チームビューワー、SAPとの協業で製造現場における生産性の向上を実現

この記事は約5分で読めます。
リモート接続ソリューションのグローバルリーダーであるTeamViewer(以下、チームビューワー、当社)は、SAPが推奨する当社のエンタープライズ拡張現実(AR)ソリューションの『TeamViewer Frontline Augmented Reality』(以下、『TeamViewer Frontline』)が製造パフォーマンスの最適化を支援するSAP® Digital Manufacturingに統合されたことを発表しました。これにより顧客企業は、『TeamViewer Frontline』の強力なARベースのワークフローソリューションを活用し、製造工程における生産性の向上とエラーの削減を実現できます。
『TeamViewer Frontline』(https://www.teamviewer.com/ja/frontline/)がSAP® Digital Manufacturing(https://www.sap.com/japan/products/scm/digital-manufacturing-cloud.html)に組み込まれたことで、現場でのハンズフリーの作業が可能になりました。技術者や製造現場の作業員は、作業員が装着するウェアラブル端末に表示されたすべての関連情報を閲覧できるようになり、ミスやダウンタイムの減少、安全性の向上、迅速なオンボーディングを実現します。また、作業員とSAP® Digital Manufacturingで常にデータの流れを共有することで、製造工程の分析と改善、可視性の向上、パフォーマンスの追跡及び強化が可能になります。本ソリューションの導入は規制の厳しい製造業において、業務のみならず、追跡、コンプライアンス、品質管理の改善と向上にもつながります。また、既存のSAP Extended Warehouse Management、SAP Intelligent Asset Management、SAP Field Service Management(https://www.teamviewer.com/en-us/integrations/sap/)に続き今回の統合によって、設計から運用までのあらゆる事業プロセスを当社ARソリューションで網羅することが可能になりました。

チームビューワーのEVP・ビジネス開発担当であるアルフレド・パトロンは次のように述べています。 「SAPの目標であるイノベーションの推進、作業員のスキルサポート、最先端技術による製造業の生産性向上と事業成長はチームビューワーの目標と一致しています。『TeamViewer Frontline』をSAP® Digital Manufacturingに統合することで、SAPのお客様にエンドツーエンドのARプラットフォームを提供することができるようになりました。『TeamViewer Frontline』を活用すれば、製造現場や倉庫で働く作業員に順を追った指示を出せるため、製造工程の改善につながります。本ソリューションを既存の統合ソリューションやデータフロー、サプライチェーン全体のプロセスに組み込むことで、よりシームレスで専門性の高いパフォーマンスを生むことができます。」

SAPの最高収益責任者、デジタルサプライチェーン担当であるベルント・ブランドルは次のように述べています。「昨今のマクロ経済において、企業は各作業工程を徹底的に評価することが求められています。設計から運用までバリューチェーン全体を網羅するソリューションを導入している企業は、価値創造全体に沿ったデータの流れを分析・最適化し、効率と持続可能性において優位に立つことができます。今回のソリューションの統合は、外部からの予期せぬ事態に素早く適応しながら、最高の結果を出すことができる効率的でレジリエンスな製造工程の構築を支援します。」

※本発表内容は、2023年4月14日にドイツで発表された内容の抄訳版です。

                          ###

TeamViewer (チームビューワー)について
チームビューワーはリモート接続プラットフォームのグローバルリーダーとして、デジタル化を推進するあらゆる規模の企業を支援しています。リモート接続ソリューションである『TeamViewer』は、PC、モバイル端末、工場の機械やロボットなどのデバイスと人、そして場所や時間を問わず世界のユーザーとの接続を可能にし、セキュリティの高いリモートアクセス、サポート、コントロール、コラボレーション機能がいかなるオンライン上のエンドポイントでも利用可能です。個人向けには無償で提供しており、現在の登録者は62万人以上に及びます。法人は中小企業から大企業まで多様な業種で利用されています。チームビューワーはデバイスの分散化、自動化、ニューノーマルといった環境の変化に柔軟に対応しながらAR、IoT、AIの分野でのDXやイノベーションを主導しています。会社設立以来、『TeamViewer』がダウンロードされているデバイスは現在25億台に達しています。会社設立は2005年。本社はドイツのゲッピンゲン、従業員は全世界で約1,400名。2022年度の売上は約5億6,600万ユーロ。TeamViewer SE(TMV)はフランクフルト証券取引所に上場しており、MADAX株式指数構成銘柄となっています。TeamViewerジャパン株式会社はTeamViewerの日本法人として2018年に設立されました。日本法人のウェブサイトは https://www.teamviewer.com/ja/

タイトルとURLをコピーしました