これまで多くの施設を支援してきた空飛ぶ捜索医療団は、新型コロナウイルス感染症が5類感染症への引き下げとなった2023年5月にも、クラスターが発生した介護老人福祉施設を支援しました。その際、支援先の職員の方々より5類感染症移行後の対応・情報の変化に伴い、戸惑いや疑問の声が多く寄せられました。
5類感染症に移行した後にも感染流行は変わらず起きており、まだまだ混乱が生じているようです。以前の厳しい感染対策の実施により業務の効率が悪く、少ない職員での対応で疲弊している事例も見受けられました。「現場の方々の負担を軽減することはできないか」と考えた私たちは、今までのクラスター支援の経験をもとに、比較的医療資源が少ない高齢者福祉施設において、感染流行が起きた際に役立つ資料をまとめ、無料配布をおこなうことにしました。
以下より資料(PDF)を無料でダウンロードしていただけます。
▶【新型コロナウイルス】高齢者福祉施設での目線で考えるクラスター感染対応のエッセンス
https://prtimes.jp/a/?f=d35080-252-5798b648d24410a647da2c36089d0526.pdf
資料の中で紹介した掲示物などさらに詳細な資料集をご希望の方は、以下の申し込みフォームよりお申し込みください。
▶資料集お申し込みフォーム
空飛ぶ捜索医療団は、新型コロナウイルス感染症の流行が始まった2020年から様々な支援活動を行っています。中国武漢への物資支援から始まり、クルーズ船クラスター対応、酸素センターの立ち上げを実施しました。クラスター施設への職員派遣は計33件、物資支援は計6,022件と皆様のご協力のもと、幅広い支援を行うことができました。
今後も、新型コロナウイルスの感染拡大の中で懸命に医療やケアを提供し続けている方々へ、私たちができる支援を実施していきます。
報道機関の皆様におかれましては、是非ご関心をお寄せいただきますようお願い申し上げます。
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空飛ぶ捜索医療団”ARROWS”HP: https://arrows.red/
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私たちの活動は皆さまからのご支援で実施されています。温かいご支援をよろしくお願いいたします。
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所在地:〒720-1622 広島県神石高原町近田1161-2 2F
TEL:0847-89-0885(代)/ FAX:0847-82-2949
活動開始:2019年12月
プロジェクトリーダー:稲葉 基高(医師)
運営団体: 特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパン https://peace-winds.org
関連団体: 公益社団法人シビックフォース https://www.civic-force.org
認定NPO法人ピースウィンズ・ジャパン(代表理事兼統括責任者:大西健丞、本部:広島県神石高原町)が運営する、大規模災害の被災地にいち早く駆けつけ、救助・救命活動を行う、医療を軸とした災害緊急支援プロジェクトです。航空機やヘリコプター、船などの輸送手段を活かし、医師や看護師、レスキュー隊員、災害救助犬などの救助チームが被災地に赴きます。東日本大震災以降、ほぼ全ての国内大災害に出動し、多くの被災者の方々を支援してきました。
現場では自治体、病院、NPO、企業、さらに自衛隊・消防などとも連携を図り、発災直後の救助・救命活動から物資配布や避難所運営、中・長期的な復興のサポートまで必要な支援を最適な形で届けます。