一ノ蔵 売上金全額寄付 ~東日本大震災復興支援プロジェクト~未来へつなぐバトン醸造発酵で子どもたちを救おうプロジェクト「一ノ蔵特別純米原酒3.11未来へつなぐバトン」寄付贈呈

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2023年2月に発売した「一ノ蔵特別純米原酒3.11未来へつなぐバトン」の出荷完了を受け、弊社売上金を全額寄付いたしました。
2023年の寄付額は6,885,044円で、12年間分の累計額が79,995,441円となりました。

 株式会社一ノ蔵(宮城県大崎市松山 代表取締役社長 鈴木 整)は、本年2月15日に発売した「一ノ蔵特別純米原酒3.11未来へつなぐバトン」の出荷完了を受け、5月25日に公益社団法人ハタチ基金へ全額寄付させていただきましたことをお知らせいたします。

  地元大崎市松山町酒米研究会が丹精込めて栽培した環境保全米蔵の華で醸したタンク1本分のお酒を販売し、その売上金を全額寄付いたします。本年の弊社売上額6,885,044円となり、本年寄付分を含めて12年間分の累計79,995,441円を贈呈させていただくことが出来ました。本企画の趣旨にご賛同いただいた全国の酒販店様、消費者の皆様にこの場をお借りして厚く御礼申し上げます。 
 
  本年の寄付贈呈式では、公益社団法人ハタチ基金 代表理事 今村久美さんにご参列いただき、活動の報告と被災当時から現在までの12年間の歩み、これからの希望についてお話を頂きました。 

(寄付贈呈式の模様はこちらからご覧ください https://youtu.be/2XcVBfeKWbM

代表理事 今村さん代表理事 今村さん

また、代表理事の今村さんより、「震災当時12歳だった子が、お給料から寄付をし、次の世代の子どもを支える側に回ってくれるようになりました。3.11の震災の記憶をはっきりと持たない子どもたちも、東北には少しずつ増えてきました。ハタチ基金はそうした子どもたちが成人するまで寄り添い、励まし支えていく存在でありたいと願っています。」と感謝状を贈呈いただきました。

 
 2011年に0歳だったお子さんが20歳を迎えるまで、弊社はこの活動により今後も継続して支援を行って参ります。

2023年寄付贈呈式の様子。写真左:弊社代表取締役社長・鈴木整、右:公益社団法人ハタチ基金代表理事・今村さん
 

頂戴した感謝状を下記に御紹介いたします。

 感謝状

ハタチ基金を通じて、東北の子どもたちに多大なるご支援をいただき、誠にありがとうございます。

3.11から12年。あの日13歳だった少女は、働きながら2人の息子を育てるたくましい母になりました。彼女が「ほんの少しだけど」とお給料から寄付をしてくれたこと、“次の世代の子どもを支える側”に回ってくれたことが忘れられません。

震災当時はまだ生まれたばかりで、3.11の震災の記憶をはっきりと持たない子どもたちも、東北には少しずつ増えてきました。ハタチ基金はそうした子どもたちが成人するまで寄り添い、励まし支えていく存在でもありたいと願っています。

誰かの支えがあるからこそ、“次の世代に支えられる”人が、地域で育っていくのだと、私たちは実感しています。

大切なご寄付は、そのような子どもたちが東北の地において巣立っていけるよう、大切に使うことをお約束します。

大きなお力添えに感謝の意を表します。

 

令和5年5月25日

公益社団法人ハタチ基金

代表理事 今村久美

<商品説明>
 商品名 一ノ蔵特別純米原酒3.11未来へつなぐバトン
 原材料名 米(宮城県産)、米こうじ(宮城県産米)
 精米歩合 60% 原料米 蔵の華100%(松山町酒米研究会産、環境保全米)
 アルコール分(ALC) 17%
 https://ichinokura.co.jp/news/6518
 ハタチ基金活動内容(ハタチ基金HP)
 https://www.hatachikikin.com/
 ※ 本年の出荷は終了しております。2024年の出荷は2月中旬を予定しております。

※~東日本大震災復興支援プロジェクト~未来へつなぐバトン醸造発酵で子どもたちを救おうプロジェクト発足について
 本社蔵のある大崎市は2011年3月11日東日本大震災では震度6強、4月7日 最大余震では震度6弱と未曾有の大震災に遭遇しました。震災直後は酒造り の見通しも立たず、社員全員が不安を抱いていた中、宮城県内外から物心両 面での温かいご支援を賜りました。これを心の支えとして、弊社は早い時点から 前へ一歩を踏み出すことが出来ました。
 皆様から賜ったご恩に少しでも報いたい、被災した者同志が共に手を取り、助け合いながら前に踏み出していきたいという想いから、社内議論を重ねました。その当時、都市、産業の復旧・復興は報道により話題に上がっていたものの、被災された子どもたちが生活・進学など将来へ大きな不安を抱えている切実な問題があることを被災現場で知りました。
 そこで賜ったご恩をバトンに見立て、次の世代へ送るご恩送りのカタチと捉えて、本業である醸造発酵による支援プロジェクト「未来へつなぐバトン 醸造発酵で子どもたちを救おうプロジェクト 」を2011年12月に発足しました。
  その活動の柱を担うのが、一ノ蔵特別純米原酒3.11未来へつなぐバトンの発売とその弊社売上金全額を公益社団法人ハタチ基金へ寄付する活動です。
  
 ※一ノ蔵特別純米原酒3.11未来へつなぐバトンとは?
 毎年、地元松山町酒米研究会が丹精込めて栽培した環境保全米蔵の華タンク1本分のお酒を販売し、その弊社売上金を全額寄付しています。

お問合せ
 株式会社一ノ蔵
 987-1393 宮城県大崎市松山千石字大欅14番地
 電話0229-55-3322(代)
 営業時間 平日9:00~17:00
 URL https://ichinokura.co.jp/
 
 ・飲酒は20歳になってから・飲酒運転は法律で禁止されています
 ・妊娠中や授乳期の飲酒は、胎児・乳児の発育に悪影響を与える恐れがあります

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