株式会社アストロスケールの社長室付副社長に井筒俊司を任命

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持続可能な宇宙環境を目指し、スペースデブリ(宇宙ごみ、以下、デブリ)除去を含む軌道上サービスに取り組む株式会社アストロスケールホールディングス(本社:東京都墨田区、創業者兼 CEO 岡田光信)の子会社で人工衛星の製造・開発を担う株式会社アストロスケール(本社:東京都墨田区、代表取締役社長 加藤英毅、以下「アストロスケール」)は、2023年4月15日付で、井筒俊司が社長室付副社長に就任することをお知らせいたします。

 

今回社長室付副社長に就任する井筒は、30年以上にわたり防衛の分野で活躍してきた人物です。1986年に防衛大学校を卒業後は航空自衛隊に入隊し、前線で活躍した後、ハーバード大学公共行政修士課程を修了しました。その後、内閣官房に出向し、第6航空団司令や西部航空方面隊司令官、航空総隊司令官等の要職を歴任し、直近では、2020年8月から2023年3月まで、第36代航空幕僚長を務めました。 

今後、井筒は戦略、営業、研修等を含む会社経営の分野で当社の成長を牽引していきます。  

アストロスケール代表取締役社長 加藤英毅コメント 
今回の井筒の入社は当社にとって大きな戦力となります。井筒の組織運営や社内の活性化、戦略立案や実行の経験、また幅広い人脈による貢献に期待しています。 

アストロスケール について 
アストロスケールは、宇宙機の安全航行の確保を目指し、次世代へ持続可能な軌道を継承する為、全軌道における軌道上サービスに専業で取り組む世界初の民間企業です。 2013年の創業以来、軌道上で増加し続けるデブリの低減・除去策として、衛星運用終了時のデブリ化防止のための除去(EOL※1)、既存デブリの除去(ADR※2)、寿命延長(LEX※3)、故障機や物体の観測・点検(ISSA※4)など軌道上サービスの実現を目指し技術開発を進めてきました。また、長期に渡り安全で持続可能な宇宙環境を目指す為、技術開発に加え、ビジネスモデルの確立、複数の民間企業や団体、行政機関と協働し、宇宙政策やベストプラクティスの策定に努めています。本社・R&D 拠点の日本をはじめ、英国、米国、イスラエルとグローバルに事業を展開しています。
https://astroscale.com/ja/ 

※1 EOL:End-of-Lifeの略称 
※2 ADR:Active Debris Removalの略称 
※3 LEX:Life Extensionの略称 
※4 ISSA:In-Situ Space Situational Awarenessの略称  

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