笑福亭鶴瓶、初の生配信番組『無学 鶴の間』に俳優・北村一輝が登場! 貴重な鶴瓶とのトークは必見!!

この記事は約8分で読めます。
USEN-NEXT GROUPの株式会社U-NEXT(本社:東京都品川区、代表取締役社長:堤 天心)が運営する動画配信サービス「U-NEXT」は、2022年12月10日(土)にU-NEXTオリジナルとして独占生配信した笑福亭鶴瓶による初の生配信番組『無学 鶴の間』のイベントレポートを公開いたします。

 

無学とは、50年前に笑福亭鶴瓶が弟子として通っていた、六代目・笑福亭松鶴の旧居で大阪・帝塚山にある寄席小屋。これまで寄席小屋「無学」では、わずか74人のお客さんだけに、落語会や演芸、コンサートなど、秘密のゲストを招いて行う「帝塚山 無学の会」が20年以上にわたって毎月開催されてきました。『無学 鶴の間』は、その生配信版として、U-NEXTを通して笑福亭鶴瓶とゲストとの2人きりのトークライブをお届けする企画です。

北村一輝さんをゲストに迎えて12月10日(土)に開催された『無学 鶴の間』第8回のレポートを公開いたします。

【イベントレポート】
『無学 鶴の間』第8回のゲストは、映画・テレビドラマ・CMなど幅広いジャンルで存在感を見せる俳優・北村一輝。鶴瓶が北村と初めて会ったのは今からおよそ30年ほど前。CMの撮影現場だった。「その時、エキストラで北村一輝がおったんですよ。(出身は)大阪やし、生まれたところも近いということで、そこで仲良くなった。そういう話から入って、その後に(北村が出演する)『大阪最強伝説 喧嘩の花道』というVシネマを観て。あれは三池崇史監督だったけど、それがめちゃくちゃ面白かった。それで『お前、めっちゃおもろいな。すごい良かったわ』と電話したことがあった。それから10年くらいたって、何も知らずに『スジナシ』でオファーを出したんですよ。その時に『はじめまして』と言うたら、(北村のモノマネで)『はじめましてちゃいますやんかぁ』言うて。それで『ええ、そうか!あの時の!』と。あれはうれしかったね」と北村との縁をしみじみ振り返った鶴瓶。
 

だが北村と鶴瓶との不思議な縁はそこがはじまりだった。鶴瓶が乗った飛行機にたまたま隣り合わせたのが北村の母だったこと。そしてその母が、鶴瓶の姉と高校の同級生であったこと。そして鶴瓶の兄が行ってるスナックの隣の席にたまたま北村の父がいて意気投合、鶴瓶に「北村一輝さんの父親と一緒に飲んでんねん」と報告があったことなど、不思議な縁が続いた。さらに鶴瓶が赤坂でチラシを受け取り、そこで入ったカレー屋が、偶然にも北村がオーナーのカレー屋。そこで北村の息子が接客してくれたこともあった。「こんなことってある? すごい縁だよね」としみじみ語る鶴瓶だった。

学生時代は商船高専に通い、船乗りを目指していたという北村。「うちはあまり裕福ではなかったので、世界のあちこちに行くためにはどうしたらいいのかと考えて。普通に生きていたらたぶん行けないけど、船の学校に行けば日本丸という船に乗れる。これで世界に行けるなと。とにかく外の世界に出たかった」というが、しかし学校で学ぶうちに、小学校の頃からの夢である「映画に出たい」という思いが次第に膨らんでいき、結果、商船高専は退学することとなった。

そんな北村に対して鶴瓶は「映画も遠かったし、ドラマも遠かった。全部遠いところからのスタートだからね。それなのに、何年かかったのか分からないけど、今ではいろんな作品に出るようになった。すごいやんか。それは自分を褒めてやらなきゃあかんで」と諭すと、北村も「それは確かに、調子に乗ってると言われるかもですけど、自分を褒めたいなと思いました。頑張りました」としみじみ続けた。

その流れで、「刑事の役をやったら刑事の役ばっかり来るし、怖い役をやったら怖い役ばっかり来る。あれなんなの?」と不思議そうに語る鶴瓶。北村も「確かにそうですね。でも僕は中々、先が決まらなくて。よく見てもらうと分かると思いますけど、ほとんど同じ監督ばかりと組んでいるんですよ。だから1度、一緒にやった監督は何回もやってて。それが続くかどうかが毎回勝負。それが今に続いている。昔、三池監督がVシネマをやっていた時も、そのあとに10本くらい一緒にやっていますし。テレビドラマでも、同じディレクターやプロデューサーと一緒にやることが多い。実はやってる範囲が狭いんですよ」と語ると、「僕らでもそうよ。映画でもドラマでも、そういう輪があるというのは大事だから。だって、山田洋次監督に声かけてもらえるか?」と北村に問いかけた鶴瓶。

そこで北村が「自慢ですか?僕はないですよ」とため息まじりに返して会場は大笑い。そこに「しかも相手役が吉永小百合さんやで」とたたみかけた鶴瓶に、ふたたび北村が「自慢ですか?」とかぶせて会場は大笑い。その様子に思わず笑ってしまった鶴瓶は「自慢じゃないわ! 自然とそういう仲になってしまうということや」と返してみせた。

その後は落語の話となり、「僕が落語を始めたのは50過ぎてからやで」と語った鶴瓶の言葉に、「自分も50を過ぎて、新しいことをやり始めたいんですよね。始めようとしてます」と反応した北村。「40代の時に頭で考えちゃって動けなくなっていた自分がいたんですよ。そうじゃなくて、とにかく数をやろう。そうすればそのうち何か見つかるだろうと思ってます」と付け加える。

そこで「今は何か作っているの?」という鶴瓶の問いかけに、「けっこう昔から書いているんですよ」と返した北村。「例えば今までやったドラマだと『破門(疫病神シリーズ)』とか『猫侍』とかね。本打ち(脚本の打ち合わせ)から入ったりもするし。名前を出す出さないに関わらず、そういうことはトライしてきましたね。
やはり今は映画もテレビも、スタッフはみんな大変。人も集まらないし、労力のわりにサラリーも大変で。僕たち出る人というのは多少はいただいているので。だから僕たちに何ができるのかと思った時に、若いスタッフのためにもお金がまわるようなシステムを作らないといけないなと思っていて。そうしないと現場が殺伐としていくし、悪い空気が流れる。やはり楽しくやっていきたいですからね」。

そんな北村の言葉に「本当にそうやで」と深くうなずいた鶴瓶も、「楽しく生きるというのはもちろんお金だけじゃないけど、でもまずはお金をきちんとしてあげないと。みんな夜中まで仕事してたりするからね。ちゃんとしてあげないと」と付け加えた。

そして最後に「ほんまに今日は学生服を着て、ありがとうございます」と謝辞を述べた鶴瓶。その言葉通り、実はこの日、学ラン姿で登場してきた北村。「そうなんですよ。今日はあまり触れられなかったですけど、この衣装はものすごく頑張って。TBSまで自分で取りに行ったんですよ」と明かす。

さらに「せっかく鶴瓶さんに呼んでもらったから普通で行ってもなぁ、こういう時こそ遊べるんじゃないかと思って。TBSのドラマ部に連絡して、借りてきました。ウケるかなと思って着てきたけど、誰も触れてくれない……しょせんこんなもんですよ」とすねてみせた北村に会場も大笑い。

「唐突やねん。なぜそれなのかも分からないし」と返した鶴瓶だが、北村は「しかも2階にいる時には違う服を着ていたんですよ。鶴瓶さんを驚かせようと思ったこの気持ちを踏みにじられたような気持ちですよ。鶴瓶さんもそうだけど、会場のみんなも誰もリアクションしてくれないし」とボヤくことしきり。鶴瓶も「最後にいじってもらって良かったな。皆さん拍手してください」と会場に呼びかけ、北村に拍手が送られた。

『無学 鶴の間』は、毎月1回、U-NEXTにて独占生配信を行なっており、次回(第9回)は、1月14日(土)の生配信を予定しています。また『無学 鶴の間』過去の配信回は、見逃し配信/アーカイブ配信中。生配信を見逃した方も、ぜひお楽しみください!

【『無学 鶴の間』第8回 見逃し配信はこちら】
https://video.unext.jp/?lc=LIV0000000685

【番組公式Twitter】
https://twitter.com/mugakutsurunoma

【『無学 鶴の間』(第8回)配信情報】
◆配信期間
見逃し配信:配信中
※配信開始から一定期間経過後、見放題作品へ切替えて配信を継続する予定です。
◆出演 笑福亭鶴瓶、<ゲスト>北村一輝
◆会場 帝塚山無学
#U-NEXT #笑福亭鶴瓶 #無学鶴の間 #無学の会 #北村一輝

U-NEXTとは
U-NEXTは見放題作品数No.1※の動画配信サービスです。24万本以上の映画、ドラマ、アニメが見放題で楽しめるほか、公開・放送されたばかりの最新作を含む3万本以上のレンタル作品、さらに84万冊以上のマンガや書籍もラインナップしています。1つのアプリで「観る」「読む」をシームレスに楽しめる、ジャンルを超えたエンタメ体験をお届けしています。 株式会社U-NEXTは、株式会社USEN-NEXT HOLDINGS(本社:東京都品川区、代表取締役社長CEO:宇野 康秀)のグループ会社です。
U-NEXT:https://video.unext.jp 
※GEM Partners調べ/2022年10月時点 国内の主要な定額制動画配信サービスにおける洋画/邦画/海外ドラマ/韓流・アジアドラマ/国内ドラマ/アニメを調査。別途、有料作品あり。

タイトルとURLをコピーしました