■本リリース発行の背景
大規模言語モデル(LLM:Large Language Models)とは、大量のテキストデータを使ってトレーニングされた自然言語処理のモデルです。2022年11月に発表され大きな話題となった「ChatGPT」も、2022年初頭にトレーニングした「GPT-3.5シリーズ」を対話向けにファインチューニングしたものであり、大規模言語モデルの応用例の一つです。
米国同様、日本でも今後アプリケーションレイヤーのGenerative AIスタートアップが多数勃興することが予測されます。アプリケーションレイヤーのGenerative AIスタートアップにとっては、LLMの最新トレンドを把握し、どのLLMをどのように活用するかを思考することが、サービスを設計する上で1つの重要な要素になります。
一方、米国を中心に様々なLLMが開発され、それに追随する形で中国や欧州、日本でも各社・各研究機関が独自のLLMの開発を発表するなど、LLMの開発競争は各地で激化しており、そのトレンドを網羅的に把握することが困難な現状があります。
このような直近の動向を踏まえて、LLMの主要プレイヤーをまとめた「大規模言語モデル(LLM)カオスマップ」2023年度6月版を発行させていただく運びとなりました。現時点では各LLMの「特徴」「パラメーター数」「API」等が非公開のものも多く、取り急ぎ国別のカオスマップという形式を取りましたが、今後公開情報が増えたタイミングでは、それらを加味したカオスマップを作成予定です。
■LLMカオスマップ&制作元リストのダウンロード
「LLMカオスマップ」「カオスマップの制作にあたって参照したリストのデータ」は無料で公開させていただきます。添付のアンケートにご回答いただいた方に資料格納先をお送りしますので、ご希望の方は下記のアンケートへご回答ください(1分程度でご回答いただけます)。
■今後について
Generative AIについての知見を深められるようなイベントの実施・情報の発信を継続する予定です。
先日設立を発表したGAIファンドでも、GenerativeAIスタートアップ各社との交流会や、AIモデルセット・特化型LLMのビジネスモデルなどについての勉強会を行うコミュニティを組成中です。
また、起業家・起業準備中の方向けに、資金調達のご相談やGenerative AI領域の事業の壁打ち等も積極的に承っております。
ANOBAKAはまだプロダクトやサービスがないフェーズでの投資も得意としておりますので、Generative AI領域で起業をお考えの方は是非お気軽にHPよりお問い合わせください。
■掲載したロゴ・名称・分類について
掲載されている会社名および商品・サービス名・ロゴマーク等は、各社の商標または各権利者の登録商標です。
本調査はANOBAKAの独自調査のため、網羅性・正確性を保証するものではありません。
掲載に問題がある場合や、次回更新時に掲載をご希望される場合は、お手数ですが以下のメールアドレスにご連絡ください。
お問い合わせ先:info@anobaka.jp
■株式会社ANOBAKAについて
“Empowering Mad Dreams”をビジョンとしてシード期のスタートアップを対象としたベンチャーキャピタルのファンドを運営。「チャレンジ」を至高の概念とし、起業家に勇気を与え、夢を実現させるプロフェッショナルファーム。
■会社概要
所在地: 東京都渋谷区道玄坂1−16−6 二葉ビル3階
設立:2015年10月21日
代表者: 代表取締役 長野泰和
■本件に関するお問合せ先
株式会社ANOBAKA 投資担当:info@anobaka.jp