【文部科学省/理研/NTT】
量子コンピュータ政策と開発の最前線
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新社会システム総合研究所は
公益財団法人 原総合知的通信システム基金(大阪府大阪市 代表理事 原 健人)
との業務受託により最先端のICT情報を発信しております。
[セミナー詳細]
[講 師]
文部科学省 研究振興局 基礎・基盤研究課 量子研究推進室
室長補佐 五木田 駿 氏
(国研)理化学研究所 量子コンピュータ研究センター
副センター長 萬 伸一 氏
日本電信電話(株) NTT物性科学基礎研究所
量子科学イノベーション研究部
超伝導量子回路研究グループリーダ 齊藤 志郎 氏
[日 時]
2023年6月22日(木) 午後1時~4時20分
[受講方法]
■会場受講
紀尾井フォーラム
東京都千代田区紀尾井町4-1 ニューオータニガーデンコート1F
■ライブ配信 (Zoomウェビナー)
■アーカイブ配信(2週間、 何度でもご都合の良い時間にご視聴可)
[重点講義内容]
Ⅰ.量子コンピュータ政策の最前線
五木田 駿 氏 【13:00~14:00】
量子コンピュータは社会を大きく変革させる技術として期待されており、世界中で研究開発が加速している。我が国でも昨年度末に国産量子コンピュータの稼働開始が大きく報道されるなど注目度が増してきている。
本講演では、量子コンピュータ取り巻く現状の課題から、最新の政府戦略である量子未来産業創出戦略、および量子コンピュータ関連政策について紹介する。
1.量子技術・量子コンピュータとは?
2.量子コンピュータを取り巻く現状の課題
3.新たな政府戦略:量子未来産業創出戦略
4.量子コンピュータ関連政策のご紹介
5.まとめ
6.質疑応答/名刺交換
Ⅱ.理研における超伝導量子コンピュータ研究開発
萬 伸一 氏 【14:10~15:10】
量子コンピュータの研究開発は世界の主要国で戦略的に進められている。理化学研究所は政府が定めた量子技術イノベーション拠点の一つとして量子コンピュータに関して総合的な研究開発を続けている。超伝導量子コンピュータにおいてはフルスタックの実機研究開発とクラウド経由での実機利用の仕組みを実現した。
本講演では、理研における量子コンピュータ研究開発、特に超伝導量子コンピュータにフォーカスし現状を報告する。
1.量子情報技術の現状
2.理研・量子コンピュータ研究センター紹介
3.理研の超伝導量子コンピュータ技術
4.量子技術イノベーション拠点活動とイノベーション創出
5.今後の展望
6.質疑応答/名刺交換
Ⅲ.誤り耐性量子コンピュータ実現に向けた取り組み
齊藤 志郎 氏 【15:20~16:20】
超伝導量子コンピュータの開発競争は激しさを増し、今年3月には国産初号機が発表された。しかし、現状の量子コンピュータは誤り率が大きく、実用的な計算を実行するためには量子誤り訂正が必要となる。そのために、膨大な数の量子ビットが必要であると言われている。
本講演では、量子ビット数を低減できる可能性のあるボソニック量子ビットに関する研究を紹介する。
1.超伝導量子コンピュータの現状
2.量子誤り訂正
3.超伝導ボソニック量子ビット
4.今後の展望
5.質疑応答/名刺交換
【事務局】
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