みんなのコード×READYFOR、休眠預金を活用した「創造性の格差を埋める デジタルテクノロジー×居場所創造事業」採択結果について

この記事は約7分で読めます。

特定非営利活動法人みんなのコード(所在地:東京都港区、代表理事:利根川裕太)とREADYFOR株式会社(所在地:東京都千代田区、代表:米良はるか)は、休眠預金を活用し、助成総額約2.2億円の「『創造性』の格差を埋める~イノベーション人材となる機会を、すべての子どもに~デジタルテクノロジー×居場所創造事業」プログラムにおいて、人口20万人以下の市町村(特に2万人以下)に居住する10代(10-18歳)の子どもに対し無料で利用可能な「最先端のデジタル・テクノロジーに触れながら自由に活動できる居場所」事業を行う団体を対象に助成を行います。

2023年4月10日(月)~5月8日(月)の期間で助成先(実行団体)からの申請を受け付け、審査を実施しました。その結果、助成先団体は6団体となり、今回のプログラムによる助成総額は225,803,437円に決定いたしました。

助成事業期間は2年7か月(2023年8月1日〜2026年2月28日)となり、READYFOR株式会社として、休眠預金活用事業で初の”通常枠(最長3年事業)”での長期助成事業となります。

▶︎事業概要

休眠預金活用事業|2022年度通常枠 「創造性」の格差を埋める
休眠預金を活用して行う、2022年度通常枠事業です。本事業では、人口20万人未満の市町村(特に2万人未満)に居住する10代の子どもに対し、無料で利用可能な「最先端のデジタル・テクノロジーに触れながら自由に活動できる居場所」事業を行う団体へ資金的・非資金的支援を行います。

  • 「デジタルテクノロジー × 居場所創造事業」とは

一般財団法人日本民間公益活動連携機構(以下「JANPIA」)が実施する「2022年度通常枠」に基づき、みんなのコードとREADYFORが共同で行うプログラムです。6団体を対象に、休眠預金を活用した事業資金の助成ならびに団体への伴走プログラムを最長2年7ヶ月にわたり提供いたします。伴走プログラムとは、みんなのコードが石川県・高知県等で既に実現している拠点の開設・運営の経験を活かし、地域・団体状況にあわせた拠点の開所・運営サポートや、助成期間後の事業継続に向けた支援、地方における自治体・企業・住民など地域連携による事業継続方法および、READYFORによるプロジェクトマネジメントのノウハウや運営業務のDX化、資金調達や広報の計画策定支援等を通じた団体の事業基盤強化など、非資金的なサポートを指します。

  • 助成方針・助成採択団体一覧

(1)助成方針

2023年4月10日(月)~5月8日(月)までの公募期間で、のべ35団体から総額約12億円の申請がありました。申請情報をもとに複数回の審査を実施し、有識者を含む諮問会での意見をふまえて本事業運営事務局での最終審議を行い、助成先を採択しております。

選考においては「事業の妥当性」「実行可能性」「先駆性(革新性)」「ガバナンス・コンプライアンス」などの要素を考慮しました。 

(2)助成採択団体詳細について

上述のような方針で審査を行い、6団体の助成に至りました。助成採択団体の詳細に関しては下記URLのページよりご確認ください。

▶︎助成採択団体詳細について

休眠預金活用事業|2022年度通常枠 「創造性」の格差を埋める
休眠預金を活用して行う、2022年度通常枠事業です。本事業では、人口20万人未満の市町村(特に2万人未満)に居住する10代の子どもに対し、無料で利用可能な「最先端のデジタル・テクノロジーに触れながら自由に活動できる居場所」事業を行う団体へ資金的・非資金的支援を行います。

  • 選考にあたって:特定非営利活動法人みんなのコード 代表理事 利根川裕太より

 これまで、私たちは10代の子どもたちに最先端のテクノロジーに触れられる『創造的な居場所』を提供する取り組みを、石川県加賀市を筆頭に全国3箇所で運営してきました。

 私たちの施設を利用する子どもたちは、学校教育の中だけでは充足が難しい『好きなことを探求して深めていく活動』を通じて自己実現を果たしたり、中には学校へ行けていなかった子が居場所を見つけて自信を取り戻し、高等教育機関へ進むケースも現れました。これらの成果を受け、全国から多くの自治体や企業の方に視察いただいています。

 誰もがこのような創造的な居場所を利用することができる社会を作りたいと考えた時に、私たちの取り組みに共感していただける多くの団体に、私たちがこれまで培ってきたノウハウと休眠預金を活用した資金を提供することができれば、目指したい社会の実現にさらなるドライブがかかると考え、本プロジェクトが始動しました。

 今回の公募では、北海道から沖縄まで全国から、フリースクール、プログラミング教室やIT人材育成など様々な背景を持つ35の団体から申請いただきました。結果として、助成採択団体は6団体となりましたが、同様の取り組みを広げたいという皆さんの熱意に私たち自身も大いに励まされました。

 これから、6団体の皆さんと共に、目指したい社会の実現に向けて力を合わせていきたいと思います。

  • 採択団体の事業開始にあたって:READYFOR株式会社 基金事業・プラットフォーム化推進部 部長 松本央剛より

 当社ではビジョンに基づいて、2020年より基金・助成という形での支援事業を行ってまいりました。休眠預金活用事業においても、領域専門性あるNPOの皆様とパートナーとなり、社会課題の解決に取り組まれる方々の支援を行い、社会インパクトの創出に向け、複数の事業展開をさせていただいております。今回は、みんなのコード様と企画をごいっしょさせていただいた、2年7か月という当社にとって初の長期的な助成事業となっています。

 どの事業でも同様に勉強させていただくことが多くございますが、今回も採択団体様やご申請いただいた皆様の熱意に触れ、本取り組みの必要性と意義を改めて感じさせていただきました。

 今回の「子どもたちが無償で最先端のテクノロジーに触れられる『創造的な居場所』」は子どもたちにとって、大変素晴らしい体験・きっかけを得られる場になるのではと感じております。また今回の事業を通じての目指す環境格差・学習格差の解消や、子どもたちの人生や地域に与える影響の社会的意義を感じてやみません。そうした成果を目指し、みんなのコード様といっしょに採択団体の皆様をご支援し、覚悟と想いをもって本長期事業に取り組んでいきたいと思っています。

特定非営利活動法人みんなのコードについて

みんなのコードは、「誰もがテクノロジーを創造的に楽しむ国にする」をビジョンに、全国でテクノロジー教育の普及活動を推進する非営利法人です。公教育におけるテクノロジー教育拡充に向けた政策提言や学術機関と連携した実証研究、プログラミング教材の開発・提供、プログラミング教育を担う先生方向けの各種研修の企画・開催、子どもたちが自由にテクノロジーに触れられる“第三の居場所”づくりなど、幅広い取り組みを行っています。

・会社名:特定非営利活動法人みんなのコード

・代表理事:利根川 裕太

・所在地:東京都港区西新橋1-1-1 日比谷フォートタワー 9F (WeWork内)

・設立:2015年7月

・会社ページURL:https://code.or.jp/

READYFOR株式会社について

「誰もがやりたいことを実現できる世の中をつくる」をビジョンに日本初・国内最大級のクラウドファンディング事業、寄付・補助金マッチング事業を運営しています。2011年3月のクラウドファンディングサービス開始から2万件以上のプロジェクトを掲載し、130万人以上から320億円以上の資金を集め、国内最大級のクラウドファンディングサービスとして、中学生から80代の方まで幅広い方々の夢への一歩をサポートしています(2023年7月時点)。

・会社名:READYFOR株式会社

・代表者:米良はるか

・所在地:東京都千代田区一番町8 住友不動産一番町ビル 7階

・設立:2014年7月

・資本金:1億円

・会社ページURL:https://corp.readyfor.jp/

・「クラウドファンディングサービス READYFOR」URL:https://readyfor.jp

・「READYFOR 継続寄付サービス」URL:https://readyfor.jp/fundraising/

・「レディーフォー 遺贈寄付サポートサービス」URL:https://izo.readyfor.jp/

・「基金・寄付・補助金 企画運営サービス」URL:https://fund.readyfor.jp/

  • 本件のお問い合わせについて

<メディアの皆様からのお問い合わせ>

特定非営利活動法人みんなのコード 広報部: pr@code.or.jp

<本事業に関するお問い合わせ>

休眠預金活用基金 運営事務局:grant+22_mc@readyfor.jp

タイトルとURLをコピーしました