東証が23年4月よりPBR1倍割れの企業に対して改善を強く求める等、企業価値の向上の取り組みがより強く求められています。これは日本企業の持続的成長と企業価値向上を目指し、経済産業省・金融庁・東証などが連携して進めた一連のコーポレートガバナンス改革が道半ばであり、日本経済復活のためには「日本企業の企業価値向上は待ったなし」ということです。
今回は、オリックスグループのトップとして長年にわたり企業価値向上に取り組まれ、また、日本取締役協会の会長としてコーポレートガバナンス改革を推進してこられたオリックス株式会社 シニア・チェアマン 宮内 義彦氏をお招きし、持続的成長と企業価値向上のために日本企業が何をすべきかについてご講演いただきます。
プロネクサスとレイヤーズ・コンサルティングからは、以下について講演いたします。
【講演Ⅱ】『サステナビリティ情報の適切な開示が企業価値を決める』
投資家から理解、賛同され続けるために必要な開示の取り組みについて
【講演Ⅲ】『経済価値の向上が1丁目1番地』
成長事業への積極的投資、既存事業構造改革のためのマネジメント等
■オンラインセミナー概要
開催日時:2023年9月11日(月)15:00~17:00
会場 :オンライン形式
内容 :
●オープニング
・PBR1倍割れ脱却のために
杉野 尚志(株式会社レイヤーズ・コンサルティング 代表取締役CEO 公認会計士)
●基調講演「持続的成長と企業価値向上のための企業経営のあり方」
・日本企業が求められる企業価値向上とは
・日本企業が抱えるコーポレートガバナンスの課題
・企業価値向上にむけた経営のあり方
宮内 義彦 氏(オリックス株式会社 シニア・チェアマン)
●講演Ⅱ「サステナビリティ情報の適切な開示が企業価値を決める」
・エンゲージメントの実践と開示
・自社企業価値について対話する準備ができているのか?
・メリハリある開示の実践
薄井 太(株式会社プロネクサス 執行役員 IRコンサルティング部)
●講演Ⅲ「経済価値の向上が1丁目1番地」
・経済なき道徳は寝言である
・経済価値向上の第一歩は資本効率向上
・資本効率向上にむけたROE・ROIC経営の実践
真貝 勝(株式会社レイヤーズ・コンサルティング 取締役 経営管理事業部 事業部長 公認会計士)
参加費 :無料(事前登録制)
詳細・お申込み:https://www.layers.co.jp/seminar/s20230911/
■登壇者について
宮内 義彦 氏
オリックス株式会社 シニア・チェアマン
1960年日綿實業株式会社(現 双日株式会社)を経て、1964年オリエント・リース株式会社(現 オリックス株式会社)入社。最高経営責任者の在任期間は30年を超え、2014年よりシニア・チェアマンとして長期的な企業価値の向上のための助言を行っている。また、2008年より株式会社レイヤーズ・コンサルティング経営諮問委員長に就任。
杉野 尚志
株式会社レイヤーズ・コンサルティング 代表取締役CEO 公認会計士
アーサーアンダーセン(現:アクセンチュア)を経て、1983年株式会社レイヤーズ・コンサルティングを設立。450名のコンサルティングスタッフを有する日本発のコンサルティング会社の代表取締役CEOとして現在に至る。上場企業に対し、グローバル経営管理制度の構築・導入、会計システム構築、人事戦略、人事システム構築、本社業務改革、DX導入等のコンサルティングを多数行う。
薄井 太
株式会社プロネクサス 執行役員 IRコンサルティング部
1996 年に大手投資顧問会社に入社。その後、日系・外資系の金融機関でアナリストを経験。セルサイドアナリスト時代は、アナリストランキングにも名を連ねる。セルサイド・バイサイドの経験から、上場企業に対し効果的なIR活動を提唱。大型株、中小型株問わず、特に機関投資家に有効なIRコンサルティングを提供。
真貝 勝
株式会社レイヤーズ・コンサルティング 取締役 経営管理事業部 事業部長
公認会計士
数多くの業界、業種における上場企業に対し、業務改革、新経営管理制度構築、グループガバナンス制度構築、SCM改革(生産・購買・物流)、原価企画・コストマネジメント改革、中期IT構想策定等のコンサルティングを多数行う。プロジェクト責任者として30数年にわたり100以上のプロジェクトを実施し、各企業のトランスフォーメーションをスピーディに実現。
プロネクサスについて 企業URL:https://www.pronexus.co.jp/
プロネクサスは、企業のディスクロージャー・IR実務を支援する専門会社です。私たちが制作を支援する企業の開示書類やWebコンテンツをもとに投資家の方々が企業価値を評価し、投資を行います。企業が開示する情報には未公開の重要事実が含まれる為、当社はお客様の機密情報を守り抜く責務を負っています。また、当社は国内上場企業の約6割から主要な定期開示書類を受注するリーディングカンパニーの位置にあることから、資本市場における社会的インフラの役割を担っているともいえます。
プロネクサスはこうした社会的責任に対応するため、厳格な情報セキュリティ・コンプライアンス体制の下、ディスクロージャー制度とIRニーズの高度化に対応する日本企業の開示実務を、コンサルティングとITでトータルサポートしてまいります。
レイヤーズ・コンサルティングについて 企業URL:https://www.layers.co.jp/
1983年に創業した約450名のコンサルタントを有する日本発の独立系コンサルティング会社です。私たちは自らが「戦う創造集団」として、オープンイノベーションの実現や社内常識の打破を通じて、お客様が激しい環境変化の中、勝ち残るためのパワーエンジンとしてご支援することを使命としております。
経営管理制度の構築・導入、会計システム再構築、人事経理業務改革、人事・タレントマネジメントシステム構築、人事制度設計、原価企画、原価管理、製品開発プロセス開発、事業戦略再構築、新規事業開発、デジタルトランスフォーメーション推進などの幅広い領域で、国内有力企業約500社に対し、約1,000プロジェクトのコンサルティングサービスを提供しております。