MIYAVIがテーマソングを初披露!国連本部DDRにて、国連を支える世界こども未来会議~プロジェクト発表イベント in New York~が開催

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MIYAVIがテーマソングを初披露!国連本部DDRにて、国連を支える世界こども未来会議~プロジェクト発表イベント in New York~が開催

7月19日、米ニューヨークの国連本部DDRで、一般財団法人ピースコミュニケーション財団が「国連を支える世界こども未来会議~プロジェクト発表イベント in New York~(The Children’s Conference of the Future in Support of the United Nations ~Project Launch Event in New York~)」を開催しました。

 今回の国連本部でのイベントは2部制で行われ、第1部の「国連本部セレモニー」では、国際連合日本政府代表部中川周公使立ち合いのもと、日本から来たキッズアンバサダーより3月に開催した「第3回国連を支える世界こども未来会議」の議論の結論をまとめたアイデアブックを国連本部グローバルコミュニケーション局アウトリーチ部のヴィンチェンツォ・プグリエーゼさんに提出しました。加えてグテーレス事務総長への親書とイラストレーターの田村大さんが描いたグテーレス事務総長のイラスト、そして日本からのおみやげとして、本プロジェクトに参加する企業のキャラクターのぬいぐるみと手ぬぐいが贈られました。また本会議でこどもたちが考えたアイデアについては、来年以降も国連本部に届けることを申し入れ、受諾されています。セレモニー後、キッズアンバサダーは国連本部内「Children’s Corridor」でのツアーも実施していただきました。

 第2部の「国連を支える世界こども未来会議~プロジェクト発表イベント in New York~」では、プロジェクト概要を発表し、キッズアンバサダー3名が「第3回国連を支える世界こども未来会議」で考えた平和実現に向けたアイデアの発表も行いました。これら発表の際には、本プロジェクトへ協賛している日本電信電話株式会社の渡邊淳司さんが、本会議で取り入れている「わたしたちのウェルビーイングカード」カリキュラムについてプレゼンテーションを行いました。カードは自分自身や周囲の人が「ウェルビーイング」に意識を向けて、対話を促すツールとして開発されたものです。このカードを使ったカリキュラムでは、こども向けの18種類の「思いやり」「自然とのつながり」といったウェルビーイングを表現するために必要な要素が記載されており、こどもたちはこれらのカードの中から、自分が生活する上で何を一番大事にしているか選び、理由とともに発表します。キッズアンバサダー3人が登壇し、実際に発表しました。また同様に、本会議でも取り入れている「心臓ピクニック」を使い、ニューヨークの会場にいるこどもと日本にいるこどもをオンラインでつなぎ、鼓動を光と振動で感じる遠隔触感コミュニケーション体験を実践しました。「心臓ピクニック」は聴診器と振動スピーカーがつながったもので、身体外部に鼓動を感じ取れるようにしたものです。

プロジェクト発表後のMIYAVIさんによるライブパフォーマンスでは、「Shape Of Futureプロジェクト」と題したこどもたちの未来に向けた「声」を集めるプロジェクトをもとにMIYAVIさんが楽曲プロデュースで制作した「国連を支える世界こども未来会議」のテーマソング「That‘s What I’m Gonna Be」が初披露されました。演奏前にMIYAVIさんは「今まで以上に、こどもたちが自由に発言できて、自由に未来を語り合える場を作ることが大事だと感じています。このThe Children’s Conference of the Future in Support of the United Nationsという日本で生まれたイベントは、そういったようにこどもたちが自由に発言し、つながることができる良い機会です。これを世界に広めていければと思います。僕自身もUNHCRの親善大使として、これまでケニアやコロンビア、バングラデシュ、タイ、レバノン、セルビアなどを訪れました。音楽で戦争を止めることはできないし、目の前にいるこどもにキャンディーをあげることもできない。それでも世界にメッセージを届けていくことで、少しでもこういった機会、人と人がつながるきっかけを作ることができる。僕たち大人も一人一人の役割を全うして、子どもたちにそのバトンを渡していきたい。そう信じて歌っています」と平和について語りました。MIYAVIさんとベース、パーカッションの演奏が始まると21人のこどもたちがステージに上がり、一人ずつ名前と将来の夢を発表。そして全員の発表の後、MIYAVIさんとこどもたちが一緒に歌い、手拍子でセッションをしました。

 その後、ピースコミュニケーション財団代表理事の一木広治氏が登壇し、「2024年3月に開催される国連を支える世界こども未来会議は、東京都共催のもと東京都庁大会議場で実施する予定です。参加者のこどもにとって、さまざまなことを学ぶ良い機会になればと思います」と発表。大阪・関西万博に向けて「本会議は2025年の万博で開催することを目指します。この万博に向けて、日本電信電話株式会社に協力いただき、メタバースプロジェクトをスタートします。メタバース上でも開催することで、世界のこどもたちがより集まれるようになり、多くの素晴らしいアイデアと交流が生まれることと思います。ご期待ください」と展望を語りました。

 なお、この日のイベントには当プロジェクトを後援する外務省、東京都より林芳正外務大臣、小池百合子都知事からメッセージが、寄せられています。

♦―国連を支える世界こども未来会議 ~プロジェクト発表イベント in New York~開催概要―
【イベントタイトル】国連を支える世界こども未来会議 ~プロジェクト発表イベント in New York~
(The Children’s Conference of the Future in Support of the United Nations
~Project Launch Event in New York~)
【開催日時】2023年7月19日(水) 第1部13:30‐15:05、第2部 18:00‐19:10
【開催場所】New York 国連本部 DDR
【第2部出演者/登壇者】
<プロジェクト発表>一木広治(一般財団法人ピースコミュニケーション財団代表理事)、一木美里(株式会社CiEl CEO)、渡邊淳司(日本電信電話株式会社上席特別研究員)、武井俊輔(外務副大臣)、松本好一朗(外務省地球規模総括課長)、キッズアンバサダー3 名
<ライブパフォーマンス>MIYAVI(アーティスト)、MIYAVI バンドメンバー Patrick Taylor(ベーシスト)Anthony Lopez(パーカッション)、こども参加者たち
【主催】一般財団法人ピースコミュニケーション財団
【協力】日本外務省、日本政府代表部、日本電信電話株式会社、株式会社ロイヤリティマーケティング

♦MIYAVIさんプロフィール

エレクトリック・ギターをピックを使わずに全て指で弾くという独⾃の“スラップ奏法”でギタリストとして 世界中
から注⽬を集め、これまで約 30 カ国 380 公演以上のライブと共に、9 度のワールドツアーを成功させ ている。⽶国「ドジャースタジアム」での国歌演奏、「パリ・サン=ジェルマン」来日時には新・国⽴競技場でのパフォーマンス、NBA「ゴールデンステイト・ウォリアーズ」への楽曲提供・ハーフタイムショー出演など、国内外問わず圧倒的なパフォーマンスを披露。⾳楽活動に限らず、アンジェリーナ・ジョリー監督の映画
「Unbroken」にてハリウッドデビュー。ヨージヤマモト、Y‐3 のモデルとしてパリコレのランウェイに出演、GUCCIグローバルコレクションの広告に日本人として初起用されるなど、俳優、モデルとしても活躍中。近年、DELL社やMcLarenの広告キャンペーンにも抜擢。2017年より日本人初のUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)親善大使に就任。2022年11月、YOSHIKI、HYDE、SUGIZOとスーパーバンド「THE LAST ROCKSTARS」結成を発表。常に世界に向けて挑戦を続ける“サムライ・ギタリスト”であり、今後もワールドワイドに活躍する最も期待のおける日本人アーティストの一人。

♦国連を支える世界こども未来会議について
世界のこどもたちが集まり、SDGsを軸に平和で豊かな世界について語り合うピースコミュニケーションの場として、2019年に東京オリンピック・パラリンピック公認プログラムとしてスタート。以降、毎年開催し2022年度からは国内各地でも開催。現在は、こども家庭庁・外務省・東京都が後援し、2023年2月には国連からタイトルの認定を受けている。

♦本イベントの問い合わせ先
一般財団法人ピースコミュニケーション財団
広報事務局 株式会社ヘッドライン
電話番号:03‐5770‐7161
担当:眞田(rsanada@tokyoheadline.com)

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