IT企業社員×女子サッカー指導者、フルリモートで両立する新しい働き方

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株式会社ProVision(横浜本社:神奈川県横浜市、社長:佐藤 瞳、以下:ProVision)所属アスリート社員の杉山史帆さんが、ビーチサッカー選手としての活動に終止符を打ち、本格的にサッカー指導者としてのキャリアをスタートしました。現在杉山さんは、IT企業の社員でありながら、愛媛県をホームタウンとする女子サッカーチーム「愛媛FCレディースMIKAN」のU-18コーチを務めており、二つの仕事を両立しながら働く姿が注目されています。

 

 

  • 社会課題化するアスリートのセカンドキャリア

トップアスリートへの競技⽀援は充実している⼀⽅で、引退後のキャリア形成については、世間の関⼼が⾼いとは⾔えない状況にあります。⼈⽣100年時代と⾔われる中で、多くのプロスポーツ選⼿は20代から40代に引退し、その後には⻑い「セカンドキャリア」が待っています。
そのうえで重要になるのが、競技を⾏いながら⾃⾝のキャリア形成にも同時に取り組む「デュアルキャリア」という考え⽅です。平成24年に策定されたスポーツ基本計画においても、「デュアルキャリア」についての意識啓発を⾏っていくことの重要性が記されており、アスリートが競技を終えた後も社会で活躍できるよう、スポーツ界に限らず、様々な業界からの⽀援が求められています。
 

  • フルリモートで働きながら、サッカー指導者を務める杉⼭さん

 

ProVision所属のアスリート社員として働く杉⼭史帆さんは、幼少期から打ち込んできたサッカーを怪我で引退。その後は指導者として活動しながら、「東京ヴェルディプライアナBS」所属のビーチサッカー選⼿としてプレーしました。現在はビーチサッカーから離れ、愛媛県をホームタウンとする⼥⼦サッカーチーム「愛媛FCレディースMIKAN」のU-18コーチとして本格的に指導者のキャリアをスタートさせています。

⽬まぐるしく変化するキャリアの中で、派遣社員として仕事を転々とすることもあったと語る杉⼭さん。コーチングライ センス取得のための勉強をしたいがなかなか時間が取れない、期限付きの雇⽤形態で安⼼感を持ちながら働くことが出来ないなど、⾃⾝のキャリアに悩みを抱えていました。その後ProVisionに⼊社し、現在はフルリモートで仕事をしながら、「愛媛FCレディースMIKAN」のU-18コーチを務めています。平⽇の午前中に会社の業務を⾏い、午後はチーム練習やスクールの指導にあたっています。 

競技者ではなく指導者として、さらに場所を問わずにリモートワークで仕事を両⽴するという新たな取り組みを実践している杉⼭さん。ProVisionでの新たな働き⽅や、デュアルキャリアの考え⽅をより多くの⽅に知ってもらうため、⾃⾝のSNSを通して発信しています。
■愛媛FCレディースMIKAN公式HP:https://ehimefc.com/ladies/mikan.html
■杉⼭史帆 Twitter:https://twitter.com/0815_sugiyama 
 

  • ProVisionのアスリート採⽤制度について

 

ProVisionは、コーポレートアイデンティティとして「百花繚乱」を掲げており、様々な個性・バックグラウンドを持つ社員が、それぞれの特性を⽣かして活躍しています。その中で、2020年からスタートした取り組みが「アスリート採⽤」です。 競技活動を続けながら仕事に取り組みたい現役アスリートを「アスリート社員」という形で採⽤し、仕事と競技活動をど ちらも並⾏して取り組むデュアルキャリアを推進してきました。現在はラクロス、ビーチサッカー、ホッケー、カバディ、eスポーツなど様々な競技のアスリートが在籍し、競技活動と仕事を両⽴して取り組んでいます。
 

  • 杉⼭史帆 プロフィール 

 

1991年8⽉15⽇⽣まれ。幼少期よりサッカーを始め、U-17⽇本代表候補への選出、スペイン⼥⼦2部リーグでのプレー経験などを有する。怪我により⼀度は指導者へと転⾝したが、2021年に東京ヴェルディプライアナBS発⾜と同時にビーチサッカー選⼿としてのキャリアを開始。現在はビーチサッカーを引退し、ProVisionの社員としてフルリモートで働きながら、愛媛FCレディースMIKANのU-18コーチを務める。

今後もProVisionは、時代に合った新たな働き⽅を模索し、仕事と競技を両⽴したい社会⼈アスリートやスポーツ指導者の⽀援、デュアルキャリアの推進に取り組んでまいります。

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