AI校正のShodo、システム連携してタイポや変換ミス、二重敬語を検知する校正APIの一般提供を開始

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株式会社ゼンプロダクツはタイポや変換ミス、二重敬語を検知するShodo AI校正APIの一般提供を開始しました。システムやサービスと連携して文章の校正を行えるAPIと、新しい料金プランが用意されました。

ShodoのAI校正コマンドShodoのAI校正コマンド

AI校正のShodo(https://shodo.ink/)が他システムやサーバーと連携して日本語の文章を校正するAPIの提供を開始しました。これまではクラウドサービスとして、AI校正や記事執筆のプラットフォームを提供していましたが、校正APIを公開することで他システムやサーバーと連携して日本語の文章を校正できるようになりました。

たとえば記事の編成システムや、本を執筆するワークフローに組み込んで利用することで、目視によるチェックの負担を削減できます。オープンソースのコマンドラインツールも提供されており、大量のファイルを一括で校正したい場合にも対応しています。

■ 校正される内容

ShodoのAI校正APIは以下のような間違いを指摘します。単なる置き換えルールや正規表現では指摘できない間違いまで網羅されています。

助詞の間違いやタイポをチェック:

・ これがShodoを(→の)AIです。
・ 助詞の間違いが(→を)文脈から判断します。
・ 目を細めてチェックするのは終わです(→終わりです)
・ ペンギンを見られなかた(→かった)場合は返金。

同音異義語や変換ミスをチェック:

・ ピアノを夜中に引く(→弾く)のは避けている。
・ 飛行機がキャンセルになり、運行(→運航)状況が変わった。
保健(→保険)の適応範囲ではなく全損でした。
中断(→中段)からの投げ、起き攻めが強い。

敬語の間違いや二重敬語をチェック:

・ こちらをご確認して(→トル)ください。
・ 後ほど資料を拝見いたし(→し)ます。
・ Shodoについてお聞きになられ(→なり)ましたか?
・ このバスはご着席でき(→になれ)ません。

他にもExcelファイルから表記ゆれの一覧を入稿してチェックしたり、ら抜き言葉や1文の文字数をチェックしたりする機能が提供されています。
 

■ 料金

AI校正APIを大規模に利用するためのAPIプランが新規に提供されました。

・ APIプラン100(月額40,000円税込):月間100万文字
・ APIプラン500(月額80,000円税込):月間500万文字
・ APIプラン1000(月額120,000円税込):月間1,000万文字

APIプランの料金は年払いにすることで、1ヶ月分が無料となります。
また、Shodoのプレミアムプラン、ビジネスプランを購読している場合も校正APIを利用できます。

・ ライトプラン(無料):月間4,000文字
・ プレミアムプラン(月額1,000円税込):月間20,000文字
・ ビジネスプラン(1人あたり月額2,000円税込):月間40,000文字×チームの人数

料金や仕様についての詳細、申込み方法はShodoの料金ページで確認できます。
 

■ 株式会社ゼンプロダクツ

ゼンキャットゼンキャット

株式会社ゼンプロダクツ(https://we.shodo.ink/)は、誰しもがアーティストであると信じています。日常の雑多な仕事や余計な管理作業、イマイチなソフトウェアを打ち壊し、誰しもが持つアート性を仕事に取り戻すことを目的としたITスタートアップです。

■ 本件に関するお問い合わせ

株式会社ゼンプロダクツ代表取締役社長、清原弘貴。
メール:info@shodo.ink

詳しい情報はサービスのサイトをご覧ください。
https://shodo.ink/

(このプレスリリースの原稿はShodoで執筆されました)
 

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