■適正なシフトによる店舗運営が必要な理由
新型コロナウイルス感染症による行動規制が緩和され、2022 年度における企業の業績見通し*1は増収傾向が見られるものの、電力料金をはじめエネルギー費や材料費などのコスト増により、店舗を運営する企業にとっては営業利益減が予想され、各社厳しい経営を迫られています。一方で需要回復に伴う人出不足が深刻する状況であっても、利益を捻出するためにと人員を削減する店舗が存在するもの事実です。しかし過度な人員削減はシフトワーカーの負担を増大させサービスの質の低下を招き、結果的には顧客満足が下がりリピート客を保持できなくなるなどの悪循環を生んでしまいます。
短期的な視点で無理な人員削減を行うことよりも、売上や客数など「予算」に沿った適正な人員体制を構築することによって、お客様に対し最適なサービスを提供できる店づくりが重要です。
*1 帝国データバンク:2022 年度の業績見通しに関する企業の意識調査(2022年4月)
https://www.tdb-di.com/2022/04/sp2022042802.pdf
参考:https://corp.hataluck.com/column_list/221125/
■「予算連動マスター」とは
店舗の運営計画に見合った最適な人員配置を実現するためには、店舗における基準値となる「予算」を基にシフト作成を行わなければなりません。「はたLuck®︎」の適正シフト機能では「曜日」などによって繁閑の基準をマスター設定しておくことで、いつどのくらいの人員が必要かを明らかにし、精度の高いシフト作りをサポートしています。今回リリースされた「予算連動マスター」によって「売上」や「客数」など店舗に応じた「予算」を細かくマスター設定できるため、シフト作成段階から最適な人員配置の実現に寄与します。
基準となる数値と必要人数などの精度が高ければ、予算通りの売上をあげることや利益を確保しやすくなり、店舗運営を標準化することが可能です。またシフト作成者の作業時間・負担を軽減し、残業代の削減に繋がることはもちろん、予算を達成できなかった場合にシフト(販管費)以外の部分のどこに問題があるかを振り返ることも可能になります。
■シフトに課題のある店舗を可視化することで迅速な対応を可能に
各店舗のシフトは“シフト改善ダッシュボード”からSV(スーパーバイザー)や本部スタッフが確認することができます。無駄・無理なシフトが組まれてないか、人出不足がより深刻な状況な店舗はどこかなどが把握できるため、新規採用など対応を行うにあたって効果的なセグメントがかけられるようになり、シフトワーカーの働きやすい職場作りに貢献することができます。
■はたLuck®︎
小売・飲食・サービス業に特化した【本部-店舗-シフトワーカー】を一気通貫でつなぐ店舗マネジメントツールです。(店舗運営を行う全ての業態でお使いいただけます。)これまで別々のツールで管理されていたコミュニケーション・教育・シフト作成・評価に関する機能をオールインワンでスマホアプリに搭載。本部やSVによる複数店舗での包括的・即時的なリモートマネジメントを実現します。私物デバイスを活用した業務専用アプリのため、セキュリティ面も強化・考慮し、生産性・従業員エンゲージメントを向上させ、オペレーション実行力の高い店舗づくりに貢献します。
【会社概要】
会社名:株式会社HataLuck and Person(HataLuck and Person Inc.)
代表者:染谷 剛史
創業 :2017年3月
事業 :店舗マネジメントツール「はたLuck®︎」の開発と販売
店舗サービス業の店舗の業務効率化コンサルティング
コーポレートサイト :https://corp.hataluck.com
「はたLuck®︎」サービスサイト :https://hataluck.jp
店舗サービス業向けコラムSWX総研 :https://corp.hataluck.com/column_list/
リンクアンドモチベーションで小売・飲食・サービス業界の組織コンサルティングに従事していた代表 染谷が2017年に創業した、リテールテック領域のスタートアップ企業です。「シフトワーカーエクスペリエンス®︎(アルバイトスタッフの仕事の体験価値)の向上」を掲げ、 店舗内の情報共有や教育・評価、シフト管理等の機能を搭載した店舗マネジメントツール「はたLuck®︎」を通じて、業界の生産性向上を支援しています。