スペースデータ、着弾・衝突被害を可視化する「GROUND IMPACT SIMULATOR」をリリース

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株式会社スペースデータ(本社:東京都港区、代表取締役社長:佐藤航陽、以下「スペースデータ」)は、ミサイル等の弾頭による爆発から小惑星の衝突まで、地上にもたらされる被害を実際の3D地図上で可視化・推定する衝突・爆発被害シミュレーター「GROUND IMPACT SIMULATOR(グラウンド・インパクト・シミュレーター)」を、宇宙AIプラットフォーム「SpaceBrain(スペースブレイン)」の作戦運用領域を担うAIプラットフォーム「AMATERASU(アマテラス)」の第二弾機能としてリリースしたことをお知らせします。地図上の任意の地点をクリックするだけで、爆風・熱・地震などの物理的影響から、死傷者数・経済損失・重要インフラへの影響までを即時に推定できます。

■ 背景:脅威がもたらす結果を、事前に見通すために

スペースデータは2026年7月、宇宙AIプラットフォーム「SpaceBrain」の作戦運用領域において、指揮官の意思決定の優越の実現を目指すAIプラットフォーム「AMATERASU」を始動し、第一弾機能として、日本全土を再現したデジタルツイン空間上で航空作戦を模擬する「AIR OPERATION SIMULATOR」をリリースしました。AMATERASUが重視するのは、ある行動や脅威がもたらす結果を事前に見通し、根拠をもって判断できる状態をつくることです。そのためには、飛来する物体が実際に着弾・衝突した場合に地上で何が起きるのかを、具体的な数字と地図で共有できることが欠かせません。

従来、爆発や天体衝突の被害想定には専門的な解析ツールと知識が必要であり、政策担当者や一般の関係者が被害の規模感を直感的に把握することは容易ではありませんでした。GROUND IMPACT SIMULATORは、天体衝突研究などで公開されている物理モデルに基づく被害推定を、実際の3D都市モデル上で誰でも扱える形で提供することで、この課題に応えます。

■ 「GROUND IMPACT SIMULATOR」の主な機能

1. 71種の衝突・爆発シナリオを収録

チェリャビンスク隕石(2013年)やツングースカ大爆発(1908年)などの自然天体14種に加え、巡航ミサイルの通常弾頭クラスから大型爆弾、歴史上の大規模爆発事故・核実験まで、人工爆発57種を収録しています。TNT換算で10桁以上にわたるエネルギーレンジを扱い、弾頭や爆発物の種類・規模による被害の違いを、同一地点・同一条件で比較することができます。

2. 実際の3D地図上でワンクリック被害推定

衛星画像とフォトリアルな3D都市モデルの上で、地図をクリックするだけで着弾点を設定できます。爆発規模に応じて、全損域から窓ガラス破損域まで5段階の被害範囲を同心円で描画し、放出エネルギー(TNT換算)、空中爆発の高度またはクレーターの規模、火球半径、地震規模を即時に算出します。東京・ニューヨーク・ロンドンなど主要6都市へのワンクリック移動にも対応しています。

3. 人的・経済的・インフラ的被害の推定

着弾点周辺の人口密度を公開データベースからリアルタイムに取得し、推定死傷者数、被災人口、経済損失、インフラ被害率、総合深刻度(0〜100)を算出します。東京については、政府機関・防衛関連・電力・通信・水道といった重要インフラが被害範囲に含まれるかを地図上で確認できます。

4. 軌道から地上被害までの可視化

SpaceBrainの軌道ビュー(衛星・デブリ・小惑星等のカタログ表示)と地表ビューをシームレスに切り替えられ、軌道上の物体監視から地上への影響評価までを単一のプラットフォームで扱えます。小惑星衝突への備え(プラネタリーディフェンス)の検討にも活用可能です。

■ 想定される活用シーン

安全保障・重要インフラ防護に関する机上検討、防災・危機管理部門における被害規模の初期把握、教育・広報・政策議論における脅威の規模感の共有、プラネタリーディフェンスの検討などを想定しています。物理計算には天体衝突研究で国際的に用いられる公開の解析モデルを採用しており、概算・比較を目的としたシミュレーションとして、初期検討や関係者間の共通理解の形成にご活用いただけます。

■ 今後の展望

スペースデータは今後、入射角や大気減速を考慮したより精緻な物理モデル、津波・二次火災など連鎖的な被害の再現、建物データに基づく工学的な被害推定、重要インフラ情報の全球対応、実在の地球接近天体(NEO)の軌道情報との連携などを段階的に進め、GROUND IMPACT SIMULATORを高度化していきます。

また、AMATERASUでは、航空作戦・着弾被害の模擬に続き、陸・海・空・宇宙・サイバーの各領域における、装備品レベルから戦略レベルにわたるシミュレーションへと対象を広げていく構想です。宇宙から地上までの脅威をプラネタリースケールで捉える基盤の整備を通じて、スペースデータは防災・防衛分野における意思決定を支え、社会のレジリエンス向上に貢献してまいります。

■ 株式会社スペースデータについて

株式会社スペースデータは、「宇宙を誰もが活用できる社会へ」という思いのもと、宇宙とデジタル技術の融合によって新たな産業や社会基盤を創造するテクノロジースタートアップです。

地球・宇宙環境を精密に再現するデジタルツイン技術を活用して、宇宙から都市開発、防災、安全保障まで、次の未来を支えるデジタルプラットフォームの構築を目指しています。さらに、宇宙ロボット・宇宙ステーションの運用基盤開発を通じて、宇宙社会の実現に向けて取り組んでいます。

スペースデータの公式サイトでは、「NEWS」にて最新の取り組みや発表をご紹介しています。

詳細は https://spacedata.jp/news をご覧ください。

社名:株式会社スペースデータ

代表:佐藤航陽

所在地:東京都港区虎ノ門1-17-1 虎ノ門ヒルズビジネスタワー 15階

資本金:15億1300万円

事業内容:宇宙開発に関わる投資と研究

HP:https://spacedata.jp

NEWS:https://spacedata.jp/news

X:https://x.com/spacedatainc

LinkedIn:https://www.linkedin.com/company/spacedatajp/

採用情報:https://www.wantedly.com/companies/spacedata/projects

■ 本件に関するお問い合わせ

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お問い合わせ - 株式会社スペースデータ
スペースデータは宇宙とAIの融合を目指すスタートアップです。「宇宙の民主化」をミッションに掲げて、革新技術の発明・特許化・実用化を行っています。
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