ロート製薬株式会社元取締役CHRO、高倉&Company合同会社共同代表の髙倉千春氏を顧問として招請

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一般社団法人プロティアン・キャリア協会 (東京都新宿区、代表理事:田中研之輔・有山徹、以下、「当協会」)は、ロート製薬株式会社元取締役CHRO、高倉&Company合同会社共同代表の髙倉千春氏を当協会の顧問に迎えたことをお知らせいたします。今回の招請により、当協会は髙倉氏の味の素やロート製薬株式会社での豊富な経験と知見を生かした戦略的な組織開発におけるキャリア支援の強化を図ってまいります。

  • 招請背景 

2023年6月13日に「女性版骨太の方針2023」(※)が閣議決定され、女性活躍推進にさらに注目が集まっています。

概要には「企業経営を担う女性リーダー研修の更なる充実、リスキリングによる能力向上支援、好事例の横展開など、女性の育成・登用を着実に進め、管理職、更には役員へと いう女性登用のパイプラインの構築に向けた取組の支援を行う。」と明記されており、女性がリーダーとなり活躍していくことを政府としても支援していく方針です。子育てや介護などライフステージの変化により、キャリアに影響が出やすい働く女性たちが世界でも羽ばたけるように、組織全体で戦略を立て支援していくことが必要です。

このたび当協会では、自律的なキャリア形成をさらに支援するために、戦略的な組織開発や人材育成に関する知見が豊富な髙倉千春氏を顧問に迎えました。髙倉氏は、味の素理事グローバル人事部長としてグローバル人事制度を構築、展開され、その後にロート製薬株式会社で取締役人財・WellBeing経営推進本部長および取締役CHROの役職を歴任し、現在は戦略アドバイザーとして活躍されています。女性ならではの視点だけではなく、老若男女を問わず一人ひとりが輝ける場をどのように創ることができるのか、戦略的な組織開発や人材育成に関する知見が豊富な髙倉千春氏にお力添えいただきます。

(※)男女共同参画局:女性版骨太の方針2023 (女性活躍・ 男女共同参画の重点方針2023) 概要
https://www.gender.go.jp/policy/sokushin/pdf/sokushin/jyuten2023_setsumei.pdf

  • ロート製薬元取締役(CHRO)、高倉&Company合同会社共同代表の髙倉 千春氏 コメント

人事、人財関係の施策推進に携わって四半期以上となりますが、これほど人事テーマが話題になった時代はありませんでした。将来に向けた経営戦略の中心的課題のひとつと言えます。

働き方改革、ジョブ型、人的資本経営とさまざまな取り組みが検討されていますが、いずれも各個人がどのようなキャリアを歩みたいか、また、キャリアを通じてどのような価値を社会に出していきたいかと言う個人のWillが重要になってきました。会社の持続的な進化も、今までのような決まった道筋では長続きせず、変化をとらえて挑戦する多様な個人の挑戦と知恵が不可欠です。

とはいえ、一人で今後のキャリアを考えることは容易ではなく、同じ思いの仲間との連携がこれからますます重要と考えます。このように、プロティアン・キャリア(キャリアオーナーシップ)の重要性が着目される時代となり、みなさんの学びへの好奇心と挑戦する意欲が新たな価値をつくり出す原動力になるように、協会のみなさんとともに貢献できたらと考えています。

<プロフィール>

1983 年農林水産省入省。

90 年フルブライト奨学生として 米ジョージタウン大学へ留学し、92 年に MBA 取得。

93 年から三和総合研究所にて組織再編、新規事業実施などにともなう組織構築、人材開発などに関するコンサルティングを担当する。

99 年よりファイザー人事部担当部長、2006 年ノバルティス・ファーマ人材組織部、

14 年より味の素理事グローバル人事部長としてグローバル人事制度を構築、展開

20年よりロート製薬取締役、22年同CHROに就任。

22 年より日本特殊陶業社外取締役 サステナビリティ委員長。

23年より三井住友海上火災保険・野村不動産ホールディングス社外取締役。

企業の将来の経営の方向性を見据えた戦略的な人事に取り組み、多様な次世代人材育成などを推進。

  • プロティアン・キャリア協会 代表理事 田中 研之輔 コメント

今回、プロティアン・キャリア協会の顧問として髙倉氏に就任いただくことで、より戦略的な組織開発のノウハウを多くの方に伝えることができると考えています。

「人的資本経営」を考える上で注目されているキーワードの1つが「ダイバーシティ&インクルージョン」です。多様な属性を持つ人材一人ひとりの力を最大限に発揮させる戦略を考えることは企業として重要な課題と私たちは捉えています。髙倉氏のグローバル人事制度の構築、次世代人材育成など多種多様なご経験を当協会の取り組みの中でぜひお力添えいただければと思います。

当協会は様々なバックグラウンド、文化、性別、性的指向、能力を持つ人々が組織内で包括的に受け入れられ、尊重される環境を創り出すことをキャリア支援の観点からも目指しています。その一環として、キャリア自律推進に向けた「認定者コミュニティ」運営をしております。

このような個人の主体的なキャリア開発が組織との関係性をより良くしていくでしょう。現代版プロティアン・キャリア理論を活用しながら、さらに多くの企業、そして個人に広めていきたいと考えています。

 <プロフィール>
 法政大学キャリアデザイン学部教授/当協会代表理事
 一橋大学大学院社会学研究科博士課程を経て、UC. Berkeley元客員研究員 University of Melbourne元客員研究員 日本学術振興会特別研究員SPD 東京大学/博士:社会学。大学と企業をつなぐ連携プロジェクトを数多く手がける。専門はキャリア論、組織論。社外取締役・社外顧問を33社歴任。個人投資家。著書31冊。主な著書に『プロティアン―70歳まで第一線で働き続ける最強のキャリア資本論』『キャリアの悩みを解決する13のシンプルな方法 Career Workout』がある。

  • 【個人向け】プロティアン基礎講座・検定

 <概要>
 プロティアンキャリア検定は、自身・他者のキャリア開発に活かせる、変化する新時代のための認定資格です。企業にすべてを任せるのではなく、個人が自律的に考えながら組織やその他すべての環境を生かすキャリアを築くことが急務になりました。プロティアン・キャリア検定資格を取得すれば、変化する新時代に対応したキャリア開発の手法を身につけることができます。ぜひこの機会にご応募ください。
 
 <第12回プロティアン基礎講座・検定>申し込み〆切 7月10日(月)
 ■講座:2023/7/15(土)10:00-17:00 ¥49,500(税込)
 ■検定:2023/8/5(土)10:00-11:15 ¥22,000(税込) ※合格発表8月1日(火)
 《申込》https://protean-career.or.jp/license/basic-examination-lp

  • 当協会概要

 正式名称:一般社団法人プロティアン・キャリア協会
 所在地:東京都新宿区西新宿3-2-9新宿ワシントンホテルビル本館2F
 事業概要:個人の主体的なキャリア開発と組織と個人のより良き関係創出の支援
 代表理事:田中 研之輔(法政大学キャリアデザイン学部 教授)/有山 徹 (4designs株式会社 代表取締役CEO)
 設立年月:2020年3月
 協会WEBサイト:https://protean-career.or.jp/
 メディア「Protean」:https://protean-career.or.jp/column/
 Facebook:https://www.facebook.com/protean.fb
 Linkdln:https://www.linkedin.com/company/72986319/admin/
 お問い合わせ先:info@protean-career.or.jp
  

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