アジア学院に託してください、皆様の開発途上国への想いを!世界の農村リーダー渡航費クラウドファンディング【7月1日より受付開始】

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 アジア学院は日本唯一《ダイバーシティ 多様性》× 《リジェネラティブ 環境再生》×《ジェンダーエクイティ 男女公正》を実現している、那須塩原市にある世界の農村リーダーのための小さな学校です。
 アジア・アフリカ・中南米・太平洋地域で活動するNGO・行政・教会などの各種団体から次の世代を担うリーダーたちが送られてきて、リーダーシップ研修を行います。
 ひとりでも多くの学生に学院での学びの機会が与えられるように支援を募るため、アジア学院はクラウドファンディングプラットフォームCampFireでページの限定公開を始めました。

アジア学院はクラウドファンディングプラットフォームCampFireでページの限定公開を始めました。

アジア学院に託してください!皆様の開発途上国への想いを!
日本唯一《ダイバーシティ 多様性》× 《リジェネラティブ 環境再生》×《ジェンダーエクイティ 男女公正》を実現している那須塩原市にある世界の農村のための小さな学校。

アジア学院ってどんな学校?

 栃木県那須塩原市にある「学校法人アジア学院」は、アジア、アフリカ、中南米など開発途上国の、農村で働く「指導者」のための学校です。

 世界には貧困や差別、ジェンダー格差、環境破壊、紛争、価値観の変化など解決すべきたくさんの課題があります。それらは「持続可能な未来」の行く手をはばんでいます。日本を含む世界各国に共通するこれらの課題は、開発途上国の、特に農村地域で、最も困難な状況にあります。

 アジア学院は50年前の1973年、これらの諸課問題に立ち向かい、特に深刻だった飢餓、貧困などを抱える農村の諸課題を解決し、希望の星となる草の根のリーダーを育てるため、「共に生きるために」をモットーに開学した、「小さな学校」です。毎年10数か国から20~30人の学生を受け入れてきました。

「小さな」というのには理由があります。運営が国内外からの個人、団体からの寄付金だけで行っていることです。学生たちは9か月間の研修中、寮生活を送りながら、教室で研修を受け、職員、ボランティアと共に約2haの農地を耕し、養豚、養鶏、養魚に汗を流しています。日々の食事も、収穫した農畜産物がほとんどで、自給率は90%超。このような学校は、世界でも類を見ません。2011年の東日本大震災の大きな被害を受けましたが、それまでの40年の取り組みが、高く評価されて、国内外から寄付が寄せられ、立ち直りつつあります。こんな小さな学校は、発展途上国から、入学を希望する学生が多く、50年間の卒業生は、62か国1,399人にもなりました。

しかし、これからの50年に向けて、まだまだ課題がたくさんあります。最初に掲げた世界の諸課題は、発展途上国では、できるだけ早く対応しなければいけません。そのために、アジア学院の「使命」は、まだまだ続きます。皆さまにアジア学院の取り組みについて、知っていただき、温かい支援をいただきたいと思います。

アジア学院が実現する価値

《ダイバーシティ・多様性》アジア学院では、世界の農村から来る学生、毎年約15ヶ国から多種多様な人種と民族の若者が学生として集まります。毎年の学生数は約30名、みな敷地内の寮で暮らしながら、職員やボランティアとともにひとつのコミュニティを形成しています。学生たちは、毎日がカルチャーショックの連続であるとともに、ひとつの共同体を持続させるために遥か遠い国々から来た友人たちと共に学びます。背景が異なる個人により形成されるコミュニティで得られる多角的な視点、互いの心地よい環境づくりに配慮しながら互いの多様性を認め合うことは、世界の農村が抱える問題解決のために必要不可欠です。

《リジェネラティブ・環境再生》アジア学院では、学生達が、約2ヘクタールの農地で自分達が食べる野菜や作物を育て、豚や鶏、山羊を飼育しています。農作物の肥料も自分達でつくっています。キャンパス内での自給率は96%です。最近ではバイオマスや太陽光を活用したエネルギー自給に取り組んでいます。学生たちはサステイナブルで自給自足な生活のあり方を実践の中で学んでいます。

《ジェンダーエクイティ・男女公正》開発途上国、特に農村地帯には、今でもジェンダー間での格差や差別が根強く残っている場所が少なくありません。ジェンダー間の格差を是正し、特に女性がコミュニティの意思決定に参加することは、持続可能な社会形成のために必要不可欠です。アジア学院はジェンダーの格差なくサーバントリーダーシップの実践を学ぶ場です。

アジア学院が実現したいこと、ご支援いただきたいこと

アジア学院は世界の農村のための学校です。開発途上国の農村地域から来る学生が、日本に来るための渡航費や学費、滞在費を自ら捻出することは困難です。アジア学院は、学生達の学費、渡航費、日本滞在中の諸費用を負担しています。近年の燃料価格高騰や円安の影響を受け、渡航費負担も急増しています。このままではこれまでの活動を維持することが困難になっています。いままで50年間活動を続けてこられたのは他ならぬサポーターの皆様の支援によるものです。いま、創立50年という節目を迎えるにあたり、ひとりでも多くの学生を受け入れられる様、クラウドファンディング、50周年記念募金など多くの形でご支援をお願いしています。

FujiRock ’23出展について

 毎年苗場スキー場で開催される野外フェスティバル「フジロック」ではNGO/NPOが自分達の社会活動を発信する「NGO Village」が同時開催されています。アジア学院は今年もここに出展させていただきます。今年のNGO Villageのテーマは“Think Globally Act Locally”です。アジア学院で実践している《ダイバーシティ》× 《リジェネラティブ》×《ジェンダーエクイティ》や有機農業で自給自足を叶える試行錯誤をする大切さを”Think Globally Act Locally”のテーマを通してお伝えしたいと思っています。

NGO VILLAGE(NGOヴィレッジ) / FUJI ROCK FESTIVAL

具体的な資金の使い道

 資金の使い道は、来年以降の学生の渡航費にあてさせていただきます。学院は年間約30名の学生を世界各地から受け入れるにあたってその渡航費を負担しています。2020年以前の渡航費負担は総額約400万円でしたが、近年の燃料費高騰等の影響を受け、2022年度に600万円、2023年度に約800万と2倍以上にも膨れ上がっています。 

アフリカからの学生の渡航費は、ひとりあたり約30~40万円

アジア諸国からの学生の渡航費は、ひとりあたり約20~30万円

中南米からの学生の渡航費は、ひとりあたり約30万円~40万円

ひとりでも多くの学生に学院での学びの機会が与えられますよう皆さまのご支援ご協力をお願いいたします。

実施スケジュール

6月15日(木) 《アジア学院50周年》クラウドファンディングプロジェクトの限定公開

7月1日(土) 《アジア学院50周年》クラウドファンディングプロジェクトの公開 (寄付開始)

7月21日(金) プロジェクト〆切

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