2023年7月の豪雨被害を受け、ポケットマルシェが被災生産者を金銭面で支援可能な「応援商品」の販売を開始

この記事は約7分で読めます。
生産者と消費者をつなぐ国内最大級の産直アプリ「ポケットマルシェ(ポケマル)」を運営する株式会社雨風太陽(本社:岩手県花巻市、代表取締役:高橋 博之、以下「当社」)は、2023年7月に東北・近畿・九州地方を中心に甚大な被害をもたらした豪雨の影響で、当面の生産活動や生鮮品の出品が困難になった生産者を金銭面で支援可能な「応援商品」の販売を開始しました。また、「応援商品」の出品時に使用可能なタグをサービス上に設置しました。これにより、自然災害による被災生産者と、応援したい消費者とのマッチングを強化します。

1)2023年7月の豪雨による被災生産者支援の取り組みについて

◆ 背景

2023年7月の大雨では東北・近畿・九州地方を中心に各地の生産現場が被害を受けました。当社にも、畑の水没、生産物の根腐れ、土砂崩れといった被害情報が生産者より寄せられています。

このような状況を受け、当社では、この度の大雨の被害を受けた生産者の支援を実施します。

◆ 取り組み概要

被災生産者を金銭面で応援可能な「応援商品」の販売を開始

被災したことにより、当面の生産活動や生鮮品の出品が困難になった生産者がいることを受け、被災生産者を金銭面で応援可能な「応援商品」の出品を可能にしました。「応援商品」は、生産物の販売がない金銭支援のみ可能な商品と、生産物がついた商品の2種類を用意しています。

本商品の出品の際には、「#豪雨被害のご支援をお願いします」というタグも設置し、自然災害により被災した生産者と、商品を買って応援したいと考える消費者とのマッチングを促進します。

なお、金銭支援のみが可能な「応援商品」の売上は、全額が生産者に支払われます。

「応援商品」一覧:https://onl.sc/kX4yabt

出品商品数(7月19日(水)10:00時点): 4点

出品生産者数(7月19日(水)10:00時点): 4名

2)各地の被害状況について

◆ 秋田県山本郡八峰町 菊地陽一さん(魚介)

秋田県山本郡八峰町|合同会社fish door|菊地陽一さんの生産者プロフィール|ポケットマルシェ|産直(産地直送)通販 - 旬の果物・野菜・魚介をお取り寄せ
秋田県山本郡八峰町の合同会社fish doorの菊地陽一さんが出品している生産者プロフィールです。日本最大級の産直(産地直送)通販「ポケットマルシェ(ポケマル)」の生産者プロフィールは、生産者の顔や名前、商品が分かり、作り手のこだわりや思いが読めます。生産者と心がふれあうお買い物体験をお楽しみください。

大雨の影響で、港内に流木が堆積し、漁に出られない状態となっています。大雨が始まった初日には、加工場の目の前の道路も冠水してしまいました。

◆ 和歌山県伊都郡九度山町 道上政幸さん(果物)

和歌山県伊都郡九度山町|(農)ちょういしファーマーズ|道上政幸さんの生産者プロフィール|ポケットマルシェ|産直(産地直送)通販 - 旬の果物・野菜・魚介をお取り寄せ
和歌山県伊都郡九度山町の(農)ちょういしファーマーズの道上政幸さんが出品している生産者プロフィールです。日本最大級の産直(産地直送)通販「ポケットマルシェ(ポケマル)」の生産者プロフィールは、生産者の顔や名前、商品が分かり、作り手のこだわりや思いが読めます。生産者と心がふれあうお買い物体験をお楽しみください。

大雨の影響で畑の道が寸断されてしまい、崩れたコンクリートがキウイを運ぶ機械を直撃して壊れてしまいました。機械の修理や入り口の道などの修理などで、およそ1000万近くの工事費用・修理費用がかかる見込みとなってしまいました。

◆ 山口県下関市 戸島宏裕さん(野菜)

山口県下関市|戸島農園NS|戸島宏裕さんの生産者プロフィール|ポケットマルシェ|産直(産地直送)通販 - 旬の果物・野菜・魚介をお取り寄せ
山口県下関市の戸島農園NSの戸島宏裕さんが出品している生産者プロフィールです。日本最大級の産直(産地直送)通販「ポケットマルシェ(ポケマル)」の生産者プロフィールは、生産者の顔や名前、商品が分かり、作り手のこだわりや思いが読めます。生産者と心がふれあうお買い物体験をお楽しみください。

梅雨前線の活動活発化による大雨の影響で、農地そばの河川が氾濫し、畑やハウス内などの各種農産物に被害が発生しました。野菜が水につかってしまい、根腐れが起きて枯れてしまったものがあるほか、土砂と共に流されてしまったものも有りました。また、大雨の中で胡瓜は収穫が出来ず、育ちすぎて商品とならずに廃棄になり、予約注文含めて生育待ちとなり、数量が不足して発送出来る野菜が足りない状態になってしまいました。

◆ 佐賀県佐賀市 藤川直樹さん(海苔)

佐賀県佐賀市|海苔養殖|藤川直樹さんの生産者プロフィール|ポケットマルシェ|産直(産地直送)通販 - 旬の果物・野菜・魚介をお取り寄せ
佐賀県佐賀市の海苔養殖の藤川直樹さんが出品している生産者プロフィールです。日本最大級の産直(産地直送)通販「ポケットマルシェ(ポケマル)」の生産者プロフィールは、生産者の顔や名前、商品が分かり、作り手のこだわりや思いが読めます。生産者と心がふれあうお買い物体験をお楽しみください。

港に大量のゴミが漂着し、今週から行政と漁協と協力して清掃や流木の撤去を始めました。満潮前後しか作業が出来ないため、なかなか作業が捗らず、時間がかかりそうな見込みです。海上へ流れていったゴミも、潮に合わせて別日に回収作業を予定しています。

3)当社の支援事例

◆ 自然災害

2020年7月(令和2年7月豪雨)

「#豪雨被害で困っています」タグの設置

ポケットマルシェ登録生産者の豪雨被害の状況およびポケットマルシェの対応について
株式会社雨風太陽のプレスリリース(2020年7月9日 16時30分)ポケットマルシェ登録生産者の豪雨被害の状況およびポケットマルシェの対応について

2020年9月(台風9号・10号)

記事およびSNSでの情報発信、「#台風被害で困っています」タグの設置

台風9号・10号によるポケットマルシェ登録生産者の被害状況および対応について ― 推定被害額が1千万円を超える生産者も
株式会社雨風太陽のプレスリリース(2020年9月8日 16時30分)台風9号・10号によるポケットマルシェ登録生産者の被害状況および対応について ― 推定被害額が1千万円を超える生産者も

2021年8月(令和3年8月豪雨)

まごころ商品の販売、「#令和3年8月豪雨被害で困っています」タグの設置

被災生産者を金銭面で応援可能な「まごころ商品」の販売を開始 産直アプリ「ポケットマルシェ」が自然災害による被災生産者の支援を強化
株式会社雨風太陽のプレスリリース(2021年8月19日 10時00分)被災生産者を金銭面で応援可能な「まごころ商品」の販売を開始 産直アプリ「ポケットマルシェ」が自然災害による被災生産者の支援を強化

2022年8月(令和4年8月豪雨台風8号)

応援商品の販売、「#豪雨被害のご支援をお願いします」タグの設置

2022年8月の豪雨・台風8号の被害を受け、ポケットマルシェが被災生産者を金銭面で支援可能な「応援商品」の販売を開始
株式会社雨風太陽のプレスリリース(2022年8月15日 15時00分)2022年8月の豪雨・台風8号の被害を受け、ポケットマルシェが被災生産者を金銭面で支援可能な「応援商品」の販売を開始

2022年9月(台風15号)

応援商品の販売

被災生産者を金銭面で応援可能な「まごころ商品」の販売を開始 産直アプリ「ポケットマルシェ」が自然災害による被災生産者の支援を強化
株式会社雨風太陽のプレスリリース(2021年8月19日 10時00分)被災生産者を金銭面で応援可能な「まごころ商品」の販売を開始 産直アプリ「ポケットマルシェ」が自然災害による被災生産者の支援を強化

◆ポケマル生産者支援プロジェクト

2023年6月

「ポケマル生産者支援プロジェクト」の開始

ポケットマルシェが「ポケマル生産者支援プロジェクト」を開始 企業や個人からの支援を、気候変動や自然災害、社会情勢の変化など有事の際に活用
株式会社雨風太陽のプレスリリース(2023年6月29日 10時00分)ポケットマルシェが「ポケマル生産者支援プロジェクト」を開始 企業や個人からの支援を、気候変動や自然災害、社会情勢の変化など有事の際に活用

◆ 新型コロナウイルス感染拡大

2020年3月

「フードレスキュー特集」記事の公開、「#新型コロナで困っています」タグの設置、「食材5%OFFクーポン」の発行

新型コロナウイルス感染拡大を受け、食のプラットフォーム「ポケットマルシェ」が生産者と消費者を応援
株式会社雨風太陽のプレスリリース(2020年3月9日 13時00分)新型コロナウイルス感染拡大を受け、食のプラットフォーム「ポケットマルシェ」が生産者と消費者を応援

「#新型コロナを吹き飛ばせ」タグの設置、特集記事の公開

農家、漁師が消費者を応援! 「新型コロナウイルスを吹き飛ばせ」企画出品が次々に登場
株式会社雨風太陽のプレスリリース(2020年3月17日 10時02分)農家、漁師が消費者を応援! 「新型コロナウイルスを吹き飛ばせ」企画出品が次々に登場

2020年4月

生産者の審査体制強化

緊急事態宣言を受け、ポケットマルシェが生産者のフードレスキュー体制を強化
株式会社雨風太陽のプレスリリース(2020年4月9日 14時00分)緊急事態宣言を受け、ポケットマルシェが生産者のフードレスキュー体制を強化

初回送料無料クーポンの提供開始

外出自粛中の家庭を応援するため、ポケットマルシェが食材の初回送料無料クーポン等を提供開始
株式会社雨風太陽のプレスリリース(2020年4月10日 10時00分)外出自粛中の家庭を応援するため、ポケットマルシェが食材の初回送料無料クーポン等を提供開始

初回送料無料クーポンの提供期間延長

新型コロナウイルス感染拡大に伴う利用者増を受け、食のプラットフォーム「ポケットマルシェ」が初回送料無料クーポンの提供を延長
株式会社雨風太陽のプレスリリース(2020年4月28日 16時00分)新型コロナウイルス感染拡大に伴う利用者増を受け、食のプラットフォーム「ポケットマルシェ」が初回送料無料クーポンの提供を延長

2020年12月

「#フードレスキュー特集」タグの設置、「フードレスキュー特集」記事の公開

産直SNS「ポケットマルシェ」が、新型コロナウイルス感染再拡大や気候変動の影響を受けた生産者を応援する「フードレスキュー特集」を開始
株式会社雨風太陽のプレスリリース(2020年12月4日 13時00分)産直SNS「ポケットマルシェ」が、新型コロナウイルス感染再拡大や気候変動の影響を受けた生産者を応援する「フードレスキュー特集」を開始

2021年3月

一部商品の送料無料化、150箇所のこども食堂への食材提供

ポケットマルシェが一部商品の送料無料化と150箇所のこども食堂への食材提供を開始 コロナ禍で困難を抱える生産者と消費者の「共助」の関係性創出を目指す
株式会社雨風太陽のプレスリリース(2021年3月11日 17時30分)ポケットマルシェが一部商品の送料無料化と150箇所のこども食堂への食材提供を開始 コロナ禍で困難を抱える生産者と消費者の「共助」の関係性創出を目指す

◆ 東日本大震災

2021年2月

「3.11応援商品」の販売・特設サイトの公開、オンラインイベントの開催

産直SNSのポケットマルシェが「東北応援プロジェクト」を始動 「3.11応援商品」の販売や、農家や漁師とつながれるライブコマースを開催
株式会社雨風太陽のプレスリリース(2021年2月17日 10時00分)産直SNSのポケットマルシェが「東北応援プロジェクト」を始動 「3.11応援商品」の販売や、農家や漁師とつながれるライブコマースを開催

【ポケットマルシェについて】

ポケットマルシェ( https://poke-m.com/ )は、全国の農家・漁師から、直接やりとりをしながら旬の食べ物を買うことができるプラットフォーム。提供は2016年9月。現在、約7,700名(2023年7月時点)の農家・漁師が登録し、約15,000品の食べ物の出品と、その裏側にあるストーリーが提供されている。新型コロナウイルス感染拡大をきっかけに食への関心が高まり、ユーザ数は約13.2倍、注文数はピーク時に約20倍となり、約69万人の消費者が「生産者とつながる食」を楽しむ。

ポケマル公式Twitter:https://twitter.com/pocket_marche

ポケマル公式Instagram:https://www.instagram.com/pocket.marche/

【会社概要】

会社名: 株式会社雨風太陽

代表者名: 高橋博之

所在地: 岩手県花巻市大通一丁目1番43-2 花巻駅構内

東京オフィス: 東京都渋谷区千駄ヶ谷3-26-5 金子ビル3F

事業内容:

・生産者と消費者を直接繋ぐCtoCプラットフォーム「ポケットマルシェ」の企画・開発・運営

・寄附者と生産者が繋がるふるさと納税サイト「ポケマルふるさと納税」の企画・開発・運営

・食べもの付き情報誌「食べる通信(R)」の普及・多地域展開の促進、「東北食べる通信」の企画・運営

・親子向け地方留学プログラムの企画・実施

・生産者の販路拡大・地産品の認知向上・関係人口創出を目的とした自治体支援施策の企画・実施

・産直食材を活用したキャンペーンや福利厚生プラン等の企業向けプログラムの企画・実施

URL:https://ame-kaze-taiyo.jp/


タイトルとURLをコピーしました