脱炭素技術への投資を目的とした新会社「MOL Switch」を米国に設立

この記事は約2分で読めます。
株式会社商船三井(社長:橋本 剛、本社:東京都港区、以下「当社」)は、エネルギー分野において脱炭素技術を持つスタートアップ企業への投資を目的とした新会社「MOL Switch LLC」(当社100%間接出資米国法人、読み:エム・オー・エル・スウィッチ、以下「MOL Switch」)を設立しました。今後3年間で総額1億ドルの投資を行います。

「MOL Switch」は、エネルギー問題の解決や当社グループおよび社会の脱炭素に資する技術やビジネスを開発するスタートアップ企業への投資を通じ、イノベーションへのアクセス、新たなネットワークの構築、事業機会の探索、人的資本の拡充を目指します。次世代クリーンエネルギー関連技術、炭素除去技術、蓄電池などのClimate Tech(註)分野に重点的に投資していきます。

当社は経営計画「BLUE ACTION 2035」( https://www.mol.co.jp/ir/management/plan/pdf/blueaction2035.pdf ) で環境戦略を主要戦略の一つとして位置付け、「商船三井グループ環境ビジョン2.2」(  https://www.mol.co.jp/sustainability/environment/vision/pdf/vision22/mol_group_environmental_vision_2.2.pdf ) において2050年までにグループ全体でのネットゼロ・エミッション達成を目標に定めています。MOL Switchが行う投資活動によって、スタートアップ企業が持つ斬新なアイデアやテクノロジーと当社がもつリソースを掛け合わせ新たな付加価値を創造し、当社グループのみならず社会全体の脱炭素の実現を目指します。

(註) Climate Techとは、温室効果ガス排出量削減や気候変動対策を目的とする技術を指す。

タイトルとURLをコピーしました