ファッションテクノロジー領域でファッションメタバース『FASSKER』を展開する韓国FNSホールディングスとデジタルハリウッドが協業

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IT関連及びデジタルコンテンツの人材養成スクール・大学・大学院を運営するデジタルハリウッド株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長兼CEO吉村毅、学長 杉山知之)は、FNSホールディングス(本社:韓国城南市盆唐区、代表 チェ・ヒョンソク)とファッションテクノロジー領域での共同研究を目的とした業務協約(MOU)を2022年7月19日付けで締結しました。

 FNSホールディングス社はファッション領域でメタバース上のショッピングモールである『FASSKER』を開発、運営するなど、韓国のファッションテクノロジー領域をリードする企業のひとつです。とくにファッションテック(AR/VR/3D)と呼ばれる技術で存在感を示しており、2Dではなく3D、仮想・拡張現実技術による商品提案は他社サービスに対して大きなアドバンテージを有しています。

 またデジタルハリウッドにおきましても、専門職大学院である「デジタルハリウッド大学大学院」内でファッションテクノロジーの研究や開発に長年注力しており、今回の協業によりメタバース領域でのファッションテクノロジーのあり方について研究開発が進むことが期待されます。

【FNSホールディングス】

Fashion Metaverse Mall, FASSKER
“The standard platform for digital fashion“

2018年に設立されたFNSホールディングスは、ファッションテック(3D/VR/AR)ベースの仮想空間向けデジタルファッションコンテンツを生産・流通するサービス提供を目指し、2020年4月にアプリ『FASSKER』をグローバルにローンチしました。『FASSKER』独自のファッションテックによる「VRストア」「3Dショールーム」「ARルックブック」などの3Dコンテンツを提供、これに基づいたファッションメタバスモールの開発に留まらず、技術標準化など様々な領域で事業を拡大しています。ファッションデザイナーが環境にやさしい仮想空間内で制約なしに自由に挑戦できることはもちろん、ユーザーが仮想空間で服をフィッティングするなど、新しい方法でファッションを消費したり楽しめるメタコマースプラットフォームへ拡張しています。これまでディオール、フェンディ、バレンシアガ、トッズなどグローバルハイブランドとコラボレーションし、スペインで開かれた2022モバイルワールドコングレス(MWC)にも参加してその技術力を証明、グローバルプラットフォームに飛躍する準備を整えています。

 
【デジタルハリウッド株式会社】

デジタルハリウッド株式会社
専門スクールデジタルハリウッド、デジタルハリウッド大学、ジーズアカデミーなどデジタルクリエイティブ関連の教育事業会社。教育と学びのDXを推進しています。

1994年、日本初の実践的産学協同のクリエイター養成スクールを設立。現在、東京と大阪に専門スクールと、全国の各都市にWebと動画が学べるラーニングスタジオ「デジタルハリウッドSTUDIO」、そしてeラーニングによる通信講座「デジハリ・オンラインスクール」を展開。
2004年には日本初、株式会社によるビジネス×ICT×クリエイティブの高度人材育成機関「デジタルハリウッド大学院(専門職)」、翌2005年4月に「デジタルハリウッド大学」を開学。
設立以来、デジタルハリウッド全体で9万人以上の卒業生を輩出している。
さらには、2015年4月、スタートアップ志望者を対象としたエンジニア養成学校『ジーズアカデミー』を開校、同年11月には日本初のドローンビジネスを皮切りに、ロボットサービス産業の推進を目的とした『デジタルハリウッド ロボティクスアカデミー』を開校した。
デジタルコンテンツ業界の人材育成と、産業インキュベーションに力を注ぐ。

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