■調査結果
【導入状況と使い方】
ホワイトカラーで生成AIの認知者に、勤務先の生成AI導入状況を確認した。「会社での導入なし、個人的にも使用していない」が42%と最も多く、部署間だけの利用も含め「勤務先で導入している」は29%、「個人的にのみ使用」が28%であった。<図1>
生成AIの使い方は、「検索エンジンの代わり」「純粋な趣味や楽しみ」「文章・コード・デザインを考えてもらう」「アイデアや企画を考えるための話し相手」「要約したり可視化するため」がTOP5。ビジネスシーンで有効活用している人もいるが、お試し程度の利用者も少なくはないと見受けられる。<図2>
【イメージ・仕事への影響と不安度】
生成AIのイメージは、「事実と偽情報が入り混じっている」「まだ精度が低いもの」「将来は日常の一部になる」「人間の思考を補完」「省人化につながる」などが上位であるものの、これといった強いイメージはまだ持たれていない。<図3>
生成AIにより自分の仕事への影響度合いを7段階で聴取した。「やや影響がある」が31%と最も多く、「とても影響がある~やや影響がある」割合は66%であった。<図4>
将来への不安度は”不安を感じる”が40%、”不安を感じない”は30%と、不安を感じる人の方が10pt多い。<図5>
【利用意向】
自身の仕事の中で生成AIを利用したいかを7段階で聴いたところ、”使いたい”は54%と半数を超えた。<図6>
非利用意向者(どちらともいえない~まったく使いたくない)に対し、どのようになれば生成AIを”使ってもよいと思える”かを確認した。「使い方をきちんと監視・監査できる仕組みが整ったら」「事実と偽情報を峻別できるようになったら」「データプライバシー・情報漏洩に関する規制ができたら」が22%と上位であり、生成AIを使う際の安全性の担保を望む声があがった。<図7>
■レポート項目一覧
□ 属性設問
(性年代/未既婚/子ども有無/職業/職種/仕事で最も時間を使う作業/テレワーク頻度/業種/勤務企業規模/個人年収/IT関連スキル)
□ 調査結果サマリー
▼調査結果 利用実態
□ 生成AI各サービスの認知・利用構成
□ 勤務先会社における生成AIの導入状況
□ 自分の業務における生成AIの利用状況/利用場所
□ 生成AIの使い方
▼調査結果 意識
□ 仕事における生成AIの利用意向
□ どのようになれば生成AIを使いたいと思うか
□ 生成AIに対するイメージ
□ 生成AIによって自分の仕事に影響が出ると思うか
□ 生成AIによって感じている将来への不安
□ 生成AIに任せたい仕事
□ 生成AIに各仕事を任せた場合の信用度
□ 生成AIに各仕事を任せたい理由
□ 生成AIを導入するにあたって必要と考えるルール
□ 生成AIの登場によって行動したくなったこと
□ 生成AIの登場による子どもの将来への影響/子どもにしてあげたいこと・子ども自身にしてほしいこと(自由回答抜粋)
□ 生成AIの登場によって実現する/してほしい未来(自由回答抜粋)
◆レポートのダウンロードはこちらから
https://www.cross-m.co.jp/report/it/20230608AI/
■調査概要
調査手法 :インターネットリサーチ
調査地域 :全国47都道府県
調査対象 :20~69歳の男女
スクリーニング調査 フルタイム有職者
本調査 ホワイトカラー・生成AI認知者
調査期間 :2023年5月12日(金)~5月15日(月)
有効回答数:スクリーニング調査 7,532サンプル
本調査 1,345サンプル
※調査結果は、端数処理のため構成比が100%にならない場合があります
■会社概要
会社名 : 株式会社クロス・マーケティング https://www.cross-m.co.jp/
所在地 : 東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー24F
設 立 : 2003年4月1日
代表者 : 代表取締役社長兼CEO 五十嵐 幹
事業内容: マーケティングリサーチ事業、マーケティング・リサーチに関わるコンサルテーション
◆本件に関する報道関係からのお問い合わせ先◆
広報担当 : マーケティング部 TEL : 03-6859-1192 FAX : 03-6859-2275
E-mail : pr-cm@cross-m.co.jp
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