タカミヤ、群馬工場の従業員が卒業校である特別支援学校の座談会に登壇~在学中での企業実習を通じた体験や今後の思いを語る~

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足場をはじめとする仮設機材の開発・製造・販売・レンタルを行う株式会社タカミヤ(以下タカミヤ、本社:大阪市北区、代表取締役会長兼社長:髙宮一雅)の群馬工場に勤務する従業員(2021年度入社)が、卒業校である群馬県立渡良瀬特別支援学校主催の「卒業後の生活についての座談会」に出席し、自身が参加したタカミヤでの企業実習の体験や、卒業後の仕事内容について語りました。

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群馬県渡良瀬特別支援学校群馬県渡良瀬特別支援学校

 

  • 「卒業後の生活についての座談会」概要

本座談会は、群馬県渡良瀬特別支援学校が主催しており、卒業後の生活を在学生に知ってもらうために実施しています。当日は、卒業生及び保護者、企業や施設関係者など約10名が登壇し、在校生に向けて企業実習を通じて進路選択をした経験や、現在の仕事内容、私生活について講和しました。
日時:7月7日(木)9:30~11:00
場所:群馬県立渡良瀬特別支援学校 本校舎
 

  • 多様な働き方の推進・障がい者雇用の背景

当社では多様な発想や考えが、既成概念や過去の成功体験に基づかない画期的なアイデアを生む可能性があると考え、「多様な人材が多様な働き方を実現できる就労環境をつくる」という目的の元、働き方改革始め、様々な取組を行っています。
その取組の中で、群馬工場では人員確保と地域貢献を兼ねて障がい者雇用を推進しています。
群馬県立渡良瀬特別支援学校と連携し、毎年在校生の企業実習(約2週間)を複数回実施しています。この取組を通じて群馬工場で正社員登用した従業員が、今回の座談会に出席させていただくことになりました。
一方で群馬県の桐生市・みどり市合同での障がい者就労支援を目的とした会社説明会も実施しております。今後も群馬工場では地域の皆様と共に障がい者雇用に取り組んで参ります。
 

  • 2021年度群馬工場入社社員のコメント(現在の仕事内容について)

現在は、工事現場や建築現場で使われている足場の製造ラインに決められた数の材料を数えて運ぶピッキング作業、部品に穴をあける加工作業を行っています。最初は単純作業のみと思っていましたが、例えばAのラインは通常運転、Bのラインではトラブルにより停止した際に、優先的にAのラインに材料を供給するなど、臨機応変に行動しなければならない場面で「本当にこの判断であっているのか」と不安になることもありましたが、今では経験を積んで周りが見えるようになり、対応できるようになりました。これから新しい作業をすることになっても、今までの経験を活かしたいと思います。
 

  • 群馬工場採用担当者のコメント

タカミヤと渡良瀬特別学校との交流のきっかけは2018年の学校見学に参加させていただいたことです。明るく元気に挨拶する姿や、真剣に授業に取り組んでいる姿を見て「一緒に働きたい」と強く感じ、2019年より企業実習の受け入れをスタートしました。まじめで責任感が強く、今では当社に欠かせない人員になっています。機会があれば先輩が活躍している姿を、是非見にきてください。
 

  • 当時の企業実習風景

今回登壇した弊社社員には、2021年4月に入社するまでに、2019~2021年の間で、合計約50日間ほど群馬工場で企業実習に参加していただいておりました。工場内各所の清掃作業、剪定作業、廃棄物の分別作業、必要書類の仕分作業、現場での機械を用いた製造体験など、幅広い業務を体験していただきました。

  • 会社情報

社名               :株式会社タカミヤ
代表               :髙宮 一雅
本社所在地      :大阪市北区大深町 3-1 グランフロント大阪 タワーB27階
URL               :www.takamiya.co
設立 1969年6月21日 /資本金10億 5,214万円 /従業員数 722名(連結従業員数 1,222 名)
事業内容 仮設機材の開発、製造、販売及びレンタル、仮設工事の計画、設計、施工

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