめました。しかし50歳にしてPythonを学ぶ学習コストの高さから、そこまでは至らぬうちに、ビットコイン単純保有およびDeFiの流動性提供者としての暗号資産投資の今に至ります。NFT制作を意識し始めたときに、猫の名前では都合が悪いため、新しく意味づけをして「まゆ」から真由へと転じ、真の理由、その原因(Cause)を深く探り下げる者(Digger)、と、自分の病の本当の病態と原因を掘り下げ続けた人生に沿っていると考えて、少し長めの特徴的な名前へと変更しました。

ある意味、著しくやわな人間ではありますが、今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

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