モルフォAIソリューションズがデジタル庁事業に採択

この記事は約4分で読めます。
モルフォグループにおいてAIの事業化を担う、株式会社モルフォAIソリューションズ(所在地:東京都千代田区、代表取締役:神田武、以下 モルフォAIS)は、デジタル庁が株式会社三菱総合研究所に委託している「テクノロジーマップの整備に向けた調査研究(アナログ規制の見直しに向けた技術実証等)」において、技術実証「類型5:IoT 、センサー等を活用した設備の作動状況の定期点検の実証」の事業者に採択されましたことを発表します。

  • 本技術実証の目的

デジタル庁では、デジタル化を妨げる「アナログ規制の一掃」に重点を置いた取組を実施しています。令和3年(2021年)から開催されていたデジタル臨時行政調査会において、既存法令のうち、人による目視や常駐・専任等を求めるアナログ規制約1万条項の見直し方針が決定されました。

この度、モルフォAISが採択された技術実証「類型5:IoT 、センサー等を活用した設備の作動状況の定期点検の実証」では、ガスや電気の製造・発電に係る施設・設備等における災害・事故の防止等を目的として、事業者や保安機関が実施している製造施設・設備等の作動状況や異常の有無の定期点検等について、IoT やセンサー、通信機器等のデジタル技術を活用して、施設・設備等の動作異常を検知可能とすることで、点検周期の延長等、規制のあり方を検討します。

モルフォAISは、大分県企業局の発電所職員及び委託事業者が実施している電気工作物(水力発電所等)の巡視等の業務におけるアナログ計器(ダイアル温度計、ダイアル圧力計、油面計、棒状温度計等)の確認について、AIによる画像解析やカメラ等を活用し、巡視等の業務を遠隔化できるかを実証します。

モルフォAISが提案するシステムでは、AIカメラソリューション「みまもりAI Duranta」と、Top Data Science社が保有する最新の画像処理技術を活用した「アナログ計器読み取り技術」を組み合わせることで、大分県所管の水力発電所において、各種アナログ計器を遠隔で読み取り可能かを検証します。これによって、アナログ規制の見直しへの貢献を目指します。

「技術実証事業に関する取組」については下記のリンクをご参照ください。

技術検証事業に関する取組|デジタル庁
デジタル庁は、デジタル社会形成の司令塔として、未来志向のDXを大胆に推進し、デジタル時代の官民のインフラを今後5年で一気呵成に作り上げることを目指します。

  • 参考情報

・「みまもりAI Duranta」:https://duranta.morphoai.com/

工場や施設等における業務の効率化や自動化、遠隔監視、安全管理を促進するAIカメラソリューションです。要望や施設環境等に応じて最適なシステム構築を行います。

・Top Data Science社:https://topdatascience.com/

フィンランドに拠点を置く、データサイエンスおよびソフトウェアエンジニアリング企業です。AI、コンピュータビジョン、データアナリティクスの研究開発を中心に取り組んでいます。

・「アナログ計器読み取り技術」

画像処理技術を活用し、画像上のアナログ計器の検出および測定値の読み取りを行う技術です。点検業務の効率化や自動化、さらには予測や異常検出等の分析に応用できます。

  • 株式会社モルフォAIソリューションズについて

モルフォAIソリューションズは、AI(人工知能)の事業化に取り組む企業です。行政、電力、交通、製造といった社会インフラの領域で、AI-OCR、AI-カメラをはじめとする最先端のAI技術の導入と実運用を推進しております。

所在地:東京都千代田区神田錦町 2-2-1 KANDA SQUARE 10階 

代表者:代表取締役 神田 武

設立:2019年12月

事業内容:AIコンサルティング、システムインテグレーション、SW・HW販売など

ホームページ:https://www.morphoai.com

  • 本リリースに関するお問合せ先

contact@morphoai.com(担当:古川)

タイトルとURLをコピーしました