住友商事のCVCが、日本発のモノづくりブランドの承継と成長に取り組むforest株式会社へ出資

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住友商事株式会社のコーポレートベンチャーキャピタルである「住商ベンチャー・パートナーズ株式会社(代表取締役:山木 英裕、本社:東京都千代田区、以下「住商ベンチャー・パートナーズ」)」が、日本発のモノづくりブランドの承継と成長に取り組むforest株式会社(本社所在地:東京都渋谷区、代表取締役CEO:湯原伸悟、以下「forest」)に出資したことをお知らせいたします。

forestは「良質かつ機能的で、持続可能性の高いモノを創る、日本発の世界ブランドを多く輩出する」をビジョンに創業して以降、ブランドの承継及び成長実現の取り組みを続けてきました。また、Eコマース事業者が直面する課題に真摯に向き合うために、商品開発から販売・マーケティング、アフターサポートまで一気通貫に行えるチーム体制の強化・拡大を進めております。承継したブランドの多くでは創業メンバーが継続関与しており、forestメンバーと協業する形で事業に取り組んでいます。

今回、住商ベンチャー・パートナーズは、forestの成長性に魅力を感じ、また同社の目指す「日本のモノを育み、世界を彩る」ミッションに強く共感し、シリーズA追加ラウンドに出資いたしました。今回の追加ラウンドでは、forestが2022年8月にM&Aにて承継したスマホ向け液晶保護フィルム「ガラスザムライ」を中心に販売する株式会社OVER’s創業者の岩井氏及びOVER’sの事業運営に携わるBY THE WAY社も今後の発展可能性を強く感じてforestへの出資に至っております。承継したECブランドの創業者とforestがM&A後も強固な関係を築くことはforestが真に日本のECブランド及びその経営者と協業するM&Aを推進していることを示しています。今回のシリーズA調達額を含めて累計資金調達額は約38億円(融資含む)となります。

forestは、今回調達した資金を活用し、ブランドの承継、Eコマース各領域の専門人材の採用、データ活用の促進、また越境ECへの取り組みを一層強化する予定です。また、今回の出資を機に、住友商事グループが展開するメディアコマース事業との協業や、グローバル事業展開の支援を通じてforestの事業基盤強化に貢献してまいります。

  • forestについて

forestは日本の良質なプロダクトを企画・販売するブランドを、M&Aにて承継し、その更なる成長を実現する事業を展開しております。具体的には、Amazonや楽天などのECモール内におけるマーケティング・広告の促進、商品の改善とラインナップの拡大、サプライチェーンの改善、越境ECへの積極的な取り組み等を行っています。

ミッション:日本のモノを育み、世界を彩る

社名:forest株式会社

所在地:東京都渋谷区神南1丁目4番9号 テアトル神南 オフィス棟 6F

代表者:代表取締役CEO 湯原 伸悟

URL: https://www.forest-inc.jp/

  • 住商ベンチャー・パートナーズについて

住友商事は、1998年に米国・シリコンバレー、その後、中国・香港、イスラエル・テルアビブ、英国・ロンドンにCVCを立ち上げ、グローバルで累計300社以上のスタートアップに投資してきました。そして2022年、新たに日本・東京にも住商ベンチャー・パートナーズを立ち上げました。グローバルの知見・ノウハウを活用しながら、新産業を開拓する日本のスタートアップに投資し、日本の夢に貢献していきます。

会社名:住商ベンチャー・パートナーズ株式会社
設立 :2022年4月
所在地:東京都千代田区大手町二丁目3番2号 大手町プレイスイーストタワー
投資領域:DX、次世代エネルギー、社会インフラ、リテイル・コンシューマー、ヘルスケア、農業など
投資ステージ:シリーズA以降、ミドルステージを中心に投資
代表取締役社長:山木 英裕

会社HP :https://sumisho-vp.com/

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