20日、業界によると、GSは総合商社系列会社GSグローバルを通じて、デックスレボと戦略的パートナーシップを結び、グローバルフィラー市場の開拓に乗り出した。 GSグローバルとデックスレボはトルコ地域で1000万ドル(約127億ウォン)規模の液状PCL注射ゴウリ(GOURI)の流通販売契約を締結した。 さらに、欧州地域や中華圏などへの市場拡大を計画している。
GSは、デックスレボの技術力をグループバイオポートフォリオとシナジー効果を出せるという判断で、手を組んだものと分析される。 デックスレボの輪は、世界で初めて生分解性高分子物質ポリカプロラクトン(Polycaprolactone、PCL)を液状化したフィラーだ。 微粒子がなく注入後、顔全般に均等に広がり、コラーゲン形成を誘発する点が特徴だ。
さらに、フィラーがボツリヌストキシンと補完材であるうえ、同じエステポートフォリオという点も考慮したものと分析される。 デックスレボは昨年5月、液状ゴウリの欧州(CE)認証を獲得し、先に輸出の道を開いた。 GSはヒューゼルのボツリヌストキシングローバル進出を目標にしている。 デックスレボのフィラーとして確保した流通網は、今後ヒューゼルのトキシン事業にも活用できる。
業界関係者は「ヒューゼルはGSに買収される前からデックスレボの液状型高分子フィラーの国内独占販売権限を確保するなど友好関係を築いてきた」として「今後ボツリヌストキシン事業を拡張する時、フィラーを通じた上昇効果を期待しグループ会社が動く姿だ」と話した。
GSは今回のデックスレボとのパートナーシップの他にも、バイオ事業拡張のための大小の行動を示している。 GSグローバルは昨年、心電図検査機開発会社のエイティセンスと北米市場進出のための業務協約を締結した。 エイティセンスが市販した国内初の長期連続心電図検査機エイティパッチ(AT-Patch)を北米地域に輸出するという内容が要点だ。
この他にも買収合併(M&A)など新事業発掘を担当する持株会社GSの未来事業チームを通じて追加成長動力の確保に乗り出した。 未来事業チームはホ·ソホンチーム長が総括でクァク·ウォンチョル常務、ファン·ジェウン常務、ク·ジャヨン常務などが布陣している。 このように他のチームより役員が多い。 彼らのうち、複数の人員が追加的なバイオ投資先を物色することが分かった。
GS関係者は「デックスレボとの協業はグループ未来成長動力を確保するための色々な戦略の一つ」として「グループは今後も着実にバイオ部門を含む多様な領域で新事業を発掘する計画」と話した。
DEXLEBO(デックスレボ)HP : http://dexlevo.co.kr/