富士五湖、立山、秋吉台など 全国133景勝地の俳句を募集! アプリ「俳句てふてふ」で10月スタート

この記事は約5分で読めます。
 毎日新聞社(代表取締役社長執行役員:松木健)は、アプリ「俳句てふてふ」を使った「全国景勝地俳句コンテスト」を10月にスタートさせます。毎日新聞創刊150年を記念し、1930(昭和5)年に高浜虚子選で募集した「日本新名勝俳句」(当時の大阪毎日新聞社と東京日日新聞社の共催)をリニューアルして復活させるもので、初心者も気軽に参加できるデジタル時代の俳句コンテストを目指します。

 

 募集するのは層雲峡、花巻温泉、富士五湖、立山、那智滝、鳴門、秋吉台、耶馬溪など全国133の景勝地にちなんだ俳句。アプリのコンテスト機能を使って投句します。対象の景勝地は92年前の前回募集時に選定されたのと同じで、俳句と地域観光の活性化に取り組んでいきます。

 選者は、ともに虚子の曾孫にあたる稲畑廣太郎さん(俳誌「ホトトギス」主宰)と星野高士さん(俳誌「玉藻」主宰)。2人の合評により最優秀句1句と優秀5句を選んでいただきます(副賞付き)。第1回の受け付けは10月5日~2023年3月末まで(予定)。以降、半年ごとに開催します。同コンテストは「俳句てふてふ」プレミアム会員向けサービスの一つ。詳しくは、アプリ内に掲載している応募要項などをご覧ください。

 また、同コンテストでは、株式会社日本旅行(東京・中央区)が協力。アプリユーザーが133景勝地周辺の宿泊情報(宿泊施設、宿泊料金など)を手軽にチェックできるよう「景勝地別サイト」をアプリ内に用意しています。景勝地への旅行をご希望の方は、アプリから直接日本旅行に申し込むこともできますので、一人旅のほか、ご家族、お友達との「吟行旅」にご利用ください。

■選者紹介(50音順、敬称略)

稲畑廣太郎(いなはた・こうたろう)
1957年、兵庫県芦屋市生まれ。高浜虚子の曾孫。俳誌「ホトトギス」同人・編集長を経て母、稲畑汀子から主宰を引き継ぐ。虚子記念文学館理事長・館長。日本伝統俳句協会副会長。句集に『廣太郎句集』『半分』『八分の六』『玉箒』。

星野高士(ほしの・たかし) 
1952年、神奈川県鎌倉市生まれ。祖母、星野立子に師事し10代より句作。高浜虚子の曾孫。俳誌「玉藻」主宰、俳誌「ホトトギス」同人、鎌倉虚子立子記念館代表・館長。日本伝統俳句協会理事。句集に『破魔矢』『無尽蔵』『残響』『渾沌』他。 

■133景勝地

【山岳23】鳥海山・霊山・赤城山・妙義山・筑波山・清澄山・高尾山・駒ケ岳・立山・木曽御嶽・白馬岳・朝熊山・信貴山・大台ケ原山・雪彦山・淡路先山・千光寺山・大山・石鎚山・英彦山・雲仙岳・阿蘇山・霧島山

【渓谷20】層雲峡・猊鼻渓・御嶽昇仙峡・長瀞・奥多摩渓谷・上高地・黒部峡谷・恵那峡・天龍峡・裾花峡・瀞峡・帝釈峡・三段峡・長門峡・寒霞渓・祖谷渓・大歩危小歩危・面河渓・耶馬溪・高千穂峡

【瀑布11】華厳滝・袋田滝・富士白糸滝・木曽田立滝・養老滝・赤目四十八滝・箕面滝・那智滝・神庭滝・王餘魚滝・魚住滝

【河川11】阿賀川・利根川・木曽川・長良川・富士川・保津川・宇治川・古座川・江川・球磨川・川上川

【湖沼14】大沼・洞爺湖・十和田湖・田沢湖・猪苗代湖・加茂湖・菅沼・霞ケ浦・富士五湖・中禅寺湖・尾瀬沼・一碧湖・琵琶湖・宍道湖

【平原・高原11】狩勝峠・八ケ岳平原・姨捨・日本平・富士駿州裾野・大和平原・兎和野原・秋吉台・日田盆地・久住高原・飯田高原

【海岸28】男鹿半島・高田松原・石巻海岸・気仙沼湾・松川浦・新舞子・笹川流・鏡ケ浦・江の島・若狭高浜・九十九湾・蒲郡海岸・御浜鬼ケ城・鳥羽湾・沼津静浦海岸・赤穂御崎・鞆の浦・忠海海岸・浦富海岸・下津井海岸・室積湾・青海島・屋島・鳴門・室戸岬・唐津松浦潟・九十九島・錦江湾

【温泉15】登別温泉・花巻温泉・青根温泉・東山温泉・塩原温泉・箱根温泉・熱海温泉・伊東温泉・山中温泉・和倉温泉・片山津温泉・芦原温泉・三朝温泉・別府温泉・嬉野温泉

■アプリ「俳句てふてふ」とは

 

 「俳句を身近に」をコンセプトにした毎日新聞社提供のSNSアプリ。無料の機能として、写真俳句投稿機能のほか、句会、いいね、歳時記(約2300季語)、ランキング(総合・月間・週間)、昇級、検索の各機能を備えている。
詳しくはこちら → https://www.tehutehu.com/

■てふてふプレミアムとは
 プレミアム投句チケットが毎月5枚もらえ、著名4選者(池田澄子、小川軽舟、高野ムツオ、坪内稔典の各氏)宛てに投句できるほか、エッセーなど9本の読み物(伊藤伊那男さんの「俳句万華鏡」、篠崎央子さんの「なぜ?から始める俳句入門」など)、投稿用の特別背景、イベントへの無料参加――の特典がある。今回新たにプレミアム投句チケットを使って「全国景勝地俳句コンテスト」へ投句できるサービスが追加される。月額360円。

■毎日新聞社について
 国内で最も長い歴史を持つ日刊紙で、2022年2月21日に創刊150年を迎えた。紙上で毎日俳壇や毎日歌壇、万能川柳を展開し、国内外から俳句を募るコンクール「毎日俳句大賞」を主催している。
公式サイトはこちら → https://mainichi.jp/

■日本旅行について
 1905年創業の日本で最も歴史のある総合旅行会社。魅力ある旅のご提供に加え、〝旅行業〟という枠に留まらない新たな価値の創造をする「顧客と地域のソリューション企業」へと進化している。国内旅行に「赤い風船」というブランドを持つ。
公式サイトはこちら → https://www.nta.co.jp/

 〈アプリ、景勝地俳句コンテストに関するお問い合わせ〉
株式会社毎日新聞社
〒100-8051 東京都千代田区一ツ橋一丁目1番1号
TEL:03-3212-0321(代表)
E-mail:info@tehutehu.com(問い合わせ専用)
担当:デジタル編集本部 今井
 

タイトルとURLをコピーしました