THE GALLERY企画展ハナブサ・リュウ写真展「肖像✦身体 -Portraits ✦ Bodies-」を開催

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株式会社ニコンイメージングジャパン(社長:上村 公人、東京都港区)は、ニコンプラザ東京・大阪の写真展会場「THE GALLERY」にて、THE GALLERY企画展 ハナブサ・リュウ写真展「肖像✦身体 -Portraits ✦ Bodies-」を2022年11月1日(火)より開催いたします。

●作家のコメント
人類の長い歴史をみると、「ひと」の姿を記憶して後世に伝えようとしています。洞窟の壁画や土器の文様などのモチーフとして「ひと」の存在を示すことから始まり、小さな石に彫った人型、古代ギリシャのヴィーナス像や古代ローマの権力者のトルソ、ルネサンス期の人体像など、様々な「ひと」の姿が残っています。そして、数多くの肖像画が描かれるようになり、19 世紀から写真が普及して肖像写真も広まりました。
かつて古代エジプトでは、ファラオの死後ミイラにして安置すること、また20 世紀初頭には、愛するあまり亡くなった我が娘をミイラ化することで、その姿をリアルに残す試みも行われました。現在でも「ひと」の姿を残すために、フィギュアや蝋人形、人体彫刻や胸像などが製作されています。
私は、肖像と身体を撮り続けてきました。それは生きている「ひと」で、私が出会った「ひと」でもあります。そしてずっと、出会えない「ひと」も撮りたいと思っていました。人類の長い歴史を辿る旅のように、想いが込められている彫刻や絵画、蝋人形やミイラなど、残されている「ひと」の存在を尊敬の念を抱いて撮るのです。

【プロフィール】
ハナブサ・リュウ

1949年大阪府生まれ。
1970年「もうひとつなにか」(銀座ニコンサロン)で写真家デビュー。
フランス・パリを拠点に、1978年より4年間、1991年より再び8年間活動。俳優、映画監督やアーティスト等のポートレートやファッション、彫刻など芸術作品、豪奢なホテルや美食料理、旅や風景などの作品を発表する。現在は、日本を拠点に活動。ニッコールクラブ アドバイザー。
写真展に、1980年「パリに生きる女たちの肖像」(銀座・新宿ニコンサロン)、2001年「BAROQUE」(新宿ニコンサロン)、2007年「美の王国」(銀座・大阪ニコンサロン)、2015年「身体作品」(銀座・大阪ニコンサロン)、2016年「パリの肖像 1976-2016」(大阪・銀座ニコンサロン)、2018年「ル・コルビュジエを追いかけて」(東京・大阪THE GALLERY)他多数。

●THE GALLERY 企画展 ハナブサ・リュウ 「肖像✦身体 -Portraits ✦ Bodies-」
会  場:ニコンプラザ東京THE GALLERY、ニコンプラザ大阪THE GALLERY
展示期間: 
東京 2022年11月1日(火)~11月14日(月)
大阪 2022年11月24日(木)~12月7日(水)
開館時間:10時30分~18時30分(日曜日休館/最終日は15時まで)

●「THE GALLERY」について
「THE GALLERY」は2017年に東京・大阪に開設された写真文化の普及・向上を目的とする写真展示場です。ニコンの機材を用いて著名な写真家が制作した質の高い作品を展示する企画展の他、ニッコールクラブ会員展、写真団体展などを開催します。

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