環境省(動物愛護管理室)へ違法業者の撲滅を要請

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3年間の経過措置を経て2023年6月1日から改正法が施行された「動物の愛護及び管理に関する法律(通称:動物愛護管理法)」について、動物取扱業界では犬猫に携わる業者に比べて、ヤギに関係する生産者や業者は無許可で取引をする違法業者が多く存在する。理由の1つとして、ペットである犬猫に対して、ヤギは家畜としての歴史が長く、ペットとしての地位が確立されていないことがあげられる。そのためヤギを家畜として取り扱う家畜業者や生産者は、販売するときはペットとして高く売り、ペット販売の許可(第一種動物取扱業)が求められる場面ではヤギは家畜として販売したと故意に違法な営業を繰り返している。このように無許可で違法営業するケースは「ヤギの販売」に限らず「ヤギの貸出・レンタル」そして「ヤギの展示(見る・触る)」でも横行しており、その悪質性は業界の恥であり闇深い点として環境省(動物愛護管理室)と現状を共有し、担当行政官より各地方自治体へ法令順守を徹底するよう要請した。

この度、業界を代表して要請した愛知ヤギ農場には、一般の方から業者を名指しした通報が多数届きます。

行政機関と連携して実態調査をすると、大半が違法業者であり、誤った飼育管理によって動物の命と権利が奪われています。

違法業者の摘発や撲滅はもちろんのことですが、一方で消費者が「買う、借りる、見る、触る」といった場合には、正しい業者を選ぶことが求められます。

近年では、地方自治体が無許可を見抜けずに違法行為が繰り返された事案( https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000091671.html )が起きています。

また、違法業者の貸出先には中核施設や大企業もありますが、その施設や企業が借りたヤギを今度は無許可で展示(見る・触る)をする違法の連鎖が発生していることも確認されており、問題の深刻さを感じます。

今後も行政機関と連携して包括的に取り組むことで不幸な動物を減らしていきたいと考えています。

 

▼違法業者から動物の命と権利を守るための署名にご協力ください
https://chng.it/jJHw4NGycf

<要請者>

愛知ヤギ農場

住所:家畜伝染病予防のため住所は公開しておりません

ホームページ: https://yagifarm.com

 

愛知ヤギ農場は、教育会社のMON株式会社(本社:東京都中央区銀座)が動物介在教育事業として経営するペットヤギ専門の牧場です。今まで家畜として扱われてきたヤギに対して、ペットヤギとしての新たな魅力や価値を発信し、正しい飼育管理を指導するペットヤギ業界を牽引するリーディング‐カンパニーです。

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