【キャセイパシフィック航空】海外発のフライトに初めてSAF(持続可能な航空燃料)を給油し運航

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キャセイパシフィック航空(本社:香港、最高経営責任者:ロナルド・ラム)は、2030年までに全燃料使用量の10%に持続可能な航空燃料(SAF)を使用するという目標達成に向け、香港のハブ空港以外で初めてSAFを商業便に使用しました。

シンガポール・チャンギ空港で6月7日、14日、28日の香港行きCX2076便と6月30日のペナン行きCX2074便の計4便のキャセイパシフィック貨物便に、エクソンモービル・アジア・パシフィック社から供給を受けたSAFを使用しました。これは、昨年香港国際空港で特定のフライトにSAFを使用したことや、過去6年間にわたりヨーロッパからの新型エアバスA350のデリバリーフライトに使用したことに続くものです。

今回供給を受けたSAFは100%使用済み食用油が原料で、国際持続可能性カーボン認証(ISCC)のEU基準を満たしています。ライフサイクルベース(原料の収集から製造、輸送、利用まで)では、従来のジェット燃料と比較してGHG(温室効果ガス)排出量を90%近く削減し(1)、旅客便および貨物便をより少ないGHG排出量で運航することが可能です。

当社ではSAFの使用拡大に積極的に取り組んでおり、2022年にはアジア初の「法人企業向けSAFプログラム」を開始し、パートナー企業8社が初期参加企業として参加しています。当プログラムは、企業がSAFの利用に貢献することで、出張や航空貨物輸送による二酸化炭素排出量を削減する機会を提供するものです。2023年には参加法人数がさらに増える予定です。

「今回の試みは、キャセイパシフィック航空のみならず2050年までに炭素排出量ネットゼロを達成するという大きな目標を掲げる航空業界にとって、重要なマイルストーンです。私たちは国際的な航空会社として、航空業界の脱炭素化を進める上で主導的な役割を担っています。気候変動対策に向けて多くのステークホルダーと協力し合い、解決策を模索し続けています。航空業界が二酸化炭素排出量ネットゼロを達成するためにはSAF導入が主要施策であると確信しています。香港国際空港だけでなくシンガポールのチャンギ空港でも一部の旅客便にブレンドSAFの導入を拡大することでアジア太平洋地域におけるSAFの認知度を向上し高まる需要を航空会社からサプライチェーンにも示したいと考えています。」

(キャセイグループ最高経営責任者(CEO)ロナルド・ラムのコメント)

「キャセイパシフィック航空と協力し、国際認証を取得したSAFをシンガポールのチャンギ空港で納入できたことを嬉しく思います。当社の運用・物流能力を活かし、航空業界の脱炭素化目標の達成を支援するため、GHG(温室効果ガス)排出量が少ない燃料事業に引き続き注力していきます。」

(エクソンモービル・アジア・パシフィック社 アジア太平洋地区燃料部統括部長 オン・シュウ・フーン氏のコメント)

(1)国際持続可能性カーボン認証(ISCC)が定める手法に基づきニートSAFサプライヤーが算出したもの。

 キャセイパシフィック航空の持続可能な開発の取り組みについては、以下URLをご覧ください。

https://www.cathaypacific.com/cx/en_HK/inspiration/travel/greener-together-cathay.html
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