【取材のご案内】バーチャル見学「今は静かな海・静かな浜辺ー震災遺構仙台市立荒浜小学校」

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東日本大震災から12年がたち被災の記憶は風化しつつあります。でも生まれ育った海辺で生きたいと願う高齢者や被災前の賑やかさを記憶する若者たちが荒浜で生きる努力を続けています。私たちNPO法人チダラボでは1年間のリベラルアーツ教育プログラムの中,「自分たちはいかに生きるか」という問いに向き合うバーチャル授業を日本・外国に向け製作しています。貴社メディアでご取材いただきご周知いただけたら幸いです。ご検討をよろしくお願いします。

仙台市若林区荒浜で被災した語り部の渡邉學さん(78)

被災後,荒浜で農業法人を立上げました

■リベラルアーツ教育で「防災」「被災地」を取り上げる意味
リベラルアーツとは簡単にいうと「教養」です。チダラボは義務教育では教わらない「生きるちからと心を支えて人生を豊かにする学び」をリベラルアーツの定義としてプログラムを組んでいます
法律や哲学・倫理学・芸術など幅広い単元に共通するテーマは「私たちはいかに生きるか」。
防災の単元では,特別授業「フェーズフリーと新しい防災」(ハイブリッド開催)のほか,被災地の今を知り,被災から学ぶために本授業を作りました。仙台市まちづくり政策局防災環境都市推進室の協力をいただき,震災遺構仙台市立荒浜小学校から,「どんな大災害があっても,私たちは学び・生きていく」という発信をします。
当時,甚大な被災があった一方で,子どもや老人を守り生還した荒浜の人々の姿を改めて紹介すべく,被災直後から情報発信をされてきた地元出身の震災遺構職員に解説をお願いしました。そして生まれ育った荒浜で,被災後農業法人を立ち上げた荒浜の語り部にはインタビュー動画でご出演いただいています。今回荒浜小学校を取り上げたのは,未だ震災遺構を訪ねることができないでいる被災者が多いということを知ったからです。そんな方々にも安心して参加いただけるよう工夫して,バーチャルキャンパス・メタバース空間で,日本・世界に向けて「悲しみや辛さだけではない,生きる勇気が得られる命のオンライン授業」を行います。地域のコミュニティが助け合ったことで生還した人々の姿から,防災のあり方や「私達はいかに生きるか」を改めて学び,誇りにしたいと思っています。

■詳細

 【イベント名】
バーチャル見学「今は静かな海・静かな浜辺-震災遺構仙台市立荒浜小学校VRツアー」
【開催日時】
2023年9月16日㈯10時~12時

【場所】 オンライン
バーチャルキャンパス「チダラボ・リカレント市民大学」(ホワイトボードアプリ併用により双方向で参加型のオンライン授業を実施)
【講師】
・震災遺構仙台市立荒浜小学校職員/HOPE FOR project主宰
 高山智行さん
動画インタビュー出演
・荒浜地区語り部(被災者) 渡邉學さん

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【取材可能な内容】
・チダラボ・リベラルアーツPRG2023について
・チダラボ理事長が被災時現職だった仙台地検で策定した復興支援としての刑事政策について
・バーチャルキャンパスによるメタバース授業について(10/11法務省矯正局とのコラボ企画で「刑務所VRツアー」も開催します。本学では教育にオンラインを積極活用しています)

恐れ入りますが、下記連絡先よりご連絡ください。
■代表プロフィール 

千田 早苗(ちだ さなえ)
NPO法人チダラボ理事長。仙台地方検察庁,最高検察庁において犯罪被害者支援・再犯防止支援・児童虐待対応などの刑事政策に尽力。2019年本法人を設立し,法務省法務総合研究所を最後に2021年4月独立。捜査官時代に被害者支援のために心理学を学び,最高検では刑事政策と並行し検察改革の一翼として検察若手職員研修等を立案。現在は本法人のほか,元検事総長小津博司らの一般社団法人刑事司法福祉フォーラム・オアシス立上げに加わり,前検事総長林眞琴などとともに刑事政策研究に携わる。早稲田大学社会安全政策研究所招聘研究員,一般財団法人日本刑事政策研究会参与補佐等。
生まれも育ちも仙台市。被災時は最大震度地付近の仙台地検古川支部勤務中だった。

リリース本文

https://prtimes.jp/a/?f=d128223-1-aa395cae4c3c6d4cdd44515152541221.pdf

プログラム資料

https://prtimes.jp/a/?f=d128223-1-1ee044f4ac503df363cadc690c157b24.pdf

連絡先
携帯電話 080-9022-3772(千田対応)
メールアドレス: info@chidalabo.com
ホームページ:  https://chidalabo.com

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