温室効果ガスの排出量算出・通知を行う脱炭素クラウドソリューション「CarbonLinks(カーボンリンクス)」をリリース

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デジタルテクノロジーを活用した持続可能型社会の実現を目指す株式会社ビタリー(東京都千代田区、代表取締役 片倉健)は、温室効果ガスの排出量の自動算出や取引先への通知が可能な脱炭素業務推進クラウド「CarbonLinks」を12月13日(火)に提供開始しました。
規模を問わず多くの企業に利用していただき脱炭素社会の実現を加速すべく、本サービスは無料にて提供いたします。

「CarbonLinks」はSaaS型のクラウドソリューションで、ブラウザ上の簡単な操作で「CO2排出量の算出(可視化)」「取引先への排出量の通知」「GHGプロトコルに基づくサプライチェーン排出量算出機能(Scope1,2,3)」に関わる業務を効率的に運用することができます。

当社では今後、「CarbonLinks」のツール提供にとどまらず、既存システムとの連携や業務フロー設計に課題を抱える企業様に対するサービス・サポートの開発も進めることで、脱炭素化による持続可能型社会の実現を推進してまいります。

CarbonLinksサービスサイト: https://lp.carbonlinks.io/

■サービス開始の背景
企業における脱炭素化の実現は緊要の経営アジェンダである一方、脱炭素の取り組みにおいて重要な一歩となる「事業を通じた排出量の把握」の実施にあたっては、新たな業務をどのように組み込むのか、業務プロセスとの統合・整理といった課題が山積しています。
企業の脱炭素経営の実現を支援すべく、「CarbonLinks」は排出量の把握において必須となる「CO2排出量の算出(可視化)」「取引先への排出量の通知」業務を効率化する機能を提供します。

■ご提供する機能
CarbonLinksでは下記の機能を全て無料でご提供します。

1. GHGプロトコルに基づくサプライチェーン排出量算出機能(Scope1,2,3)
簡単なフォーマットに沿って入力するだけで、GHGプロトコルに基づくサプライチェーン排出量の算出を自動で行うことができます。

2. 活動ごとの排出源単位の自動算出機能
会社ごとの排出源単位データベースを構築することで、商品・取引単位の排出量の算出を自動で行うことができます。

3. 取引先とのデータ送受信機能
CarbonLinksユーザー間での排出量データの送受信やデータ取込機能によって、取引先ごとに排出量を管理することができます。

なお、下記の機能に関してはエンタープライズ版として別途ご提供いたします。
排出量の算出モジュール:既存の取引管理システム、原価計算システムとAPI連携することによる、排出量算出の自動化
排出量の通知モジュール:既存の請求システムとAPI連携することによる、取引先への排出量通知の自動化

■今後の展開
「CarbonLinks」では、サービスのさらなる利便性向上に努めるとともに、既存システムとの連携といった業務課題を抱える企業様向けに、システムフローの整備・システム連携による総合的な業務設計支援サービスも展開してまいります。

■照会先
サービス及び広報関連のお問い合わせは下記までお願いいたします。
株式会社ビタリー内 CarbonLinks事務局:contact@carbonlinks.io

■株式会社ビタリー 会社概要
所在地:東京都千代田区麹町4-5-20 KSビル4F
創業:2015年4月
事業内容:新規事業・DX担当者向けクラウドの運用、新規事業・DX・持続可能型社会の実現に特化した経営コンサルティングおよびシステム開発
代表取締役:片倉 健

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