MICEプラットフォームとヒビノが資本業務提携

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ソフトバンク株式会社のグループ会社で、MICE※業界のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進するMICEプラットフォーム株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 兼 CEO:永田 誠、以下「MICEプラットフォーム」)は、2023年8月30日に、音と映像のトータル・ソリューション企業であるヒビノ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:日比野 晃久、以下「ヒビノ」)と資本業務提携しましたのでお知らせします。

※Meeting(会議)、Incentive Travel(報奨・研修旅行)、Convention(国際会議)、Exhibition/Event(展示会・イベント)の頭文字で、多くの集客・交流が見込まれるビジネスイベントなどの総称

■資本業務提携の背景と目的

コロナの収束に伴いMICE業界が急速に回復する中、今後はオンラインと臨場を組み合わせた「ハイブリッドイベント」がスタンダードになると言われています。コロナ禍に多くの企業が臨場でのイベント開催の自粛を迫られ、代替手段として脚光を浴びたオンライン配信は、新たな転換期を迎えており、今後は顧客体験の向上が重視されていく時代になっていきます。

MICEプラットフォームは、このような社会環境の変化に柔軟に対応し、動画配信プラットフォームの提供やオンラインでのイベント運営を多数手掛ける他、「テクノロジー」を活用したサービス開発に強みを持っています。ヒビノは、「音と映像のパイオニア」として卓越した技術と実績を持ち、業界内で確固たる地位を築いています。両社は事業シナジーを発揮することで、MICE業界の成長や顧客企業のビジネスの成功のために無くてはならない企業を目指していきます。

■調印式の様子と所信表明

       ※写真右:MICEプラットフォーム 代表取締役社長 兼 CEO 永田 誠

       ※写真左:ヒビノ 取締役常務執行役員 芋川 淳一氏

<所信表明>

MICEプラットフォーム 代表取締役社長 兼 CEO 永田 誠

コロナの荒波を乗り越えたMICE業界では、リアルの価値が再認識されるとともに、テクノロジーの実装が加速しています。そのテクノロジーの実装に当たって求められるのは使い勝手の良さであり、その実現にはイベント運営に関するノウハウが欠かせません。今回の協業で、ヒビノがイベント業界で培ったノウハウと当社の強みであるアジャイル開発力によって新たな価値を創出します。イベント主催者に対して、新たな価値を提供できるようになることを大変うれしく思います。当社は、業界全体のさらなる発展に向けて取り組んでいきます。

ヒビノ 取締役常務執行役員 芋川 淳一氏

様々な企業のプレスカンファレンスや大型販促イベントをサポートしてきた当社とオンラインを活用した仕組み作りを得意とするMICEプラットフォームが協業することで、リアルとオンラインの価値を最大限に発揮した新たなビジネスの展開が可能だと考えております。また、当社がイベント業界で培ったノウハウをMICEプラットフォームのサービスに実装することで、将来的にイベント運営に必要な手配・管理のすべてを顧客企業が一つのプラットフォーム上で簡単に実現可能とするなど、イベント開催をより身近にする新たなスタイルの提案を目指していきます。

■MICEプラットフォームについて

ソフトバンク株式会社のグループ企業であるMICEプラットフォームは、「MICE業界のDXを加速する」をミッションに、動画配信プラットフォームや会場予約マッチングサイトの開発・提供を行う他、イベント運営や動画制作などを通じてお客さまのビジネスに貢献しています。

 【ウェブサイト】 https://corporate.mice-platform.com/

■ヒビノについて

1964年の設立以来「音と映像で、世界に感動をクリエイトする」というパーパスの下、音響と映像を中心とした製品・商品・サービスを展開。日本のコンサート・イベントの黎明期から業界をリードする音響・映像のパイオニアです。コロナ禍では、オンラインならではの新たな映像体験を実現するXRの提供やバーチャルプロダクション事業を開始。音と映像の可能性を切り拓き、常に新しい感動空間の創出に挑戦し続けています。

【ウェブサイト】 https://www.hibino.co.jp/

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