「Smart Manager」は、ファイナンシャルスタンダードが投資助言を、スマートプラスが証券口座管理および投資一任運用を行います。
独立系ファイナンシャルアドバイザー(IFA)であるファイナンシャルスタンダードは、これまでも投資一任サービスを提供してきましたが、IFAとしての独自性をより発揮したサービスを提供したいと考えていました。スマートプラスは、金融機関やIFAが自社ブランドで投資一任サービスを展開できるパッケージソリューション「Digital Wealth Manager(デジタル・ウェルス・マネージャー)」を提供しています。両者は、ゴールベースアプローチの投資一任サービスという考え方においても思惑が合致し、今回の共同開発に至りました。
今後、担当者がお客様に説明するための詳細なシミュレーション画面や、お客様への細やかなアドバイスを可能にする通知機能などを充実させることで、顧客本位の投資一任サービスを実現していきたいと考えています。また、ファイナンシャルスタンダードが外部の販売パートナーを通じて本サービスを提供していくことも予定しています。
■「Smart Manager」の特徴
1、最大10の目的別に運用が可能
資産運用と言ってもその目的は様々です。「老後資金のための長期資産形成がしたい」「毎年、一定の配当等を受け取りながら運用したい」などの目的によって運用方法は異なります。Smart Managerでは最大10個まで目的別口座ごとに最適化された運用が可能です。
2、ゴールに向けたシミュレーション
目的、目標が定まったら実現可能性を考えるためのシミュレーションが可能です。投資額、投資期間、運用戦略の期待リターン・想定リスクからモンテカルロ法によりシミュレーションを行います。
3、進捗確認、目標金額・投資額の変更も可能
目標を決めて運用をスタートさせた後も、途中経過の確認やその後のシミュレーションができます。お客様のライフプランの変化等によっても、当初立てたプランを修正する可能性があります。修正した場合のシミュレーションも可能です。増額や減額等の修正を行うことで、継続的な資産運用を可能にします。
4、配当金・分配金の受け取り方法が選択できる
投資対象の株式やETFから配当や分配金が出ます。これらの収入を受け取るか再投資するか選択できます。現役世代のお客様で長期の資産形成を行っている場合は、再投資した方が有効でしょう。また、シニア世代のお客様で定期収入を運用目的にしている人は、配当等を受け取りながら運用することができます。受け取り方法を途中で変更することも可能です。
5、各目的別運用を一任できる
お客様の運用目的口座ごとの運用をSmart Managerに一任できます。資産運用は銘柄の選定、基本配分の決定、リバランスなどが必要です。ご自身で継続的に行うと、かなりの手間になります。Smart Managerが目的別口座ごとに最適化した運用を行います。
■「Smart Manager」概要
契約単位 | 500ドル以上1セント単位 |
契約期間 | 契約締結から、解約事由が生じるまでの期間 契約締結日:お客様が電子証明に同意した日 |
運用開始日 | お客様が目的別口座への増額を行い、目的別口座の金額が一定の金額を上回ったとき |
投資対象 | 米国株式市場上場の個別株/米国株式市場上場のETF |
資産配分比率の見直し | 原則四半期に一度(相場の急変時など、市況の動向により見直し頻度が変わる可能性がございます) |
リバランス | スマートプラスの裁量にて適切なタイミングでリバランスを行います。リバランスにより、お客様の資産に応じた最適なポートフォリオが維持できるように努めます。 |
目的別口座 | お客様の用途に応じてスマートプラス内で作成することが可能になります。各目的別口座で別々のポートフォリオを設定できます。目的別口座は最大10個まで作成可能です。 |
増額 | 任意のタイミングで目的別口座の増額ができます。 金額:1万円以上1円単位(円)100ドル以上1ドル単位(ドル) |
つみたて増額 | 定期的(月に1度)に目的別口座の増額ができます。金額:1万円以上1円単位(円)100ドル以上1ドル単位(ドル) |
減額 | 任意のタイミングで目的別口座の減額ができます。 金額:1万円以上1円単位(円)100ドル以上1ドル単位(ドル) 但し、目的別口座の残高の8割を超える減額はできません。 |
目的別口座閉鎖 | 任意のタイミングで目的別口座の閉鎖ができます。目的別口座を閉鎖すると、目的別口座内の資産が全て現金化されて減額されます。 |
運用報告書 | 半期に1度、お客様に運用報告書を発行、交付いたします。 |
取引報告書 | 売買が発生するごとにお客様に取引報告書を発行、交付いたします。 |
取引残高報告書 | 四半期に一度、お客様に取引残高報告書を発行、交付いたします。 |
特定口座年間取引報告書 | 年間に1度、特定口座をお持ちのお客様に特定口座年間取引報告書を発行、交付いたします。 |
譲渡損益 | 特定口座(源泉徴収あり)の場合は自動で計算、税金分が徴収されます。 特定口座の損益は他のスマートプラスサービスと合算されて計算されます。 |
■留意事項
- 「Smart Manager」は、スマートプラスが証券口座管理および投資一任運用を行います。
- ファイナンシャルスタンダードは証券口座開設および投資一任契約の媒介を行います。
- ファイナンシャルスタンダードはスマートプラスに対して投資助言を行います。
【ファイナンシャルスタンダード株式会社について】
金融機関に属さない独立系ファイナンシャルアドバイザー会社として 2012年に設立。主に個人のお客様にゴールベースアプローチに基づいた長期資産運用を実現していただくことを目指す。顧客数は5,812名、仲介預かり資産は1,013億円(2022年12月31日現在)。
会社名 : ファイナンシャルスタンダード株式会社
金融商品仲介業(関東財務局長(金仲)620号)
金融商品取引業(投資助言・代理業)関東財務局長(金商)第3067号
代表者 : 代表取締役 福田 猛
設立 : 2012年10月
所在地 : 本店 有楽町オフィス 東京都千代田区有楽町1-12-1 新有楽町ビル11階
支店 大阪オフィス 大阪府大阪市北区茶屋町19-19 アプローズタワー11階
支店 福岡オフィス 福岡県福岡市中央区今泉1-20-2 天神MENTビル6階
事業内容 : 金融商品取引業
加入協会 : 一般社団法人日本投資顧問業協会、一般社団法人ファイナンシャル・アドバイザー協会、
一般社団法人保険乗合代理店協会
公式サイト : https://fstandard.co.jp/
【Finatextグループと株式会社スマートプラスについて】
Finatextグループは、「金融を“サービス”として再発明する」をミッションに掲げ、次世代金融インフラの提供を通して組込型金融を実現するフィンテック企業グループです。金融サービスのあるべき姿をユーザー視点から見直し、パートナー事業者と共に新しい金融サービスを開発する「株式会社Finatext」、オルタナティブデータ解析サービスの「株式会社ナウキャスト」、証券ビジネスプラットフォームを提供する「株式会社スマートプラス」、次世代型デジタル保険の「スマートプラス少額短期保険株式会社」といった事業会社を擁し、「金融がもっと暮らしに寄り添う世の中」の実現を目指しています。
会社名 : 株式会社Finatextホールディングス
代表者 : 代表取締役CEO 林 良太
証券コード : 東証グロース市場 4419
設立 : 2013年12月
所在地 : 東京都千代田区九段北一丁目8番10号
住友不動産九段ビル9階
公式サイト : https://hd.finatext.com/
■株式会社スマートプラス
株式会社スマートプラスは、証券ビジネスプラットフォーム「BaaS(バース):Brokerage as a Service」を軸に、事業者による自社顧客向け証券サービスの提供を支援するフィンテック企業です。次世代金融インフラの提供を通して組込型金融を実現するFinatextグループにおいて、証券領域における金融インフラストラクチャ事業を担っています。クレジットカードで個別株が買える日本初のサービス「セゾンポケット」開発などの事業者向けサービスのほか、自社でもスマホ投資サービス「STREAM(ストリーム)」を開発・提供しています。
会社名 : 株式会社スマートプラス 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第3031号
代表者 : 代表取締役 小林 紀子
設立 : 2017年3月
所在地 : 東京都千代田区九段北1丁目8番10号 住友不動産九段ビル9階
事業内容: 金融商品取引業
加入協会: 日本証券業協会、一般社団法人第二種金融商品取引業協会、一般社団法人日本投資顧問業協会
公式サイト : https://smartplus-sec.com/