植物学者・牧野富太郎の功績と、園内で見られる博士ゆかりの植物を紹介する『姫の沢公園の草花と仲良くなろう!』2023年7月29日(土)~9月3日(日)開催(熱海市姫の沢公園)

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静岡県熱海市にある姫の沢公園(指定管理者:姫の沢公園パートナーズ、代表企業:伊豆箱根鉄道株式会社、構成企業:西武造園株式会社、株式会社時設計)では、2023年7月29日(土)~9月3日(日)の期間に、ドラマの主人公のモデルにもなった植物学者・牧野富太郎博士の功績を紹介するパネル展示や、園内で見ることができる植物のうち、牧野富太郎博士が命名にかかわったものを紹介する企画展示『姫の沢公園の草花と仲良くなろう!』を開催いたします。
夏休みは、ぜひご家族・ご友人と一緒に、日本の植物分類学の父とも称される牧野富太郎博士ゆかりの草花を通して、植物の魅力を感じてみてください。

牧野富太郎博士ゆかりの珍しい植物「ヒナノシャクジョウ」 7月29日(土)に観察会も実施いたします牧野富太郎博士ゆかりの珍しい植物「ヒナノシャクジョウ」 7月29日(土)に観察会も実施いたします

姫の沢公園は、熱海市内の山間部に位置し108ヘクタールの広大な面積を有する都市公園で、「日本の都市公園100選」に選定されています。園内では四季折々の植物が楽しめ、整備されたアスレチックやハイキングコースにて、自然との触れ合いを通したレクリエーション活動ができます。

熱海市の山間部に位置する「姫の沢公園」では多くの植物をみることができます熱海市の山間部に位置する「姫の沢公園」では多くの植物をみることができます

2023年7月29日(土)から9月3日(日)までの期間中、植物学者・牧野富太郎博士をテーマにした企画展示『姫の沢公園の草花と仲良くなろう!』を開催いたします。
日本の植物分類学の父とも称される牧野富太郎博士の功績とともに、当園で見られる草花で牧野富太郎博士が命名にかかわったものを紹介し、身近な植物の魅力を感じていただける特別展示です。

夏休みは、ぜひ当園の豊かな自然を牧野富太郎博士の視点からみることで、新たな植物の魅力を発見してください。

熱海市姫の沢公園WEBサイト:https://www.seibu-la.co.jp/himenosawa/
 

  • 企画展示『姫の沢公園の草花と仲良くなろう!』開催概要

開催期間:2023年7月29日(土)~9月3日(日)

会場:熱海市姫の沢公園 ビジターセンター
(所在地:静岡県熱海市伊豆山字姫の沢1164-1)
入園料:無料

■パネル展示

青紫色で細長い筒型の花冠がかわいらしい「コバノタツナミ」青紫色で細長い筒型の花冠がかわいらしい「コバノタツナミ」

日本が世界に誇る植物分類学の第一人者である牧野富太郎博士の功績を、高知県立牧野植物園が有する貴重な肖像写真や綿密な植物画(複製画)などの資料とともにパネルでご紹介いたします。

熱海市の山間部に位置する当園では、約800種類もの植物がみられますが、そのなかで学名に牧野富太郎博士の名前(Makino)がつく植物を、約15種類確認しています。それら牧野富太郎博士ゆかりの植物であるコバノタツナミ、エイザンスミレなどの見頃の写真と魅力をご紹介します。

 

葉に大きな切れ込みがあるのが特徴の「エイザンスミレ」葉に大きな切れ込みがあるのが特徴の「エイザンスミレ」

■牧野富太郎博士に学ぶ植物観察「植物を描いてみよう!」

※「植物を描いてみよう!」イメージ※「植物を描いてみよう!」イメージ

牧野富太郎博士になったつもりで植物を観察して、植物図にチャレンジできるワークシートを無料配布します。根・茎・葉・花・実などのかたちや特徴を正確に伝えるために、観察のポイントを確認しながら描いてみましょう。見れば見るほど植物のおもしろさが発見できるはずです。
※ワークシートは数量限定です。無くなり次第配布終了となります。

協力:公益社団法人日本植物園協会、公益財団法人高知県牧野記念財団

交通アクセス:
自動車ご利用の場合
東名高速道路、沼津ICより伊豆縦貫自動車道経由で約31キロメートル、約50分
小田原厚木道路、小田原西ICより真鶴道路経由で約27キロメートル、約40分
※無料駐車場あり

公共交通機関ご利用の場合
JR熱海駅より伊豆箱根バス(2番のりば)関所跡・箱根園行きで約25分、「姫の沢公園」バス停下車
 

  • 企画展示期間中に開催するイベントのご紹介 ※一部

■観察会「ヒナノシャクジョウを見てみよう!」

2023年は例年より早く開花を確認している「ヒナノシャクジョウ」(7月22日撮影)2023年は例年より早く開花を確認している「ヒナノシャクジョウ」(7月22日撮影)

開催日程:2023年7月29日(土)
時間:14:00~14:30
料金:無料
申込:要事前申込(先着10名)

ちょうど夏に花期を迎える牧野富太郎博士ゆかりの植物「ヒナノシャクジョウ」を実際に探す観察会を開催いたします。「ヒナノシャクジョウ」の和名は「雛の錫杖」と書き、形が錫杖に似ており、高さが約3~10cmと小さいことが由来です。
絶滅の危機に瀕している動植物を掲載する都道府県版レッドデータブックでは、神奈川県:絶滅、東京:絶滅危惧ⅠB類相当、静岡県:要注目種となっている、珍しい植物です。光合成をせず菌類などから養分を奪う菌従属栄養植物で、葉緑素を持たないことから白い姿が特徴です。
山林の地面の落ち葉の中に生えるため、見つけるのが難しい「ヒナノシャクジョウ」を公園スタッフと一緒に探します。

■スポーツ広場で夏あそび

スポーツ広場スポーツ広場

開催日程:2023年8月15日(火)・16日(水)
時間:10:00~15:00
料金:無料
申込:予約不要

通常、有料貸出のスポーツ広場を、夏休みの2日間無料で開放いたします。広さ約120m×80mの人工芝のグランドと、陸上用トラックで自由に遊べます。スナッグゴルフなどのニュースポーツが楽しめる体験コーナーや、無料の貸出遊具もあります。さらに水遊びができるプールコーナーも登場。お友達や家族と一緒に思いっきり体を動かして、夏休みを満喫してください。

お申込方法やイベント詳細は、公園WEBサイトをご覧ください
https://www.seibu-la.co.jp/himenosawa/event/
 

  • ほぼ毎日更新!自然の魅力をご紹介する「公園だより」

一年草の寄生植物「オオナンバンギセル」も開花がはじまりました(7月15日撮影)一年草の寄生植物「オオナンバンギセル」も開花がはじまりました(7月15日撮影)

公園WEBサイト内のブログ「公園だより」では、自然豊かな園内で見られる植物や生きものの魅力を、美しい写真とともにご紹介しています。

ほぼ毎日更新し、最新の情報をお伝えしていますので、ぜひご覧ください。

熱海市姫の沢公園「公園だより」:
https://www.seibu-la.co.jp/himenosawa/blog/
 

  • 施設概要

熱海市姫の沢公園 ビジターセンター熱海市姫の沢公園 ビジターセンター

熱海市姫の沢公園は、熱海市内の山間部に位置する108ヘクタールの広大な面積を有する都市公園で、「日本の都市公園100選」に選定されています。園内では四季折々の植物が楽しめ、整備されたアスレチックやハイキングコースにて、自然との触れ合いを通したレクリエーション活動ができます。

2020年4月には新たな公園の魅力として「ビジターセンター」がオープンし、雨の日でも子どもたちが遊べる「こどもアドベンチャー」をはじめ、園内情報の発信など様々なサービスを行っております。
また、人工芝を敷き詰めたスポーツ広場も設置されており、世代を問わず市民等の健康増進や社会教育など、魅力ある観光資源として多彩な利用ができる総合公園です。 

 

8月6日(日)開催「ツリークライミング」8月6日(日)開催「ツリークライミング」

所在地:静岡県熱海市伊豆山字姫の沢1164-1

入園料:無料

開園時間:
<公園>終日開放

<スポーツ広場>
3月~10月:9:00~17:00
11月~2月:9:00~16:00
※年末年始休み(12月29日~1月3日)

<ビジターセンター>
8:30~17:30
※年末年始休み(12月29日~1月3日)

駐車場:
利用料金無料、終日利用可

駐車台数:
さざんか駐車場(41台、身障者用1台、バス3台)
林間駐車場(56台、身障者用1台)
峠の駐車場(20台)
スポーツ広場(78台、身障者用2台、バス4台 ※通常スポーツ広場利用時のみ利用可)
 

  • お問合せ先

熱海市姫の沢公園
指定管理者:姫の沢公園パートナーズ
(代表企業:伊豆箱根鉄道株式会社 構成企業:西武造園株式会社、株式会社時設計)

TEL:0557-83-5301
FAX:0557-85-2974
※ビジターセンター(午前8時30分~午後5時30分 ※年末年始を除く)
https://www.seibu-la.co.jp/himenosawa/

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