動く枕開発のアックスロボティクスが立命館大学と枕の揺れ動きが入眠に与える影響について共同研究を開始

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睡眠の質をアップデートするプロダクト・サービスの開発に取り組むAx Robotix株式会社(アックスロボティクス、本社:東京都区、代表取締役 川村裕一、以下当社)は、立命館大学 理工学部 ロボティクス学科 生体工学研究室(滋賀県草津市、岡田志麻教授)と共同で、「ねむりすを用いた入眠誘導効果の立証」についての研究を開始しました。

当社はこれまで、睡眠時に布地が自動で変化するスマート枕「Pixx(ピックス)」や、モーターにより自動変形して快適な寝姿勢を保つ枕「ねむりす」など、ロボティクスの力で睡眠の質をアップデートするプロダクトを開発してまいりました。

Pixx(左)とねむりす(右)

そしてこのたび、ロボティクス技術の医療・福祉分野への応用を研究する立命館大学 岡田研究室と、「ねむりすを用いた入眠誘導効果の立証」についての共同研究を開始します。

この研究では、機械が人体の機能に能動的に働きかけることで状態改善を促す「人ー機械(Human-Machine)」の新技術の活用として、睡眠の質を改善することが認められているロッキング(Rocking、揺動)に着目。ロッキングは従来、ハンモックやゆりかご等のベッドサイズで行われることが多いですが、スマート枕「ねむりす」を活用し、頭部のみを揺らすだけで睡眠の質向上に有効かどうかを調査します。

当社は今回の共同研究を、「動く寝具」というまったく新しい価値感を社会に広めていくための第一歩であると考えています。私たちは今後も、従来の寝具(動かない寝具)では改善が難しい問題に対し、ロボティクスの力を活用することで、すべての人により良い睡眠を届けることを目指してまいります。

  • 研究概要

研究名 ねむりすを用いた入眠誘導効果の立証

概要  当社が開発するロボット枕「ねむりす」を用いた有用性立証

  • Ax Robotix株式会社とは

「ロボティクスの力で人類の進歩を加速させる」というミッションのもと、睡眠の質をアップデートするプロダクト・サービスの開発に取り組んでいます。スマートロックAkerun(株式会社Photosynth)の初期メンバーであるロボットエンジニアの川村が、自身の長年の悩みであった「日によって欲しい枕の高さが変わる」課題を解決するために2019年に創業。毎日ほしい形に変形するスマート枕「ねむりす」など、既成概念にとらわれない製品を開発しています。

研究室概要

立命館大学 理工学部 ロボティクス学科 生体工学研究室

岡田志麻教授

研究テーマ:医療、福祉分野へのロボティクス技術の応用

URL:https://www.ritsumei.ac.jp/se2017/educators/detail/?id=92

会社概要

Ax Robotix株式会社(アックスロボティクス)

設立日:2019年4月1日

代表者:代表取締役 川村 裕一

本社所在地 :東京都渋谷区恵比寿4-20 恵比寿ガーデンプレイス8階

広島開発拠点:広島県広島市西区観音新町4丁目10-97-21 molten [the Box]社内

URL:https://www.axrobotix.com

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