10年連続でTABLE FOR TWOのプラチナパートナーに認定。途上国への給食支援を継続

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パナソニックグループは、特定非営利活動法人TABLE FOR TWO(以下、TFT)が途上国の子どもたちに給食を届ける活動に2009年から参画しています。2023年4月6日、2022年の取り組みに対し、TFTから「プラチナパートナー」に認定され、感謝状を授与されました。この認定は今年で10年連続となります。

TFTから感謝状が贈呈されるTFTから感謝状が贈呈される

右:TFT事務局長の土井暁子氏

左:パナソニック ホールディングス株式会社 CSR・企業市民活動担当室 福田室長

世界では、今も約10億人が飢餓や栄養失調の問題で苦しむ一方で、20億人近くが肥満などの食に起因する生活習慣病を抱えています。
TFTは、先進国の私たちと途上国の子どもたちが食事を分かち合うことで、この「食の不均衡」を解消し、全ての人の健康を同時に改善することをミッションに活動しています。その仕組みは、肥満や生活習慣病を防ぐためにカロリーを抑えた「TFTメニュー」1食を先進国で取るごとに、途上国に給食1食分に相当する20円が寄付されるというものです。

途上国での給食提供の様子途上国での給食提供の様子

TFT活動に参加している企業・団体のうち、2022年にプラチナパートナーに認定されたのは、年間100万円以上を寄付した5%弱の団体に限られています。2023年4月6日にTFT事務局長の土井暁子氏が来社し、パナソニック ホールディングス株式会社 CSR・企業市民活動担当室 福田室長が感謝状を受け取りました。昨年は在宅勤務が定着して食堂の利用者数が減少しましたが、国内12ヵ所の社員食堂で継続的に活動を実施しました。また食堂がない14拠点では、自動販売機の売り上げの一部を寄付する「CUP FOR TWO」を実施し、合計26カ所で途上国の給食7.3万食に相当する約146万円の寄付を行いました。

TFTメニューの一例TFTメニューの一例

パナソニックグループは2009年からTFTメニューの提供を開始し、2013年以降10年連続でプラチナパートナーに認定されています。これまでに累計2800万円を超える寄付を実施し、ウガンダ、ルワンダ、タンザニア、ケニア、フィリピンの子どもたちに142.9万食の学校給食を提供し、教育の機会を創出してきました。
この取り組みは、SDGsの17の目標のうち、「1:貧困をなくそう」「2:飢餓をゼロに」などの7つの達成に貢献するものです。
教育の機会創出を通じた貧困の解消にも貢献するTFTの取り組みは、パナソニックグループの企業市民活動の3つの重点テーマのうちの1つである「貧困の解消」に合致しており、従業員の食を通じた取り組みが途上国で暮らす人々の幸せにつながっていくことを願っています。
今後も、誰もが自分らしく活き活きとくらす「サステナブルな共生社会」の実現に向けて、TFTの取り組みを通じた社会課題の解決に貢献していきます。

・パナソニックグループ 企業市民活動サイト
https://holdings.panasonic/jp/corporate/sustainability/citizenship.html

【関連リンク】
・パナソニックグループにおけるTFTの取り組み
https://holdings.panasonic/jp/corporate/sustainability/citizenship/solution/tft.html
・特定非営利活動法人 TABLE FOR TWO
https://jp.tablefor2.org/

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