11月8日の皆既月食をシミュレーション。JAXAベンチャー天地人、土地評価エンジン『天地人コンパス MOON』の提供開始

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JAXA認定の宇宙ベンチャー 株式会社天地人(東京都港区 代表取締役 櫻庭康人)は、『天地人コンパス MOON』の提供を開始しました。天地人コンパス MOONは、宇宙ビッグデータを活用した月の分析が可能な土地評価エンジンです。

天地人コンパス MOON は、11月8日の皆既月食を、月食前・月食中・月食後のタイミングでお楽しみいただけます。無料、かつ、アカウント登録なしでご使用いただけますので、皆既月食に合わせてぜひご体験ください。

URL:https://moon.compass.tenchijin.co.jp/

◆天地人コンパス MOON とは?

天地人コンパスは、地球観測衛星のビッグデータをはじめとする様々なデータをもとに、解析、可視化、データ提供を総合的に行う土地評価サービスです。農業生産から都市開発まで、様々な目的に合わせてカスタマイズすることが可能となっており、ビジネスにおいて最適な土地を宇宙から見つけることができます。

世界中のどんな地域でも比較できるので、農業分野での栽培適地、および、栽培に適した品種をお探しの方や、再生可能エネルギーの活用をお考えの方、海外に移住を考えられている方まで、幅広くご使用いただけます。
天地人コンパス MOONは、月が大好きなエンジニアインターン生が中心となり「もっと月のことを知ってほしい」という想いから開発しました。

天地人コンパス MOON のおすすめ機能は、 “月食シミュレーション機能” です。リリース段階ではおすすめ機能のみとなりますが、月面の距離・面積測定機能なども、11月8日に実装予定です。

天地人コンパス MOON の使い方その1 月食シミュレーション
11月8日の皆既月食に合わせて、月食前・月食中・月食後のタイミングでお楽しみいただけます。

①月食前

なぜ月食が起こるのかご存知ですか?

月食とは、地球の影に月が入ることによって月が欠けて見える現象です。月の満ち欠けとは異なる現象で数時間程度で変動します。

太陽の光によってできた地球の影には「本影」とそれを取り囲む「半影」の2種類があり、月がどちらの影に入り込むかによって、月食の種類が変わります。

半影食
薄い半影に、月の一部または全部が入った状態です。目で見ただけでは月が欠けているかどうか、はっきりしません。

本影食
濃い本影に、月の一部または全部が本影に入った状態です。一般的に「月食」というと、「本影食」のことを指し、実際に月が欠けて見えます。月の一部だけが本影に入り込む現象が「部分月食」、月の全てが本影に入り込む現象が「皆既月食」です。皆既月食の月は赤っぽい普段とは全く違った色になります。11月8日の月食は、「皆既月食」です。
 

月食のメカニズム

天地人コンパス MOON では、時刻を変化させて影の動きを見ることができるので、ぜひ”月食の予習”にお使いください。

②月食中
11月8日の月食は、日本はもちろん、経度の近いグアム・オーストラリアなどの地域で観察できます。月食の見頃は、日本時間19時過ぎから21時頃です。
天地人コンパス MOONも本物の月をリアルタイムで再現しているので、同様に、当日には影に隠れます。

天地人コンパス MOON を使いながら、実際の夜空と見比べながら楽しんでもらえますと幸いです。また、曇っていたら、天地人コンパス MOON で月食の様子をお楽しみください。

③月食後
月食を見逃してしまった方も、天地人コンパス MOON で今回の月食の様子を観察することができます。

天地人コンパス MOON の使い方その2 月の土地評価

月をもっと知りたいと感じたときには、天地人コンパス MOON で月面の距離や面積、クレーターの大きさを測れます。面積や距離並びに地形は、着陸地点や探査目標を検討するにあたって、必要不可欠な情報です。今後は月の3D地形情報の分析機能を強化し、月面開発に貢献できるサービスを目指しています。
 

距離・面積機能の活用例(11/8 公開予定)
 

クレーター断面の分析例(開発イメージ)

天地人コンパス MOON の開発に関わったメンバーへインタビュー

エンジニアインターン・井上 真

月面レイヤデータ選択と、月食時の影の動きの計算を担当しました。
天地人コンパス MOON では月食の影の動きを3Dの月に投影したことがユニークな点です。
少しずつ影が動いて、だんだんと月が赤くなっていく様子を観察してみてください。
そして同じ時刻、是非空を見上げてみてください。

月面画像には高精細なものを選んで用意しました。遠くから眺めてウサギを探してみたり、普段は見えない月の裏側を冒険してみたり。ぐっと近づいて地形を観察してみると、実はウサギだと思っていた部分は、ぼこぼこしている他の部分とは違ってなんだかツルツルとしているように見えるのではないでしょうか?

一足先に月面旅行に行きましょう!!

天地人COO・百束 泰俊

11月は、NASA月探査計画「アルテミス1」打ち上げや、民間月面探査プログラム「HAKUTO-R」打ち上げなど、月へ人類が進出するエポックメイキングなタイミングです。なかでも、HAKUTO-Rのように、いよいよ民間企業までもが月へのビジネス展開に乗り出しています。

天地人コンパス MOON は、天地人がこれまで地球上の最適地を探索・分析するために養ってきたノウハウを活用しつつ、月開発の民主化を見越して、月の土地分析という新しい価値を提供するものです。まずは11月8日の月食のタイミングで、幅広い皆さまに月への意識を向けていただけると嬉しいです。

月の可能性が注目

米航空宇宙局(NASA)は、月探査用大型ロケット「スペース・ローンチ・システム(SLS)」の打ち上げを実施すると発表しています。宇宙業界では、月の土地評価がトレンドとなっており、天地人コンパス MOON で月の可能性を感じていただければと思います。

利用方法
『天地人コンパス MOON 』
・料金:無料
・対応ブラウザ:Google Chromeを推奨、PCのみ対応
・サイトURL:https://moon.compass.tenchijin.co.jp/

天地人コンパス
天地人コンパスは、地球観測衛星のビッグデータをはじめとする様々なデータをもとに、解析、可視化、データ提供を総合的に行う土地評価サービスです。農業生産から都市開発まで、様々な目的に合わせてカスタマイズすることが可能となっており、ビジネスにおいて最適な土地を宇宙から見つけることができます。

これまで、宇宙から稲の栽培環境をモニタリングし、より美味しいお米の栽培を目指す「宇宙ビッグデータ米」プロジェクトや、キャンプ場候補地を宇宙から衛星で探すプロジェクト、複数の土地の類似性を気象の観点から評価するプロジェクトなどにサービスを活用してきました。
 

衛星データというと、多くの方が衛星から撮影した写真を思い浮かべると思います。衛星から撮影した画像は代表的な衛星データではありますが、天地人コンパスは、降水量などの気象情報や、3Dマップに代表される地形情報、赤外線によって観測される地表面温度なども世界中のあらゆる場所で取得可能です。

また、天地人コンパスでは、お客さまが元々お持ちの地上データや、実績データなどを重ね合わせて、複合的に分析することもできます。

利用方法
『天地人コンパス』
・料金:無料
・対応言語:日本語、英語
・対応ブラウザ:Google Chromeを推奨、PCのみ対応
・サイトURL:https://tenchijin.co.jp/compass/

JAXA認定ベンチャーならではの優れた衛星データコンシェルジュがビジネスをサポートします!

『天地人コンパス』フリープランは、宇宙ビッグデータを身近に感じていただけるように開発しました。宇宙だからこそ得られるデータの多さや、データを組み合わせることで今まで気付かなかった新しい視点の発見、自社事業への活用の可能性などを探っていただければと思います。

「衛星データx地上データx分析結果」をデータそのままではなく地図上で閲覧できるので、専門知識がなくても活用いただけます。

また、衛星データ活用をご検討されている企業様向けに、さまざまな機能・データをご用意しております。天地人コンパスのカスタマイズやデータ分析・活用コンサルティングをご希望の場合は、以下のお問い合わせ窓口よりご連絡ください。

お問い合わせ窓口:info-compass@tenchijin.co.jp

■株式会社 天地人 会社概要
会社名:株式会社 天地人
所在地:東京都港区芝公園1-1-1 住友不動産御成門タワー9F
代表者:代表取締役 櫻庭康人
事業内容:衛星データを使った土地評価コンサル
サイトURL:https://tenchijin.co.jp/

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