LONGi、ポルトガルの22MW太陽光発電プロジェクトの建設に参画

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LONGi(ロンジ、本社:中国西安市)は、同社の両面発電太陽電池モジュール41,000枚超が、ポルトガルの新しい22MW太陽光発電所「トリアナ・ソーラー・パワー・パーク」に設置され、同発電所が電力系統に接続し運転を開始したことを発表しました。

同発電所は、ポルトガルの首都リスボンから北へ50km弱のアレンケルに位置し、デンマークのクリーンエネルギープロジェクト開発企業であるユーロウィンド・エナジー社によって建設されました。敷地面積は30ヘクタール、周辺地域の14,100世帯に電力を供給し、年間の予測発電電力量は41.5GWh、二酸化炭素排出量を推定19,000トン削減します。

このような公共事業規模のプロジェクトを実現させるまでのプロセスについて、ユーロウィンド社南ヨーロッパのマネージング・ディレクターであるペドロ・ペレイラ氏は、パートナー選定の重要性を指摘しながら「信頼性が高いパートナーとして知られているLONGiをサプライヤーとして迎えたことは、プロジェクトの資金調達にとても役に立ちました。また、開発や建設の段階でも、LONGiとの協業により、私たちは透明性のあるコミュニケーションができ、常に状況を把握することができました。」と述べました。

変化するポルトガルの太陽光発電市場は爆発的な成長へ

5年間の開発期間を経て2021年末に着工した同発電所は、2022年10月に竣工しました。プロジェクト開発の初期には、当時のポルトガル市場特有の課題がありましたが、最近では許認可や接続のプロセスを簡素化する取り組みが進められています。ポルトガルでは2022年の前半だけでも2021年の設置容量を上回る太陽光発電が新たに設置されました。政府は、2026年までに総設置容量を9GWとする目標を掲げています。ユーロウィンド・エナジー社も、2022年後半には50MWの新たな太陽光発電プロジェクトを着工しています。

ロンジ・グループ(LONGi Green Energy Technology Co., Ltd.)について

2000年設立のLONGiは、世界有数の太陽光発電テクノロジー企業として、エネルギー転換のシナリオを自ら描き、顧客視点の価値創造に注力することを使命としています。「太陽エネルギーを利用してグリーンエネルギーの世界を創る」という使命と「堅実で信頼できる技術リーダーシップ」というブランド哲学のもと、LONGiは技術革新に専念し、単結晶シリコンウェハ、セル・モジュール、商業・産業用分散型太陽光発電ソリューション、グリーン電力ソリューション、水素設備という5つの事業分野を構築しています。同社はグリーン電力を提供する能力を磨き、最近ではグリーン水素の製品及びソリューションも加え世界のゼロ・カーボン化を支援しています。 www.longi.com/en

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