横須賀地域の中小企業課題を社内版パラレルワークで人材支援

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東日本電信電話株式会社 神奈川事業部(執行役員 神奈川事業部長:中西 裕信、以下「NTT東日本」)は、横須賀市が新たな人材活用による中小企業支援モデルを開始するにあたり、その考え方に賛同し、横須賀市内中小企業に対して、NTT東日本の社員が中小企業の業務改善等を支援する取り組みを行います。
1.    横須賀市による「新たな人材活用による中小企業支援モデル」概要

(1)支援モデルで実現すること
■需要の掘り起こし
・市内金融機関や横須賀商工会議所などと連携して人材支援が解決策となりえる課題を抽出
■人材マッチング
・神奈川県プロ人材活用センターが中小企業の経営課題をヒアリング、募集人材を明確にし、NTT東日本等の横須賀に拠点を置く企業や民間副業人材マッチングサイトへ誘導・照会
■人材供給
・マッチング成立した人材が横須賀市内中小企業業務に従事

 

(2)支援モデルイメージ図

※具体的な施策内容は、横須賀市報道発表を参照
https://www.city.yokosuka.kanagawa.jp/4402/nagekomi/20220610fukugyousityoukisyakaiken.html

2.    NTT東日本の取り組み

(1)背景
NTT東日本グループでは、「持続的な成長が可能な地域社会の実現」に向け、従来の光回線をはじめとしたICT(情報通信技術)を活用した付加価値の高いサービス提供に加え、地域課題の多様化も踏まえた非通信分野事業へ事業領域を拡大し、地域のみなさまからのご要望に応えられるよう取り組みを進めています。

その取り組みのひとつに「人材支援」があり、社内パラレルワーク<*1>を通じて、社員能力の発揮の場を拡大していくとともに地域活性化に貢献ができると考え、2022年2月には「横須賀市を舞台に企業人と地域実業家が地域課題の解決に取り組むプロジェクト “ことこらぼ×NTT EAST@よこすか”」<*2>を開始しています。

上記取り組みを通じて、当社人材支援が地域企業への課題解決の貢献に繋がり、また当社としても地域企業を理解する貴重な場としての双方メリットのある取組であると実感しており、この度、横須賀市が進める人材活用による中小企業支援モデルに賛同し、特定の企業に留まることなく、横須賀市内中小企業に対して課題感に応じた人材支援を行っていくことになりました。

<*1>2つ以上の仕事に同時に携わる働き方のこと。
<*2>https://www.ntt-east.co.jp/kanagawa/information/detail/20220210_002.html

(2)人材支援を想定しているテーマ
通信関連ニーズに留まらず、幅広い人材支援テーマを想定しています。
「IT/DX化推進」「業務改善」「マーケティング戦略(販路開拓、EC対応等)」「経営戦略」「広報戦略」「人事労務制度」「補助金申請支援」「セキュリティ対策」 等

(3)人材マッチング・人材支援時の扱い
横須賀市が進める人材活用による中小企業支援モデルを通じて社内公募によりテーマに応じた「やる気ある社員」をマッチングしていきます。
1案件あたりの活動期間は、中小企業からの要望に応じて設定します。(目安:1~3か月)
なお、本施策協力の目的が「社員能力発揮の場の拡大」「地域活性化貢献」であることから、人材支援にかかる経費や報酬は無償にて対応します。

(4)支援人材受付開始日・受付方法
2022年6月10日(金)
※人材支援のご相談・手続きの窓口は、横須賀市経済部経済企画課 TEL046-822-9523
 
3.    今後に向けて

NTT東日本は、ICT(情報通信技術)を活用した付加価値の高いサービスをさまざまな分野に提供することで地域社会の課題解決に向けた取り組みを進めており、昨今では、NTTグループ内外の企業とのアライアンスを通じ、情報通信分野に限らず、お客様の幅広いニーズへ対応しています。

また、積極的に働き方改革を進めており、業務外活動を推奨し、社員個人のスキルアップのためだけでなく、地域課題解決に向け地域へリソースを供給するなど、新たな働き方を展開しています。

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