<調査結果のポイント> ① 2023年の新入社員研修の実施形式は「オンライン研修」が14.6%(前年比-19.4%)、「オンライン研修と対面研修を併用」が36.2%(前年比+7.2%)、「対面研修」が49.2%(前年比+12.2%) ②2023年の新入社員研修を「オンライン研修」または「オンライン研修と対面研修を併用」で実施すると回答した企業の8割以上が、今後も「オンライン研修」または「オンライン研修と対面研修を併用」を継続予定 ③新入社員研修で効果的だと思う実施形式は「対面研修」と「オンライン研修と対面研修を併用」の二極化 ④2023年の新入社員研修から変更するルールで多かった回答は「リアルの交流会を増やす(53.3%)」と「マスクの着用義務をなくす(39.2%)」。新型コロナウイルスの規制は緩和傾向に ⑤人事・教育担当者が思う、今後新入社員研修で新たに取り入れるとよい研修は「SDGsについて(44.0%)」と「自己のキャリアプランについて(42.1%)」が人気 <調査概要> <利用条件> |
- 前年と比べ「対面研修」が+12.2%、「オンライン研修と対面研修を併用」が+7.2%増加
「Q1. 2023年の新入社員研修はどのような形式で実施予定ですか?」という質問に対し、「オンライン研修」が前年の34%から14.6%に減少(-19.4%)、「オンライン研修と対面研修を併用」は29%から36.2%(+7.2%)に、「対面研修」は37%から49.2%(+12.2%)に増加しました。
- 今後も「オンライン研修」または「オンライン研修と対面研修を併用」を継続する企業は8割以上
Q1.の質問で「オンライン研修」「オンライン研修と対面研修を併用」と回答した方に、「Q2.今後、新入社員研修はオンラインで続けていく予定ですか?」と質問したところ、「オンライン研修を実施する」は17.0%、「オンライン研修と対面研修を併用していく」は66.8%、「新型コロナウイルスが終息すれば対面に戻す」が16.1%という回答となりました。
- 効果的だと思う新入社員の研修形式は「対面研修」と「オンライン研修と対面研修を併用」
「Q3.新入社員研修はどのような形式での実施が効果的だと思いますか?」という質問に対して「オンライン研修」は9.3%、「オンライン研修と対面研修を併用」は41.0%、「対面研修」は49.7%という回答となりました。
「Q3.を選択した理由を教えてください。(自由記述)」という質問に対して、下記の回答がありました。
(回答一部抜粋)
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—「オンライン研修」と選択した回答者—
・オンラインで研修することにこの数年慣れてしまいノウハウもあるから。
—「オンライン研修と対面研修を併用」と選択した回答者—
・コロナ禍になり、オンライン研修を実施したがやはり不充分な点も出てきた。オンラインで不充分な点は、対面研修で補いたいと現場から声が上がっていた。
・オンラインで基礎的なことを、対面で実際に理解しているかどうか表情や行動で確認したい。
—「対面研修」と選択した回答者—
・昨年度もコロナの関係でオンライン研修を実施したのですが、内容がイマイチ伝わってなかったり、質問しにくいという声もあったので、やはり対面研修の方がわかりやすくていいのかなと思います。
- 2023年の新入社員研修は、リアルの交流会を増やす、マスクの着用義務をなくすなど、コロナ規制が緩和
Q1.の質問で「対面研修」「オンライン研修と対面研修を併用」と回答した方に、「Q4.新型コロナウイルスの感染防止対策緩和により、2023年の新入社員研修から変更するルールはありますか?(複数回答)」という質問をしたところ、最も多い回答は「リアルの交流会を増やす(53.3%)」、次いで「マスクの着用義務をなくす(39.2%)」、「出社回数を増やす(31.5%)」が続きました。
- 今後取り入れるといいと思う研修は「SDGs」と「自己のキャリアプラン」
「Q5.今後、新入社員研修で新たに取り入れると良いと思う研修は何ですか?(複数回答)」という質問に対しては、「SDGsについて(44.0%)」「自己のキャリアプラン(42.1%)」の2つに人気が集まりました。
「Q5.を選択した理由を教えてください。(自由記述)」という質問には下記の回答がありました。
(回答一部抜粋)
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—「SDGsについて」を選択した回答者—
・今の時代、考え方が一昔一辺倒だと生き残れないと思う。 男女の差、環境への配慮、新しい時代に寄り添う事が大事。
・SDGsは知ってるようで、知らない人が多いのではないかと感じるから。
・SDGsを考えた企業戦略が今後は必要だから。
—「ダイバーシティーについて」を選択した回答者—
・多様性を尊重した社内風景だと時代にあった事が出来る。
・会社の方針の中で多様性を重視する事があるので落とし込みたい 。
—「AI技術(ChatGPT等)」についてを選択した回答者—
・人工知能に対応することが当社にとって最大の目標だから。
—「自己のキャリアプランについて」を選択した回答者—
・個人の持っている資格など生かせる場所を増やし、スキルアップし、やる気を育てたいと思います。
・様々な働き方が混在する会社なので、ライフスタイルや目標などに合わせてキャリアプランを考えてもらい、長く働きやすい会社であると思って欲しいから。
・未来への指標を若いうちに持ってもらいたい為。
—「SNSリスク・ネットリテラシーについて」を選択した回答者—
・デジタルネイティブの世代だが、リテラシーについては未熟な人もいる。入社後に問題となる行為があると、会社に結びついてしまう事をしっかりと認識してもらわないといけないと思うから。
- 株式会社manebi 代表取締役執行役員CEO 田島 智也 コメント
今年2023年の調査と前年を比べると、「オンライン研修」が減少し、「対面研修」「オンライン研修と対面研修を併用」が増加する結果となりました。2023年の新入社員研修から変更されるルールにおいても「リアルの交流会を増やす」や「マスク着用義務をなくす」という声が多いことから、新型コロナウイルス感染対策が大きく緩和されていることが分かります。
感染対策が緩和される中、この数年でオンライン研修の環境が整ったことで、今後もオンライン研修と対面研修を併用していくという回答も多く集まりました。これらから、オンラインと対面を両方取り入れた研修スタイルが定着してきていることが読み取れます。弊社で提供しているeラーニングにおいても、当初は感染防止対策としてご導入いただいた方が多くいらっしゃいました。しかし、現在ではeラーニングと対面研修を組み合わせ、効率的かつ効果的な研修法として引き続きご利用いただいている企業様がほとんどです。
また、今後取り入れていきたい研修内容については、「SDGs」と「自己のキャリアプラン」に人気が集まりました。通念化してきた「SDGs」を取り入れたいという声や、「自己のキャリアプラン」を明確することで目標を持って働いてもらいたいという声が多く挙がりました。
今後もmanebiは社員教育における調査を定期的に実施していき、社員教育における課題やニーズを素早く把握し、更なるサービスの向上を目指してまいります。
- manebiが提供するサービス「playse.ラーニング」について
「playse.ラーニング」は、オンラインで教育ができるラーニングプラットフォームです。3,000以上のeラーニング教材と自社教材、オンライン集合研修を自由に組み合わせることで、新入社員や管理職に対しキャリアやスキルに合わせた段階的な教育を実施できます。学習ステップの見える化やテストなどもできる多機能ツールです。
詳しくはこちら:https://playse.jp/e-learning
■株式会社manebiについて
manebiは、「⾃分らしく輝くためのプラットフォームをつくる」をビジョンに掲げ、企業の教育/研修を⽀援するSaaSプロダクトを販売。主⼒製品であるラーニングエクスペリエンスプラットフォーム「playse.(プレース)」は、多種多様な業界に対応し、⼤企業からベンチャー企業まで多くの企業で導⼊されています。また、派遣業界特化eラーニング 「派遣のミカタ」は、派遣業界eラーニング コストパフォーマンスNo.1(2020年4⽉トレンドリサーチ調べ)を獲得し、1,200社以上の派遣企業で導⼊。個⼈と組織の幸せを育む技術で世界⼀のHeart -Tech Companyになる事を⽬指しております。
■会社概要
会社名 :株式会社manebi
所在地 :東京都豊島区東池袋1-18-1 Hareza Tower 20F WeWork
代表者 :代表取締役執⾏役員CEO ⽥島 智也
事業内容:ラーニングエクスペリエンスプラットフォーム「playse.(プレース)」事業
⼈材派遣業界特化eラーニング「派遣のミカタ」事業
■本リリースに関するお問合わせ先
株式会社manebi
担当:広報 若井
mail:pr@manebi.co.jp