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小児医学川野賞について https://kawanozaidan.or.jp/prize/
財団設立10周年という大きな節目を迎えた1999年に、小児医学川野賞を創設しました。この賞は、基礎医学、臨床医学、社会医学の研究で優れた業績を上げ、その後の活躍も大いに期待できる55歳以下の研究者を表彰するものです。既に残された功績を讃える賞が多い中、この賞の選考ではこれからの躍進にも重きを置いています。そこには、この賞がこれからの小児医学界をリードする存在の輩出、そして若手研究者の意欲の醸成につながって欲しいという思いがあります。
創設から24年、受賞者は51名に上ります。歴代の受賞者の顔ぶれを改めて見ると、今まさに日本の小児医学界を背負って立っている方々ばかりです。受賞者の目覚ましい活躍がこの賞の価値をさらに高め、財団の存在を小児医学界に広めるきっかけにもなっています。
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募集概要
●対象分野
小児医学、ことに基礎医学・臨床医学・社会医学に関する研究
●応募資格
(1)2024年3月31日時点で55歳以下の方
(2)所属する学会もしくは組織の責任者から推薦を受けた方
※推薦者については、当財団ウェブサイトの募集要項を確認ください
●顕彰
賞状、トロフィーおよび賞金100 万円
●応募方法
申請書および論文をPDF 形式にて、メールで提出
●応募受付期間
2023年8月1日(火)~10月14日(土)
※お問合せは10月13日(金)までにお願いいたします
小児医療施設支援、医学会助成も8月1日より応募受付を開始します
※小児医療施設支援についてはこちら→https://kawanozaidan.or.jp/facility_support/
※医学会助成についてはこちら→https://kawanozaidan.or.jp/society_support/
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昨年の受賞者コメント
●基礎医学分野
国立国際医療研究センター研究所疾患ゲノム研究部 部長 三宅紀子先生
「単一遺伝子疾患の新規疾患責任遺伝子の同定と病態解明」
大変栄誉ある小児医学川野賞(基礎医学研究)を賜ることができ、誠に光栄に存じます。今回頂きました賞を励みに、今後も単一遺伝子疾患の患者さんやご家族、医療の現場に貢献できるような研究を継続・発展させていきたいと思います。
●臨床医学分野
国立成育医療研究センター臨床研究センターデータサイエンス部門 部門長 小林徹先生
「川崎病における新規治療法開発」
私が取り組んできた川崎病分野における大規模多施設共同臨床研究は一人の力で完遂できるものではなく、たくさんの医師やメディカルスタッフのご協力の下に一つ一つ丁寧に時間をかけて紡いだまさに汗と涙の結晶です。故川崎富作先生をはじめとした多くの関係者の皆様に重ねて御礼申し上げると共に、今後も臨床研究・社会実装活動に引きつづき尽力して参りたいと存じます。
●社会医学分野
岡山大学学術研究院医歯薬学域 准教授/岡山大学病院小児医療センター小児心身医療科 科長
岡田あゆみ先生
「小児心身医学を通した子どもとその家族への支援を目的とした研究」
この度は栄誉ある⼩児医学川野賞を頂戴し誠に光栄です。これまでご指導・ご支援くださった皆様に感謝申し上げます。“There is no such thing as an infant. ”「⼀⼈の⾚ん坊はいない」は、英国の⼩児科医であり精神分析家でもあったWinnicott,D.の⾔葉です。⼦どもと家族、そして⼦どもを取り巻く社会とのつながりを想いながら、貴財団が掲げるように 「みんなでのりこえる」ための⽅法を今後も探していきたいと思います。
<財団概要>
財団名: 公益財団法人川野小児医学奨学財団
所在地: 〒350-1124 埼玉県川越市新宿町1-10-1
理事長: 川野 幸夫(株式会社ヤオコー 代表取締役会長)
事務局長: 川野 紘子
設立: 1989年12月25日
行政庁: 内閣府
URL: https://kawanozaidan.or.jp/
TEL: 049-247-1717
Mail: info@kawanozaidan.or.jp
事業内容: 研究助成/奨学金給付/小児医学川野賞/医学会助成
小児医療施設支援/ドクターによる出前セミナー
<ご参考:過去の受賞者>
小児医学川野賞のページでもご確認いただけます。 https://kawanozaidan.or.jp/prize/