kintoneがエン・ジャパンのDX人材育成支援サービスに採択

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サイボウズ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:青野慶久、以下サイボウズ)は、エン・ジャパン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:鈴木孝二、以下エン・ジャパン)が新たに提供するDX人材育成支援サービス「エンSXリスキリング」に「kintone(キントーン)」が採択されたことを発表いたします。また、エン・ジャパンが2023年6月19日(月)より、サイボウズオフィシャルパートナーとして同サービスを開始することも合わせて発表いたします。

■「エンSXリスキリング」の概要

エン・ジャパンが提供する新サービス「エンSXリスキリング」では、同サービス利用企業に対して、適性検査を用いた科学的根拠に基づくDX人材発掘やkintoneなどのノーコードツールを用いた業務改善を通じ、DX人材育成・推進における伴走支援をします。

エン・ジャパンは2021年より、中堅・中小企業向けにセールストランスフォーメーション(SX)を支援する事業「エンSX」を立ち上げました。この度、同事業の一環として、DX人材の育成支援をするための新サービス「エンSX リスキリング」を開始しました。

■ノーコード・ローコードツール「kintone」によって実現する新ビジネス

本件は、SIer企業やITコンサルティング企業等に限らず、多種多様な業界や業種が、「kintone活用ノウハウ」と「自社の独自ナレッジ」を組み合わせてDXビジネスを創出するという新たな実例です。

kintoneはノーコード・ローコードツールであり、IT未経験の現場社員でもアプリ開発が可能。現場主導で業務改善やDXを進めることができ、この「社内でのkintone活用ノウハウ」を今度はビジネスとして自社の顧客に展開することも可能になります。

実際に、この度の「エンSXリスキリング」にkintoneが採択された背景として、エン・ジャパンがkintoneを活用して自社のDXを推進した経験が挙げられます。

エン・ジャパンは、2017年にkintoneを導入して以来、延べ3,400以上のアプリを開発。年2万6000時間の工数削減を実現しています。

さらにエン・ジャパンの独自の強みは「HRの知見」です。適性テストを活用して事業部内からDX人材「候補」を発掘し、経験学習に基づく育成体系で早期戦力化。DX推進を担うミドルオフィス組織をゼロから立ち上げ、急拡大しています。

「事業会社としてのkintone活用ノウハウ」と「HR専門企業としての人材ノウハウ」を組み合わせて、kintoneユーザー企業としての活躍のみならず、新たにサイボウズオフィシャルパートナーとして、「エンSXリスキリング」を通じてkintoneの提供を手掛けます。

《エン・ジャパンのkintone導入から新ビジネス展開までの流れ》

エン・ジャパンのkintone導入から新ビジネス展開までの流れエン・ジャパンのkintone導入から新ビジネス展開までの流れ

エン・ジャパン kintone導入事例:https://kintone-sol.cybozu.co.jp/cases/en-japan.html

■両社からのコメント

・エン・ジャパン株式会社 『エンSX』事業責任者 野田 勇次郎

『エンSX』は、エン・ジャパンにて体系化された生産性向上・セールスメソッドを企業に提供し、業績向上をするために2021年4月に立ち上げた事業です。これまで多くのベンチャー企業や中堅・中小企業の生産性支援を行なってまいりましたが、多くの経営者が業務効率化・生産性向上に悩まれており、「DX人材がいない」「足りない」という壁に直面していました。

そこで今回、エン・ジャパンは『エンSX』リスキリングの提供を開始します。DX推進が日本全体のトレンドの中で、多くの企業が外部採用だけでは人材は集まらず苦戦をしています。実は、エン・ジャパンも同じ状況でした。そこで当社では、文系やIT未経験者でも扱える、サイボウズが提供するノーコードツール『kintone』を活用し、現場を知る自社の社員から「DX人材」を自ら体系的に発掘し、未経験から育成(リスキリング)をすることに成功。結果、事業は4年で5倍に成長いたしました。 この成長の過程で蓄積した“リスキリング”に関するノウハウを、惜しみなく、そのまま提供することで、より多くの企業の成長に貢献していきたいと考えております。

・サイボウズ株式会社 執行役員 営業本部長 兼 事業戦略室長 栗山 圭太

エン・ジャパンは、kintoneユーザーとして社内DX推進の経験やノウハウを活かし、2022年にはkintoneのエンタープライズ企業向けユーザー会「kintone Enterprise Circle(通称:EPC)」で2代目会長を務めていただきました。

サイボウズは、ご活躍の幅を広げるエン・ジャパンが、kintoneを活用した新サービス「エンSXリスキリング」を開始することを心より歓迎いたします。なお、本件を契機にエン・ジャパンをサイボウズオフィシャルパートナーとして認定するとともに、さらなる躍進を期待しております。

今後ともサイボウズは、多種多様な企業や組織がkintoneのご利用のみならず、kintoneを活用した新たなビジネスを創出し、さらなるkintoneのエコシステム拡大に繋がることを歓迎いたします。

 

■「kintone(キントーン)」とは

東証プライム上場企業の3社に1社を含む、29,500社以上が利用しているサイボウズのノーコード・ローコードツール。ITの知識がなくても自社の業務に合わせたアプリを作成でき、日々変化する業務にあわせた改良も簡単に素早くできます。主な機能として「データベース+ワークフロー+コミュニケーション」の特性があり、顧客管理、出張申請、業務日報など幅広い用途で活用できるため、現場主導の継続的な業務改善を実現します。

製品サイト:https://kintone.cybozu.co.jp

■サイボウズのパートナー制度

サイボウズのパートナー制度「Cybozu Partner Network(通称:CyPN(サイパン)」は、サイボウズとパートナー企業同士でネットワークを形成し、お客さまにより良いソリューションを提供することで、共に発展し、チームワーク溢れる社会を目指すための制度です。

詳細リンク:https://partner.cybozu.co.jp/join/

※商標・著作権表示に関する注記については、こちらをご参照下さい。

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