あらゆる環境でIP伝送を実現する 放送・Pro AV向けOver IP伝送機器

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ジャパンマテリアル株式会社(代表取締役社長:田中久男、三重県三重郡)は、カナダMatrox(マトロックス)社の新製品『Matrox ConvertIP(コンバート・アイピー)シリーズ』を10月17日(火)に発売いたします。
本製品は、変換機能とIP伝送機能を兼ね備えた放送・Pro AV向けエンコーダー・デコーダーシリーズです。高い柔軟性によりあらゆる環境でIP伝送を実現し、コスト効率の向上や拡張性の高いネットワークを実現します。また、同時発売の『Matrox ConductIP(コンダクト・アイピー)』は、『ConvertIP』と併用することで、あらゆる規模のAVネットワークにおけるコンテンツ配信を簡素化します。

変換機能とIP伝送機能を兼ね備えた次世代伝送機器

『Matrox ConvertIP』は、あらゆる環境でIP伝送への移行を可能にする、柔軟性の高いエンコーダー・デコーダーシリーズです。HDMI・SDI・HDBaseTの映像信号をSMPTE ST 2110・JPEG-XS・IPMX・Colibriなどに相互変換し、IP ネットワーク経由で超低遅延にて送受信できます。最大25Gbpsの接続をサポートし、SMPTE ST 2110を介した非圧縮4Kビデオの配信も可能です。
1UハーフサイズおよびVESA対応のためマウントしやすく、PoE+給電にも対応しています。ファンレス設計のスマートな筐体です。

製品特長

  • SFPまたはRJ45での伝送に対応し、1G、2.5G、10G、25Gの各ネットワークをサポート

  • 非圧縮または圧縮形式の動画、音声、補助データをネットワーク上のどこにでも伝送

  • HDMI、SDI、HDBaseT搭載の各モデルをラインナップ(全6種)

  • 1台を信号の送信(エンコーダー)/受信(デコーダー)のどちらにも設定可能

  • 4K高解像度を超低遅延で伝送

  • Pro AV向けコーデック(Colibri)使用により圧縮コンテンツを高品質伝送

  • PoE+給電対応、ファンレス設計

  • 1Uハーフサイズ、VESA対応でマウントしやすいコンパクトな筐体

  • 操作しやすいWebベースのユーザーインターフェース設定画面

製品ラインナップ
<放送事業向けSDIモデル>

ConvertIP DRS(型番:CIP-DRS)

ConvertIP DSS(型番:CIP-DSS)

・映像信号IF:12G-SDI

・ IP伝送IF:RJ45 x2(冗長構成)

・伝送方式:圧縮

・映像信号IF:12G-SDI

・IP伝送IF:SFP x 2(冗長構成)

・伝送方式:非圧縮(圧縮も可能)

<Pro AV向けHDMIモデル(IP to HDMIモニタリング)>

ConvertIP SRH(型番:CIP-SRH)

ConvertIP DRH(型番:CIP-DRH)

・映像信号IF:HDMI

・ IP伝送IF:RJ45 x1(非冗長)

・伝送方式:圧縮

・映像信号IF:HDMI

・IP伝送IF:RJ45 x2(冗長構成)

・伝送方式:圧縮

ConvertIP DSH(型番:CIP-DSH)

ConvertIP SRST(型番:CIP-SRST)

・映像信号IF:HDMI

・IP伝送IF:SFP x 2(冗長構成)

・伝送方式:非圧縮(圧縮も可能)

・映像信号IF:HDBaseT

・IP伝送IF:RJ45 x1(非冗長)

・伝送方式:圧縮

※オプションのJPEG-XSライセンス(型番:JPEG-XS-UPG)もございます。

IPネットワーク上のAMWA NMOS対応デバイスを包括管理『ConductIP』

『Matrox ConductIP』は、AMWA NMOSをサポートするSMPTE ST 2110 またはIPMX対応デバイスを検出し、監視、ルーティングを可能にします。『ConvertIP』 との併用で、あらゆる規模のAVネットワークにおけるコンテンツ配信を簡素化します。既存のブロードキャストも Pro AV 機器から変換された信号もまとめて管理可能です。

  • NMOSが利用可能なSMPTE ST2110またはIPMX対応の全ての標準デバイスを検知、制御、監視

  • Webブラウザ―からアクセス可能。見やすくて直感的なUI

  • IPネットワーク上で複数デバイス管理。管理者権限設定やユーザー権限管理も可能

  • 用途や環境に応じて柔軟に対応できるライセンスオプションを選択可能

Matrox(マトロックス)社は、1976年創業。カナダ・モントリオールに本社をおき、ストリーミング製品、KVM製品、グラフィックボード等多彩なラインナップを提供し、オフィスユースから放送、医療、金融、サイネージなど幅広い分野で採用されています。
Matrox製品一覧はこちら⇒https://jmgs.jp/products/category/matrox.html

▼本製品の詳細については、下記のページをご参照ください。
Matrox ConvertIP & ConductIP

Matrox ConvertIP & ConductIP(2023年10月発売予定) | ジャパンマテリアル
最大解像度 3840x2160(4:4:4@10ビット)に対応するブロードキャスト向けのマルチチャンネルH.264エンコーダー。コンパクトなハーフラック(1U)サイズと共に低消費電力も実現。遠隔操作での4K映像のキャプチャとエンコードを可能にします。

▼ニュースリリースのPDFは下記よりダウンロードいただけます。
https://prtimes.jp/a/?f=d83040-28-8be7ee57b2a5628c069e5562a18f2b3c.pdf

◎販売に関する情報
価格:オープン
販売店:Webサイトの販売店情報ページをご参照ください⇒https://jmgs.jp/agency/index.html

◎ジャパンマテリアルについて
グラフィックスソリューション部では、国内外の優秀なPC用ハードウェアを取り扱い、製品とともに安心のサポートをご提供しています。
また、「グラフィックスソリューション事業」の他に、「エレクトロニクス関連事業」および「太陽光発電事業」と多岐にわたる事業を展開しております。みなさまにとって親しみやすく、「頼られる企業」を目指しています。

【会社概要】
会社名:ジャパンマテリアル株式会社
本社所在地:〒510-1311 三重県三重郡菰野町永井3098番22
東京本部:〒102-0082 東京都千代田区一番町5-3 アトラスビル4階
代表取締役:田中久男
URL(グラフィックスソリューション部専用サイト):https://jmgs.jp/
 
◎お問い合わせ先
グラフィックスソリューション部(東京本部内)
※当事業部では、従業員の在宅勤務を実施しております。WEBサイト(https://jmgs.jp/)のお問い合わせフォームよりお願いいたします。

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