サイネージコンテンツ配信により冷凍自動販売機商品の売上向上へ!冷凍自動販売機におけるデジタルサイネージのマーケティング効果を検証します

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株式会社SOBO(代表取締役:益川 大平、 以下「SOBO」)、株式会社ハブアンドスポーク(代表取締役:遠藤 洋彦、 以下「ハブアンドスポーク」)、サンデン・リテールシステム株式会社(代表取締役社長:森 益哉、 以下「サンデンRS」)、東日本電信電話株式会社宮城事業部(執行役員宮城事業部長:滝澤 正宏、 以下「NTT東日本」)は、AIカメラ映像解析技術を活用した映像解析データと冷凍自動販売機の商品販売データ分析を基に、デジタルサイネージの冷凍自動販売機商品の売上向上への有用性を検証する実証実験を開始します。
1. 背景と目的
人手不足による商業施設の空き店舗増加に加え、売れ残りや過剰在庫の廃棄抑制といった食品ロス削減への取組みが地域社会の課題となっています。さらに、新型コロナウイルスの影響によるテイクアウトニーズ、非接触ニーズの定着といった新たな消費者ニーズを満たしながらも、営業自粛によって減少した店舗の売り上げ回復・拡大に向けた取組みも必要とされています。
これらを背景に、サンデンRSとNTT東日本は、昨年度実施したAIカメラ映像解析技術を活用した映像解析データと自動販売機の商品販売データ分析の実証実験を実施いたしました。今回は昨年度実証実験を基に、冷凍自動販売機及びデジタルサイネージを地域の情報プラットフォームとして活用することを視野に、デジタルサイネージによるコンテンツ配信の有用性の実証実験を行います。
実証実験にあたり、冷凍自動販売機を活用した新しいマーケット開拓とインフラ整備を目指すFROZEN24運営のSOBOとNTT東日本は共同実験協定を締結し、デジタルサイネージの有用性について、調査及び課題の検討を実施します。本取組みにより、地域飲食店の活性化を通じたSDGsの実現に寄与してまいります。

2. 概要
(1)実施内容
    販売データ、カメラ映像の解析による属性情報の取得、調査分析
        デジタルサイネージによるコンテンツの配信

(2)実施期間
        2022年11月17日~2023年3月31日(予定)

  (3)実施(設置)場所
        NTT東日本五橋ビル前(仙台市若林区五橋3丁目2−1)

3. 各社の役割
  【SOBO】
      ・冷凍自動販売機(ど冷えもん)による商品の販売、運営
      ・サイネージ投影コンテンツの提供
  【ハブアンドスポーク】
      ・データ分析
      ・効果的な商品選出・商品提供スケジュール策定、その他マーケティングノウハウの提供
  【サンデンRS】
      ・冷凍自動販売機(ど冷えもん)のサイネージ対応機種の開発
  【NTT東日本】
      ・本実証実験実施場所の提供
      ・データの解析・とりまとめ
      ・サイネージサービスの調達・管理運営
      ・映像AIサービスの提供・管理運営
      ・サイネージ投影コンテンツの作成

4. AIカメラによる取得情報
NTT東日本は、AIカメラで以下の情報を取得いたします。
      ・人数(画像内で”人物”が検出された数)
      ・日時(画像内で”人物”が検出された日時)
      ・属性(推定される性別・年齢)
      ・場所(”人物”が検出されたカメラの設置場所)

本実証の実施にあたっては、プライバシーに十分配慮し、「カメラ画像利活用ガイドブック」に基づいた
管理や運用を行うなど、個人情報保護法をはじめとした関係法令を遵守した対応を行います。
本実証では、冷凍自動販売機に設置したカメラで取得した映像から、即時にお客さまの特徴を示すデー
タを抽出し、そこから推定する性別、年代の情報を取得します。カメラで取得した映像は、性別、年代の
情報取得後に即時に破棄しますので、活用するデータには個人を特定する情報は一切含まれません。
なお、分析結果は、個人を特定しない統計情報として、本実証の参画各社に提供することがあります。

<参考1>実証実験イメージ

<参考2>カメラ設置位置・撮影エリア・設置場所イメージ 

 

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