カーボンニュートラルの実現へ!世界初、工事不要ワンタッチ取付けで消費電力の把握を容易に実現する「IoT電力センサユニット」が登場!

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2050年CO2排出実質ゼロに向け世界中が本格的に動き出しているなか、国内に目を向けると上場企業においては電力使用量・CO2排出量の現状を把握したうえで、細分化した削減目標の具体的な取組みが求められている。

「SIRCデバイス」を搭載し軽量コンパクトを実現 ※画像はΦ25モデル「SIRCデバイス」を搭載し軽量コンパクトを実現 ※画像はΦ25モデル

各種センサの開発製造を手掛ける株式会社SIRCから、カーボンニュートラルや省エネを実現するための「把握」という重要なファクターを担う画期的な新製品がリリースされた。それにより工場などの生産ラインや機械ごとの消費電力を容易に「把握」することができる。

「SIRCデバイス」という5mm角チップをセンサ部に搭載することで、非接触で有効電力の取得を可能にしている。一般的にセンサ部には「コア(磁束を集める環状鉄心)」が採用されるが、SIRC社の「IoT電力センサユニット」では上記の5mm角チップを採用しており、非常に軽量という特徴も備える。
さらに開閉式のセンサヘッドを採用したことにより、2本の線にクランプするだけで消費電力の把握を実現している。
 

例えば工場全体での消費電力を把握している企業は多いが、その内訳までは把握できていないことが多い。

ラインA、ラインB、ラインC、機械A、機械B、機械Cなど、実際の消費電力を把握することで具体的な対策が打ち出せる。
工程の組替えや工程条件の見直し、待機電力の削減などがそれにあたる。
もちろん設備や機械などを省エネタイプに切り替えるのも非常に有効となる。ただしその場合は非常に多くのコストが発生する。
コストが大きくなるということは、当然その効果についても大きく見込める箇所を選定するのだが、
その場合も実際の消費電力を把握しておくことで削減効果を明確にすることができる。

省エネやカーボンニュートラルの取り組みにおいて「消費電力の把握」はいわばスタートラインと言っても過言ではない。
非上場企業においても上場企業と取引がある場合は同様の取り組みが求められるため、
要は「サプライチェーン全体での取り組みが求められている」ということになる。
カーボンニュートラルの実現に向けて、その取組みを進化させる「消費電力の把握」を一度検討されては如何だろうか。

今回リリースされた「IoT電力センサユニット」では消費電力の大きい工場やプラントでの使用を想定し、産業用のAC三相3線を対象としている。
様々なケーブル径に対応するため3サイズをラインナップしている。

  • センサ口径Φ15 電流レンジ ~100A
  • センサ口径Φ25 電流レンジ ~200A
  • センサ口径Φ35 電流レンジ ~300A

SIRC社ではカーボンニュートラルの実現に向けて、これからも独自の技術で社会に貢献していく。

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