不動産業界のDXを支援する「株式会社ZISEDAI」が始動

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 株式会社タスキの子会社である「株式会社ZISEDAI(本社:東京都港区、代表取締役社長:柏村 雄)」は、会社分割(簡易新設分割)による手続きを終え事業を開始いたしましたのでお知らせいたします。

 ZISEDAIは、当社グループが内包する不動産デベロップメント領域のOperational Technology(OT、運用・制御技術)とIT(情報技術)の双方の領域での知見やノウハウを生かした不動産価値流通プラットフォーム「TASUKI TECH」を提供するとともに、コンサルテーションのみならず不動産業界の経営と現場をつなぐクラウド関連のシステムの実装、運用・保守までのサービスを提供し、お客様の業務を統合管理することを可能にし、デジタルトランスフォーメーション(DX)を支援します。

 近年、不動産業界は、2022年5月に宅地建物取引業法が改正され、取引のデジタル化を進めています。新型コロナウイルス感染症の流行、サプライチェーンの課題への対応、SDGsへの貢献、ESG経営が求められている中、企業は競争力を高め、持続可能な社会の実現に貢献するために、サプライチェーンも含めた経営から現場までの事業活動全体を最適化することが必要です。これを実現していくには、AIの活用を含めたDXは欠かせません。

 一方で、全国に約35万ある不動産事業所のうち約86%が従業員数4名以下の小規模事業者(※)であり、業務の効率アップのために予算をかけて大規模なシステム開発を自社で行うことは困難と考えられます。また、デジタル化への取り組みの中で個別最適化されたシステムやプロセスが存在しており、その統合が容易ではないため、現状のDXは、部分最適に留まるケースが多く見受けられます。より大きな効果を出していくためには、各業務に分散しているさまざまなシステムやプロセスを統合管理し、全体で最適化を図ることが必要です。
 

 ZISEDAIは不動産デベロップメント領域において、この全体最適を実現するため、最新技術をすぐにご利用いただける不動産価値流通プラットフォーム「TASUKI TECH」をSaaSサービスとしてサブスクリプション型で提供するほか、お客様の経営から現場までの領域でコンサルティングサービスも提供します。
IT・OTの知見とノウハウを活かしたソリューション提案を行うだけでなく、実効性の高い施策の立案とロードマップの作成からシステムの実装や運用・保守まで、一気通貫のサービス提供を行うことよりお客様が期待通りの成果を出せるよう支援します。

 今回、ZISEDAIの事業開始にあたっては、不動産デベロップメント業務に不可欠となる複雑多岐な建築法規とデジタル・AI技術に強みをもつ人財を集め強化することで、ZISEDAIのソリューション能力をさらに高め、お客様の生産性の向上に貢献します。また、将来的には不動産業界に限らない展開も視野に、SaaSプロダクトの提供とDX・ITサービスや、運用・保守を提供してまいります。

(※)公益財団法人不動産流通推進センター『2021 不動産統計集』従業者規模別事業所数とその割合

◆ 株式会社ZISEDAIの会社概要
社名   :株式会社ZISEDAI
代表者:代表取締役社長 柏村 雄
URL   :https://zised.ai
本社   :東京都港区北青山2-7-9 日昭ビル2F
設立   :2022年12月12日
資本金:2,500万円

◆ 株式会社タスキの会社概要
『タスキで世界をつなぐ』を企業理念に掲げる株式会社タスキは、新築投資用IoTレジデンスの企画開発を 中心に、不動産テック領域で事業を展開しています。アナログな商習慣が未だ残る不動産業界をテクノロジーの力で変革し、‟ライフプラットフォーマー”として、人々の豊かな暮らしを実現させていきます。
社名   :株式会社タスキ
代表者:代表取締役社長 柏村 雄
URL   :https://tasukicorp.co.jp/
本社   :東京都港区北青山2-7-9 日昭ビル2F
設立   :2013年8月12日
資本金:10億4,964万円

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