メディアリンク株式会社、チャットボット「sinclo」の一部を株式会社エフ・コードに事業譲渡

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メディアリンク株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:松本 淳志)は、株式会社エフ・コード(本社:東京都新宿区、代表執行役社長:工藤 勉)との間で、チャットボットsincloの一部を事業譲渡することを決定し、事業譲渡契約(事業譲渡日:2022年11月1日)を締結したことをお知らせ致します。

【背景と目的】
メディアリンクは、2016年、いち早くチャットボット・マーケットに着眼し、企業のWebサイトを訪問するお客様に対して、対面と変わらない品質サービスを実現することを目的にSaaS型チャットボット「sinclo」の提供を行ってきました。これまで「sinclo」は、マーケティング用途、サポート用途の両面でお客様を支援してきましたが、このうち「マーケティング用途」を主として事業譲渡を行い、譲渡後は、エフ・コード社が「sinclo」ブランドを継承しサービス提供を行います。
 
昨今、多くの企業においてデジタルトランスフォーメーション(DX)は経営課題となっていますが、その推進においては、生産性人口の減少などを背景として、社内の効率化のみならず、お客様対応においても同様の課題を抱えています。
メディアリンクは、事業の集中と選択をすすめ、企業のコミュニケーションの課題を解決するDXサービスをより一層充実させることで、お客様の業務改革をさらに支援して参ります。本売却を契機に当社は、サポート用途に特化した機能拡張を行い、「MediaTalk」としてリブランディングしサービス提供致します。
 
【今後について】
これまで、コンタクトセンター向けのオールインワン型テレフォニーシステムを主力としてきた当社ですが、今後はMediaTalkを含めた各種ソリューションメニューを充実させ、幅広いマーケット、そして、より多くのビジネスシーンにおけるコミュニケーションの課題を解決していきます。
 
並行して、当社ではR&D機能の組織を新たに立ち上げ、現事業で蓄積した実会話の音声データを自動解析し、ユーザーにとって、本当に役に立つプロダクトを作り上げることを目的に、その研究成果をサービスに反映する体制を構築します。AIによる自然言語処理やGPT‐3についての研究を進め、BtoBで蓄積したノウハウを活かして、今後はBtoC領域でのコミュニケーション・トランスフォーメーション(CX)の展開を目指します。
 
メディアリンクは、今後も企業のコミュニケーションの課題を解決するDXサービスに注力し、世の中のコミュ二ケ―ション変革に貢献していきます。
 
<事業譲渡概要>
事業譲渡日:2022年11月1日
対象事業:sinclo事業の一部(マーケティング用途を主とした事業)
     https://sinclo.medialink-ml.co.jp/
譲渡価額:3億5,000万円
      ※承継顧客の売上高の状況等に応じて1年以内のいずれかの時期に追加譲渡代金として1.5億円が発生する
 
<譲渡先企業概要>
会社名:株式会社エフ・コード
代表取締役社長:工藤 勉
本社所在地:東京都新宿区神楽坂1-1日本生命神楽坂外堀通りビル 2F
証券コード:9211(東証グロース市場)

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