農業残渣を原材料としたバイオマス由来の素材開発に取り組む ジカンテクノ株式会社に投資を実行

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フューチャーベンチャーキャピタル株式会社(本社:京都市中京区、代表取締役社長:伊藤 洋一、以下「FVC」)は、 京都信用金庫及び株式会社京信ソーシャルキャピタル(以下「京信ソーシャルキャピタル」)と共同で設立した「京信イノベーションC2号投資事業有限責任組合」(以下「京信イノベーションC2号ファンド」)より、もみ殻などの農業残渣を原材料としたバイオマス由来の素材開発に取り組むジカンテクノ株式会社(本社:大阪市福島区、代表取締役:木下 貴博、以下「ジカンテクノ」)に投資を実行しましたことをお知らせいたします。

◆投資先企業について

 同社はもみ殻などの農業残渣を原材料としたバイオマス由来の素材開発に取り組む企業です。コメ農家では毎年大量に発生するもみ殻の処理がコスト要因となり、農業経営を圧迫する要因の一つとなっています。同社ではこれらの農業残渣を原料にしてCO2の排出量が実質ゼロカウントされるシリカなどの素材を抽出する技術を有しています。

 そのシリカの活性面においては、化粧品に含まれるプラスチックの微粒子であるマイクロビーズの代替が期待されています。植物由来のシリカは人体への悪影響が少なく、海洋プラスチック問題の原因発生を抑制することが出来ます。同社の技術は脱炭素社会の実現と海洋汚染問題の解決に資するものとして期待されています。

商   号 ジカンテクノ株式会社

代表取締役 木下 貴博

本社所在地 大阪市福島区六丁目12番16号4階

設 立 日 2016年1月

U  R  L    https://jikantechno.com/

◆京信イノベーションC2号ファンドについて

京信イノベーションC2号ファンドは、2018年8月に設立した「イノベーションCファンド」の後継ファンドとして、2021年9月に京都信用金庫、京信ソーシャルキャピタル及び FVCが共同で設立したファンドです。京都信用金庫営業エリア内で独創的な技術、サービスやビジネスモデルで地域経済の活性化に資するベンチャー企業はもちろん、今回新たに”事業承継”を投資テーマに加え幅広く地域経済の活性化に資する事業者を支援していきます。

◆フューチャーベンチャーキャピタル株式会社(FVC)について

京都に本社を置く独立系ベンチャーキャピタル。地域のベンチャー企業を支援するための「地方創生ファンド」と事業会社のオープンイノベーションを促進するための「CVCファンド」、地域を問わず有望なベンチャー企業に投資を行う「ゼネラルファンド」に取り組んでいます。また、資金を投入するだけでなく、長期的な事業継続に向け、事業育成、人材育成、事業コンサルティングなどの支援を行っています。

商     号 フューチャーベンチャーキャピタル株式会社

代表取締役社長 伊藤 洋一

本  社  所 在 地 京都市中京区烏丸通錦小路上ル手洗水町659番地 烏丸中央ビル

証  券  コ ー ド 8462 東証スタンダード

U      R      L https://www.fvc.co.jp/

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